生命保険のウラ側
後田亨(著)
/朝日新聞出版
作品情報
1世帯当たりの平均年間保険料は45万4千円。「日本人の保険好き」は有名だが、著者によると「ほとんどはムダ」。特約満載のパッケージ商品で儲かるのは保険会社だけ。消費者の錯覚を誘う広告や営業担当者のセールストーク。医療保険は費用対効果が全然割に合わない……。すべてをそぎ落とすと、「本当に必要な保険」が見えてくる。本当は「かけ捨て定期」1本でいい?! ベストセラー『生命保険の罠』の著者が放つ渾身の意欲作!
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商品情報
- シリーズ
- 生命保険のウラ側
- 著者
- 後田亨
- 出版社
- 朝日新聞出版
- 書籍発売日
- 2010.02.28
- Reader Store発売日
- 2010.12.01
- ファイルサイズ
- 1.5MB
- ページ数
- 261ページ
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この作品のレビュー
平均 3.9 (23件のレビュー)
-
確か18年程前だったと思いますが、現在では日本経済の危機本ばかり書いている浅井氏が生命保険について本を書いたことがあります。
その内容は生命保険会社が提案する保険には、定期保険と終身保険がセットに…なっていて、わたしがそれまで思い込んでいた保険(死ぬ時まで有効の保険)は全体のほんの一部であることを知って驚いた記憶があります。
保険証書を確認してみると、その通りになっていて終身部分を増やして変更しました。しかしそうすると毎月の積立部分が多くなり、生活が苦しくなったので、友人の奨めもあり、現在は掛け捨て型の県民共済にしてます。
この本を読んで、私がとった方法はそれほど間違っていないことがわかり少し安心しました。生命保険とは、家に次いで大きな買い物であるにも拘わらず、最終的にいくら払うのかもあまり計算せずに決めてしまうものなので、保険に関する知識は、限られた給料で生活しなければならない私にとっては重要であると思いました。
以下は気になったポイントです。
・万が一の事態にのみ備える定期保険こそが、最も保険本来の機能を引き出す可能性が高い商品である(p24)
・内容を理解するよりも、わかる範囲で利用できる保険を選ぶこと(p26)
・契約転換のキモは、それまでの契約の解約金(積立部分の積立金)を新契約の頭金に充てること(p49)
・10年で更新されるタイプは、保険料がどんどん高くなる、10年前の保険に10歳高い保険料で入り直すことを意味する(p54、63)
・代理店には、特級・上級・普通・初級のランクがあり、同じ商品を販売しても手数料が異なる(p76)
・損害保険であれば、医師の診断なしに入れるのは当たり前(p104)
・自動車保険の保険料が年間数万円で収まるのは、人口1.2億人の交通事故から30日以内に死亡した人の合計は6023人、0.005%であるから(p132)
・プロが入りたがる保険は、入院から31日目以降、日数無制限で給付金が支払われるもの、普通は60日が限度(p135)
・50歳前までに癌にかかる人は、男:2.2%、女:4.4%、64歳までで1割程度(p139)
・癌保険の支払は、1営業日あたり、1000人に対して12億円(1件:120万円)である、年間営業日は244日なので、1年間=365と考えると7割程度(p143)
・積立利率が2%とは、毎月支払う保険料から、会社経費等を差し引いた残りを2%で運用すること、5年後の解約金の返戻率がマイナスになるのはそのため(p161)
・生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」で、入院時の平均自己負担費用が1日:2.1万円とあるが、この数字には高額療養費制度は考慮されていない(p173)
・保険見直しのポイントは、1)定期保険は残す、2)特約は、すでに病気にかかっている人以外は解約、3)終身保険等は金利が高い時代(2.75%以上)のものは解約しない、である(p183)
・保険会社が破綻した場合に影響をうけるのは、終身保険等の積立部分、一方で定期保険部分は引き継がれる場合が多い(p201)続きを読む投稿日:2011.12.20
参考になったし説得力がかなりあった。
著者自身が保険代理店の人間で、著者自身も、周りの保険会社の人間も保険は定期保険だけしか加入してない人多数。
しかも、彼らに言わせれば顧客は
簡単な計算もできな…い人たち
らしくどう考えても損。
そして、アクサ生命や住友、ほか四社で一年で医療保険での入院給付金や、手術給付金を受ける金額の一人頭平均がなんと!20万。しかも、それも全体の1パーセント!!!!
ほとんどが、セールスレディやらCMやらビルやら宣伝やらに使われてる事実。
ライフネット生命だけが唯一みんなから集めたお金こういう風に使ってます!っていうのを公開したらしいけど、それでも私たちの払ってる保険料の30パーセントほど。それ以外の会社は一切公表しないところをみると50パーセント近い取り分で会社にとられているのではなかろうかと、著者。
月5000円払ってるとしたら、ホントに安心料として使われるのは2500円で残りは一生に二度くらいしか会わないだろう保険員とかの給料に。
世の中でいう二人に一人はガンにかかるっていうのも、80歳以降の話で、若い人たちは1パーセントに過ぎないという、、、、さらには高額医療で保険に当てた人は一年で0.01パーセントだと。。。。
医療保険。いりますか?っていう著者の言葉。
響きました。
20万なら、貯金でなんとかなりませんか?と。
続きを読む投稿日:2018.09.21
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