なぜアップルの時価総額はソニーの8倍になったのか?
長谷川正人(著)
/東洋経済新報社
作品情報
トヨタの総資産の半分は金融事業だった!
イメージと違う意外な実態がわかる
ビジネスマン向け人気研修講座を単行本化。
誰もがよく知るライバル2社の数字を、規模、成長性、収益性、セグメント情報、安全性、キャッシュフロー、時価総額の7つの視点で比較。そこから導き出されたデータをマーケティングの視点からも解説。
ビジネス数字で会社をみることのおもしろさがわかります!
本書は、2011年3月に東洋経済新報社より刊行された『なぜアップルの時価総額はソニーの8倍になったのか?』を電子書籍化したものです。
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この作品のレビュー
平均 3.4 (21件のレビュー)
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アップル。ソニー。トヨタ自動車。マイクロソフト。そしてグーグル。この本は競合する2社をくらべてそこから導き出されたデータをマーケティングの視点から解説した本です。読み応えがあります。
アップルとソ…ニー。NTTドコモとソフトバンク。トヨタ自動車とスズキ。そしてマイクロソフトとグーグル…。この本はこういった競合する2社を 規模、成長性、収益性、セグメント情報、安全性、キャッシュフロー、時価総額の7つの視点で比較したもので、なるほど、数字を見比べてみるとこういうことがわかるのか。という意味では僕にすごく知的な好奇心を書きたてられる本でした。
僕も、昔は取り付かれたように会社四季報をむさぼり読んでいた時期がありましてね。しかし、この本に書かれている会社四季報の読み方を読んで、会社四季報とはこうして読むものなのかと自分の至らなさに冷汗三斗の思いがいたしました。僕が注目したのはまずアップルとソニー。かつて、スティーブ・ジョブズがソニーの本社を訪ねた際、プレゼントとして渡されたウォークマンをその場で分解したというエピソードがありましたが、今やその立場はすっかり逆になってしまいました。
今のソニーっていうのはハードウェアよりも金融やその他の部門で利益を上げている会社だということを改めて理解しました。アップルはもちろんのことながら無借金経営で、豊富なキャッシュを何に使っているかというと、アメリカの国債などを買って運用しているんですってね。アメリカの会社はそういうことまでするのかとびっくりしたものです。
そして、やっぱりマイクロソフトとグーグルでしょう。ITの巨人であるマイクロソフトと、検索エンジンを主軸としながらも新しいサービスを次々と立ち上げ、猛烈な勢いでマイクロソフトの牙城を揺るがそうとするグーグル。現段階ではマイクロソフトのほうがグーグルに比べて売り上げが2.6倍。総資産が2.1倍なんだそうです。しかし、成長著しいグーグルがすさまじい追い上げを見せているというのも事実です。それでも、マイクロソフトはあれだけの大企業ながら、ある程度コンスタントな成長を続けられるということも、目を見張るべきところがあります。
最後に僕はあまり関係ないかもしれない資生堂と花王の化粧品メーカー。あれだけ「マーケティング」というものが重要な業界だということも細かい数字を出して教えてくれます。だからあれだけコマーシャルにお金をかけるんですね。まだまだ知らないことが本当に多いです。この本で気になる企業は読者によってさまざまあるとはございますが、どの企業を見ても個性が多く、勉強になることは確かであると思います。続きを読む投稿日:2012.01.07
このレビューはネタバレを含みます
「会社四季報」をベースにソニーとアップルや資生堂と花王のように競合する企業の最近の動向を数値で追うと言うもの。成長性や規模、安定性、キャッスフローなどの筆者が重要視する7つの要素から企業を分析すること…を謳う。
レビューの続きを読む
しかし、大半は雑誌や新聞、企業のホームページから手に入れられるようなセグメントを代表する商品の発表に費やされ、残りの半分は財務諸表を比較、分析するといいつつ、数値を追うだけ。
互いの数値、要素がどう関係するのか不明。例えば、「◯◯の総資産は▲▲の総資産の13倍に当たります」。だから!?と言う感じで、戦略の違いを説明するでもなく、ただ数字を追って出しているだけと言うもの。各業種を代表する企業の漠然とした動向を手軽に得る程度の本。続きを読む投稿日:2014.01.28
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