【感想】妖の絆

誉田哲也 / 文春e-book
(25件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
6
10
6
1
0
  • 順不同で読めるかも…

    妖シリーズ第3弾。
    華、掟、絆の順ですが…。

    絆読み終えて、あれ?これ
    掟より前に第2弾として
    出しても良かったんじゃね?
    と思っちゃいました。

    まぁ、2と3のストーリーを
    交互に考えながら読ませるって
    のが、作者の手かもしれませんが。

    吸血生物「闇神」である紅鈴に
    血分けをしてもらう欣治。

    その理由には、こんな事情が
    あったというお話し。

    欣治の男気もさることながら
    単なる人間の吉平の男気には
    感動した。

    クールな紅鈴でさえ、吉平
    には恩義を感じていたしね。

    欣治は、絆の前の掟で
    死んじゃったから続編は
    どうなるものか?
    こっそり期待したい。
    続きを読む

    投稿日:2023.01.31

ブクログレビュー

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  • hiro1548

    hiro1548

    闇神の成り立ちや弱点が垣間見える前日譚。
    紅鈴たちが負ける訳はないんだけど、ちょっとドキドキした。
    欣治が闇神になった理由が悲しい。

    投稿日:2023.11.27

  • Koki Murakami

    Koki Murakami

    妖シリーズ、今までも好きだけどこれも好き。紅鈴のもっと昔を見れるかと思ったら違った。次回作は時系列的には妖の華の次らしいので、紅鈴子供時代はその次かな。10年後とかになりそう…

    ストーリーは最初から最後まで好き。仕事や生活の仕方、話し方もその時代に合った感じがして、その時を生きているように感じた。その時代生きてないから知らんけど。

    紅鈴と欣二の関係性とその構築の流れもよくわかってよかった。闇神の性質もそうやってわかったくのね。

    次回作も期待大です。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.27

  • yama3plus

    yama3plus

     誉田哲也作品は最初に姫川玲子シリーズ「ストロベリーナイト」を読んでファンになり、その後も沢山読ませていただいていますがどれも面白いですね。
     しっかりしたストーリーの上に、残酷さ、妖しさ、愛らしさ、人間らしさが巧く描かれているからと思います。
     今回読んだ「妖の絆」は妖(あやかし)シリーズとして、読む順番としては本当は「妖の華」「妖の掟」「番外編:吉原暗黒譚」「妖の絆」「妖の群(未発売)」が正解みたいです。いつか「妖の華」から読んでみたいと思います。「妖の華」は誉田哲也さんのデビュー作ということでもあるので興味津々です!
     現在放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」の7月30日放送回では、伊賀流の長として「百地丹波」が登場しましたが、偶然にも「妖の絆」にも鬼狩りの頭領として登場しました。本を読みながら頭の中では大河ドラマで百地丹波役を演じる嶋田久作さんが登場していました。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.03

  • mokubro

    mokubro

    シリーズ前作も読んだが、かなり面白い。
    戦いのシーンのハラハラドキドキや、紅鈴と吉平の関係等、最後まで飽きずに読めた。
    紅鈴の言葉が昔っぽいのも納得。

    投稿日:2023.07.20

  • ゆうゆ

    ゆうゆ

    妖シリーズはそんなに好きではなかったが本作品でどっぷり沼に浸かった感がある。吉平さんの切なすぎる描写に胸を衝かれた。まさに純愛。紅鈴の優しさと残酷さが入り交じり、欣治が闇神となった経緯もこれで納得。悪役がホントわかりやすく感情移入も容易だった。あとは吉原暗黒譚を読んで総仕上げをするとしよう‼️続きを読む

    投稿日:2023.06.19

  • ポム

    ポム

    シリーズ第3弾。(外伝含まず)

    主人公で妖の紅鈴と欣治の出会い編。

    シリーズ第1弾から読むほうがいいのか、本作から読むほうがいいのか迷うところ・・・。

    紅鈴の達観している様がとても心地よい。
    きることなら自分もこの位世の中を達観できる人物を目指したいと思うが・・・なかなかそうもいかず細かい所ばかり目について疲れる毎日・・・・。

    誉田氏の悪人成敗によってスカっとしたい人におススメ。
    本シリーズの続編を望む。
    続きを読む

    投稿日:2023.05.26

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