ライトノベル
なんて素敵にジャパネスク
シリーズ内の平均評価:
(66)
完結
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帥の宮の陰謀をすべて暴き、出家することを約束させた瑠璃姫。事件は終わったかと思われたが、心のどこかにひっかかるものを感じていた。帥の宮が最後に残した謎の言葉――「もっと早くあなたと出会うべきでした」というのはどんな意味があったのか・・・。真相を解明しようと、再び奔走する瑠璃姫が得た衝撃の事実、そして追い詰められた帥の宮の最後の切り札とは・・・!? <帥の宮>編、完結!
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帥の宮の企みに気づいたため、川に突き落とされて殺されそうになった瑠璃姫。九死に一生を得て、守弥のすすめで煌姫とともに、鳥羽の鴛鴦殿に身を隠した。そこにいたのが高彬の妹である由良姫。入内を嫌がって家出したのを、瑠璃姫の弟、融が連れてきたのだ。何も知らずに鴛鴦殿に現れた帥の宮の共謀者、春日大納言に対して瑠璃姫が仕掛けた策略とは・・・!? 瑠璃姫の逆襲が始まった!!
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帥の宮が企てている陰謀を暴いてやる――! 復讐に燃える瑠璃姫は、まず情報収集のために煌姫を帥の宮の邸に送り込んだ。さらに、帥の宮の正体を探るために自ら後宮に入り込むが、東宮の生母である桐壺女御の周囲で物の怪騒ぎが起きていることを知る。事件の背後に帥の宮の影を感じた瑠璃姫は、後宮で孤立している桐壺女御と東宮の味方をしようとするが・・・!? 瑠璃姫に最大の危機が迫る!!
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帥の宮との直接対決を決意した瑠璃姫は、守弥や煌姫と手を組んである計画を立てる。新三条邸の人々を「子宝祈願」のために大和の帯解寺に行かせて、その隙に帥の宮をおびき寄せる、というものだった。すべてが予定通りに進行するように思われたが、帥の宮はこちらのウラをかいて、いきなり瑠璃姫のところに乗り込んで来る。しかも、初めて対面した帥の宮は、あの鷹男の帝にそっくりで・・・!?
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吉野で会った峯男の正体が高彬の乳兄弟・守弥であったことを知って驚く瑠璃姫。さらに煌姫から衝撃の告白を受ける。かつて、守弥と手を組んで瑠璃姫と高彬の仲を引き裂くために高彬を誘惑したことがあるというのだ! 真相を問いただすべく、すぐに守弥を呼びつけるが、そこに血相を変えた高彬が乗り込んで来た。瑠璃姫が男と密会しているという投げ文があったらしい・・・。瑠璃姫、絶体絶命!!
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独身時代にはいろいろあったものの、天下の瑠璃姫もついに結婚して、右近少将高彬の妻としての新しい生活が始まった。念願の人妻となって浮かれ気分の瑠璃姫だが、ある日、夫の高彬から宮筋の姫君を預かってほしいと頼まれる。乳兄弟の守弥の身分違いの恋人だというのだ。だが、瑠璃姫の結婚以来なぜか張り切っている母君は、高彬がその姫と浮気をしているに違いないと大騒ぎをして・・・!?
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「入道の変」の解決のために瑠璃姫と一緒に活躍した鷹男の東宮が、即位して新しい帝となった。だが、浮気グセは相変わらずのようで(?)、熱心に手紙や使者を送ってくる。それなのに許婚の高彬は煮え切らない態度で、まったく頼りにならない。とうとうキレた瑠璃姫は、出家するために縁の尼寺に駆け込むが、その夜、実家の三条邸が炎上した。瑠璃姫を恨む何者かが放火したらしいのだが・・・!?
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時は平安――京の都でも一、二を争う名門貴族の娘である瑠璃姫は十六歳。初恋の相手・吉野君の面影を胸に抱いて独身主義を貫く決心をしていた。だが、世間体を気にする父親は、結婚適齢期をとっくに過ぎた娘にうるさく結婚を勧めてくる。ついにある夜、父親の陰謀によって権少将と無理やり結婚させられることに!? 絶体絶命の危機を救ってくれたのは、筒井筒の仲である高彬だったが・・・!
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