ライトノベル
ROOM NO.1301
シリーズ内の平均評価:
(28)
完結
便利な購入方法
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冴子が倒れた--病院に駆けつける健一。綾と刻也は何も言わないが、冴子は助からないと覚悟している様子にも見えた。「大丈夫ですよね?」健一は声を荒らげるが。幽霊マンションの面々、そして健一はどうする?
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佳奈への告白で傷ついた日奈は、エッチすれば自分が女だと納得できると健一に泣きつく。友情を誓った健一は彼女を慰めようとするのだが・・・・・・。そして以前のままではいられない二人同様、冴子にも変化が起きていた。
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シーナ&バケッツとしてTVに出演、収録に疲れて帰ってきた次の日の朝。冴子は帰ってきた時は元気がなかったのに、昨晩は一段と激しかった・・・・・・なんて話を健一にして、彼を赤面させる。健一の恋と成長の物語第九弾!
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アルバイトを始めてあまり姿を現さなくなった冴子を心配する健一とシーナ。シーナは相変わらずあることないこと妄想を膨らませ始めるのだが。13階の住人たちが選ぶそれぞれの未来とは? 絶好調長編第八弾!
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13階での日々を過ごす健一の元に、ある日謎の小包が届く。あけると中には姉、ホタルから携帯電話と彼女の携帯電話番号。両親に二人の関係を咎められてから連絡を取っていなかった健一は、思い切って電話を手にする―
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健一は絆というものについて考える。夜の坂道。酔っぱらった日奈を背中に抱えながら、かすかに伝わるぬくもりについて考える。それは今という時間をともに生きる、二人をつないでいる証のような気がする。背中の日奈は、佳奈への思いを語る。「でも・・・・・・好きなんです。特別なんです」健一は思う。好きという気持ちについて。綾との関係。冴子との日常。千夜子との一夏。そして姉との別離。その全ての中に絆があり、好きという気持ちがあったような・・・・・・そして、もしかしたらなかったような。始まった二学期。双子の姉妹佳奈と日奈に振り回されながら、その時は刻々と近づいてくる。健一のもとに送られてくるある荷物は、新たなる出会いと別れを彼に告げる・・・・・・。時に可笑しく、時に切ない健一の恋愛を探求する物語、第六弾!
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健一はベッドの上で涙を流した。「うう・・・」――なんで、こんなことになったんだろう。もう一度、思い返す。綾との時も同じように自分は泣いていた。千夜子の真剣な告白の後にそんなことになってしまったことを悔いていた。そういえば、冴子の時はどうだっただろうか? 姉のホタルの時は? 自分は、これからどこに向かって進んでいくのだろう? 普通の高校生・健一は、いきがかり上、シーナ&バケッツというユニットでハーモニカを担当することに。彼は謎の少女・シーナとともに、街でちょっと有名なストリートミュージシャンになっていく・・・・・・。そして近づく夏祭り。ロックのビートと祭りの熱にのみ込まれるように、うなされるように。健一の夏休みはさらに混沌としていく。時に可笑しく、時に切なく描かれる健一の恋愛を探求する物語、第五弾!
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夏は、まだつづいていた。終わらない、ぎらぎらとした日差しが健一を照らし続ける。陽炎が立ち上る道は、どこか現実ではないような、白昼夢のようなけだるい感覚を起こさせる。こころが、どこかに行ってしまった――。そしてホタルも――。健一は、思った。それは、自分の所為かもしれなかった。ホタルと健一は、お互いを求め合った。ただ、本能の赴くままに。好きという自分たちのこころに、素直に従っただけだった。だが、それは、二人の別離へとつながっていく。少しずつ変化していく健一の日常。そして新たにシーナと名乗るマンションの鍵の所有者が現れる・・・・・・。時に可笑しく時に切なく描かれる、恋と愛との間で揺れ動く健一の物語、第四弾!
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海に行きたいと言い出したのは、彼女の方だった。お弁当を作ってくるから食べてくださいねと言ったのも彼女だ。そういえば、つき合ってくださいと言われたのも彼女の方からだったかも。あれ!? これで、い、い、のかな? 健一は、思った。クラスメイトの大海千夜子と初々しく過ごす夏休み。ぎこちない距離感で揺れる彼と彼女の関係は、行きつ戻りつだった――。が。存在しないマンションの13階に住むHをしないと眠れない少女・冴子との関係は、非常に気持ちいいかんじだったり。芸術家の不思議少女・綾は、独自の方向性にぶっ飛びはじめたり。ますます健一の恋や愛への疑問は深まっていく。普通の17歳健一のややこしくなる日常を淡々と描く、少し切なく可笑しな探求の物語、第三弾!
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健一は考える。ぼくは、どうすればいいんだろう。「・・・・・・わたし、しないと眠れないの」目の前の女性、冴子は言った。いったい、ぼくはどうすればいいんだろう。それは、たぶん自分が恋愛にむいていないから。いや、そもそも恋愛が何かなんて自分にはとうてい理解できないから、そんな気がする。でも、でも目の前にいる女性を泣かせるのはよくないことだと、なんとなく思う。普通の高校生・健一はクラスメイトの千夜子とプラトニックな関係を続けながら、不可思議なマンションの13階で奇妙な同居人たちとの共同生活を始める。感情を表に出さない男、刻也。一般的な感覚が欠落した芸術家、綾。そして、隣に男性がいないと落ち着かない冴子。恋という謎の答えに向かって、健一は着実に一歩一歩進んでいく・・・・・・の、か? 甘く、可笑しく、切ない健一の探求の物語第二弾!
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健一は思う。恋って何だろう。好きって、どういうことなんだろう? それは、たぶん遠くて近い答え。掴めそうでなかなか、掴むことができない。僕たちは、だからこそ進んでいく・・・・・・。普通の高校生・健一は、ある日、クラスメイトの千夜子に呼び出される。彼女からの突然の告白。さしてモテるとも思っていなかった彼の目の前に普通の高校生らしい恋愛への道が拡がる――かに思えた。が、綾という謎の女性を道で拾ったことにより、不可思議なマンションでの健一の生活がはじまる!? 甘く、可笑しく、切ない健一の愛の探求の物語。
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