完結
偏屈な天文学者ディー博士から母の形見の首飾りを渡されたとき、フィリエルの世界は一変した。退屈で平和な日々は去り、謀略のただ中に放り込まれたのだ。やがて、彼女は気づかされる。大切なものを守るのは、己の小さな手だけだと言うことに──。物語の醍醐味が十二分に詰め込まれた、極上のストーリーがここに始まる。
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「世界の果ての壁」の謎を追うルーンとフィリエル。ユニコーンを駆り竜退治に赴く竜騎士ユーシス。だが、南の地で彼らが見たものは予期せぬ侵略者──東の帝国軍だった。グラールの危機にフィリエルは女王との対峙の場へ臨む。ついに創世の秘密が明かされる。物語の逸品、いよいよ最終章。
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南の小国カグウェルから竜騎士派遣の要請がなされ、東の帝国ブリギオンが西よりのオアシス国家トルバートに侵攻する。北の大国グラールは混乱した。竜騎士として任命を受け南に向かうユーシスを追う、フィリエル。「竜は世界を解く鍵となる」と言う父の言葉の意味も分からぬままにかの地で彼女を待つものとは?
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光輝く王宮ハイラグリオンでは華やかな宴が夜毎繰り広げられている。虚飾の仮面の裏に潜む陰謀。真実は幾重にも衣を纏い姿を変えてフィリエルを眩惑する。「きみのそばにいたかったよ」その言葉だけが最後に残された。そして彼女は気づく。失ってはいけない一番大切なものに──そう、私が一番大切なのは……。
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ルーンを「蛇の杖」から護るため伯爵と契約を交わしたフィリエルは修道院付属女学校に送り込まれた。だが、清楚な少女の園──と思われたこの地にこそグラール国の真実が隠されていたのだ。異分子としてはじき出され、孤立無援となった彼女は決断する。望みとは、闘い勝ち取るものであると。フィリエルの挑戦がはじまる!
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偏屈な天文学者ディー博士から母の形見の首飾りを渡されたとき、フィリエルの世界は一変した。退屈で平和な日々は去り、謀略のただ中に放り込まれたのだ。やがて、彼女は気づかされる。大切なものを守るのは、己の小さな手だけだと言うことに──。物語の醍醐味が十二分に詰め込まれた、極上のストーリーがここに始まる。
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