戦後落語史
吉川潮(著)
/新潮新書
作品情報
その時、円生が怒り、談志と志ん朝は動き、円楽は耐えた……。落語界最大の抗争、落語協会分裂騒動とは何だったのか。志ん生、円生の復帰、ラジオ、テレビによる人気の沸騰、立川談志一門の協会脱退、寄席の衰退と復活。落語史に残る大事件から、時代を象徴する噺家の栄枯盛衰まで。四十年以上、「東京」の落語を見続けてきた演芸評論の第一人者による戦後落語史。現在の落語界が見えてくる格好の入門書。
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商品情報
- シリーズ
- 戦後落語史
- 著者
- 吉川潮
- 出版社
- 新潮社
- 掲載誌・レーベル
- 新潮新書
- 書籍発売日
- 2009.12.17
- Reader Store発売日
- 2012.06.29
- ファイルサイズ
- 1.9MB
- ページ数
- 207ページ
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この作品のレビュー
平均 3.8 (6件のレビュー)
-
[ 内容 ]
その時、円生が怒り、談志と志ん朝は動き、円楽は耐えた…。
落語界最大の抗争、落語協会分裂騒動とは何だったのか。
志ん生、円生の復帰、ラジオ、テレビによる人気の沸騰、立川談志一門の協会脱退…、寄席の衰退と復活。
落語史に残る大事件から、時代を象徴する噺家の栄枯盛衰まで。
四十年以上、「東京」の落語を見続けてきた演芸評論の第一人者による戦後落語史。
現在の落語界が見えてくる格好の入門書。
[ 目次 ]
第1章 昭和二十年代
第2章 昭和三十年代
第3章 昭和四十年代
第4章 昭和五十年代
第5章 昭和六十年代
第6章 平成元年~十年
第7章 平成十一年~二十年
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]続きを読む投稿日:2011.05.22
戦後の落語史について書かれたもので、正直に言うとほぼ知っていることばかりであまり期待はしていませんでした。(一時期、この手の本をよく読んだんです。10年以上前だったか)
特に期待をせずに読んだせいか…、割と面白く読めました。こういう本とか「モダン・ジャズの名演名盤」とかの本は、判っているからスラスラ読めるし、やっぱり好きだから判っていてもニヤニヤ楽しめちゃうんですね。
ただこの本は、最近出た本だったので。
三笑亭可楽さんとか、文楽円生志ん生から、協会分裂事件前後~小さん政権、志ん朝談志時代...という流れが、ちゃんと2010年代現在に繋がっている感じが読み取れて、それは特に面白かったです。
まあ、流れとか流派とか、意味合いとかが繋がっているかどうかは解釈によるんですが、時間が繋がっていることだけは確かですから。
僕自身は、寄席やホール落語のライブに通ったのは、悔しいことに「志ん朝死去の直後」です。
(もっと正直に言うと直前だったのですが、「志ん朝もいつか行こう」と思っていたら死んでしまった...)
今でも音源で聴く分には圧倒的に「志ん朝派」なんですが、ライブで笑えたり感動できる落語、と言う意味では(関西に行ったりしてここ数年遠ざかっていますが)、現在は「柳家小三治別格、笑福亭鶴瓶、春風亭小朝、柳家喬太郎、春風亭昇太、立川志の輔、立川談春」あたりの時代だと思っています。
無論、そこに柳家三三や昔々亭桃太郎や古今亭菊之丞、桃月庵白酒、三遊亭円丈、三遊亭歌武蔵、SWAメンバー、志らく筆頭に立川流...といった老若個性がしのぎを削っている訳ですが。そのあたりを目安に定席に行ってみれば、大きな外れはないでしょう。(人気者は定席なんて年に1度だったりもしますけれど)
それにつけても、笑点は笑点で大いに結構素敵なんですが、あのメンバーで落語を聞いて普通に爆笑できるのは、昇太さんとたい平さんくらいなのでは...。
その現実を知るところから落語の愉しみがはじまるんだろうなあ...続きを読む投稿日:2017.10.01
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