ビジネス・経済
リーダーになる人に知っておいてほしいこと
シリーズ内の平均評価:
(171)
パナソニックグループを創りあげた松下幸之助がその私財70億円を投じてはじめられた松下政経塾。この塾はその後政財界に多くのリーダーを輩出してきた。それから30年が経ち、いまの日本は「百年に一度」の危機に瀕している。それは実体経済面だけの話ではない。企業人、政治家・官僚が精神の危機に陥っているという点では、まさしく未曾有の危機なのかもしれない。2008年後半からの景気悪化にともない、給与・賞与削減、人員削減といったリストラ策を決断せざるを得ない状況のなかで「リーダー不在」が叫ばれる日本。リーダーたる・・・
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本書は2009年ビジネス書ベストセラーとなった『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』の続編です。故・松下幸之助が、自ら創設した松下政経塾において、若き塾生たちに直接語りかけた記録の中から、いまリーダーの任にある人そしてこれからリーダーになる人に資するところがあると思われる内容を厳選、要点整理をして纏めたものです。いまの日本経済は2008年末以降の大変厳しい状況からは徐々に脱しつつありますが、まだまだ予断を許さない状況にあります。大きな「不安」は、いまだ拭い去れない状況にあります。一方で世界経済全体を俯瞰すれば、金融資本市場の混乱などはあれ、確実に「日に新た」なる成長を続けています。では日本の成長のカギとはなにか――それはやはり「人」であり、特に「リーダー」の存在ではないでしょうか。本書の内容が、日々奮闘されている各方面のリーダーの方々の「心」に届き、「励まし」となることを切に願います。
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パナソニックグループを創りあげた松下幸之助がその私財70億円を投じてはじめられた松下政経塾。この塾はその後政財界に多くのリーダーを輩出してきた。それから30年が経ち、いまの日本は「百年に一度」の危機に瀕している。それは実体経済面だけの話ではない。企業人、政治家・官僚が精神の危機に陥っているという点では、まさしく未曾有の危機なのかもしれない。2008年後半からの景気悪化にともない、給与・賞与削減、人員削減といったリストラ策を決断せざるを得ない状況のなかで「リーダー不在」が叫ばれる日本。リーダーたるものまたリーダーを目指す人は日々なにを心がけておくべきか。本書では、松下が当時の塾生たちにその思いを切々と伝えつづけた未公開テープ約100時間を中心にしつつ、政経塾の人間教育をベースにして構成されたものである。物事の本質を見極め衆知を集めつつ道を切りひらいていく人材となるために大切なことが凝縮された一冊。
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