【感想】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身XI」

香月美夜, 椎名優 / TOブックス
(20件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
11
3
2
1
0
  • いよいよ残り1冊

    web連載で一難去ってまた一難にハラハラし通しだった辺りがついに書籍化されました。本編の加筆が2万字に及び、書き下ろしによる多視点が以前までにも増して立体的で素晴らしい1冊になっています。
    約半年後に最終巻を迎えるのが寂しいような気もしますが、それ以上に楽しみです。
    神に祈りをꐕ
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    投稿日:2023.05.10

  • 次巻が早く読みたい。

    あーぁ。読み終わってしまった。また次巻がでるまで待たないといけないのか。早く続きが読みたい。
    今回一番、心に残った場面。ローゼマインとフェルディナンドの会話。
    -------
    「フェルディナンド様はどうしてわたくしのためにそこまでしてくださるのですか?」
    「私は君の家族同然なのだから当然ではないか。それ以上の理由が必要か。」
    「本当の家族でもそこまでしないと思いますよ。<中略>貴族の立場ではできないことの方が多いでしょう?」
    私が首を傾げると、フェルディナンドはひどく苦い顔をした。
    -------
    過去に似たような会話があった、。その時はローゼマインが「家族なら当然」と言い、フェルディナンドが「貴族はそこまでしない。」というような事を言っていた。そのときフェルディナンドはローゼマインが言う家族というものに憧れたと記憶しています。それが逆転しています。これはローゼマインが一部の記憶を無くした影響。とっても、切ない。
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    投稿日:2023.05.14

ブクログレビュー

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  • なえまる

    なえまる

    このレビューはネタバレを含みます

    389ページ
    1200円
    7月15日〜7月17日

    貴族院の戦いが終わり、新しいツェントを誰にするかが話し合われる。始まりの庭でメスティオノーラに降臨されたローゼマインは家族との記憶の繋がりを断たれる。再びの始まりの庭では、神々の度が過ぎる御力により命の危険が迫る。魔力を枯渇させるために奮闘するローゼマイン、フェルディナンド。

    失われた家族の記憶の中に、フェルディナンドへの大切な想いが含まれているのでは?と思うと、フェルディナンドの辛い心境が推し量られて苦しくなる。周囲から見れば二人は婚約関係にあるのが明らかだというのが、ローゼマインと同様よくわか
    らず、ヤキモキする。次が最終巻ということで、楽しみでもあり、喪失感もある。

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    投稿日:2024.04.03

  • jube

    jube

    面白かった!やっぱり安定のフェルディナンド様
    まあ、スッキリする流れというか、
    読んでて非常にストレス発散できるところが素晴らしい。
    ローゼマインの受難は続くが、それもこれも
    読んでて大丈夫という安心感があった。
    やっぱり長編は完結してから読み始めるに限る、とつくづく感じる。
    たいてい待てずにリアタイで読み始めてしまうんだが。
    ともかく、ツェントも決まったし、
    あとは新しい領地のアウブになるだけか
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    投稿日:2024.03.23

  • mai

    mai

    このレビューはネタバレを含みます

    フェルディナンド視点で見てるとローゼマインの能天気さ(ように見える)がすごい。めっちゃ色々考えてくれてるのに…ってなる。
    そして、今巻めちゃくちゃフェルディナンド頑張ってる。いつもだけど、ローゼマインも頑張ってるけど!
    根回しと準備が想像絶するわ。
    これからエグランティーヌにはがんばってほしい!アナスタージウスと一緒に。アナスタージウスもがんばって!と応援の気持ち。(Web版読了済)

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    投稿日:2024.02.03

  • ちょこ

    ちょこ

    このレビューはネタバレを含みます

    繋がらない記憶とローゼマインの中で溢れる魔力。家族を守るために今まで奮闘してきたマインの姿をずっと見てきたからその記憶が繋がっていないのが辛い。エグランティーヌ、祠巡りをした時には良い印象がなかったけれど、彼女視点での話で考えや勇ましい姿を見られて良かった。グレーティアがローゼマインの無事を祈る場面がとても心に残りました。

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    投稿日:2024.01.29

  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    最後にあった
    平民の漁師視点が面白い
    素晴らしい
    こんな物語なんだよね
    こんな世界なんだよね
    今までのお貴族様とは
    全く違う御領主様
    粋に感じるものだよね
    これだけ平民に受け入れられているなら
    新しい領地は安心かなって思えるエピソード
    良いなぁ

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    投稿日:2024.01.24

  • finger0217

    finger0217

    物語もいよいよ終盤に差し掛かり、大きな戦闘やどんでん返しによる「逆転劇」は少ない巻だったと思います。
    戦後処理、というかこの後の権力の移譲についての話し合いや、神々が過剰に与えた祝福によって命をおびやかされることになったローゼマインをどのように回復させるか、というところは心配な部分もありますが、「フェルディナンドがいるし、多分大丈夫だろう」とある程度安心してみていることができました。続きを読む

    投稿日:2023.12.29

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