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誉田哲也 / 文春文庫 (18件のレビュー)
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総合評価:
九州男児
吸血一族の華と掟、続きは絆…
シリーズの「華」を読んでから 時間が経ちすぎていて、どんな ストーリーだったか、トンと 思い出せずに読み始め。 あぁ、吸血鬼的な話しだったな と思い出す。 主人公?である数百年を生…きて きた紅鈴は吸血女子。 紅鈴と連れそった欣治。 普通の人間で暴力団の下働き的 な男、圭一。 ひょんなことから3人は奇妙な 共同生活を始める。 義理人情に厚い欣治と、軽い ノリの圭一、数百年生きてきた キャリアの紅鈴のやりとりは 面白い。 残念な人物が亡くなることが 惜しい。 あと自分らのルーツをたどり 一族の殲滅を目論むハラハラ度 もたまらなかった。 次作「絆」も楽しみな作品。続きを読む
投稿日:2023.01.31
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future4227
ええ~話が戻ったー
前作『妖の華』の衝撃的なラストから待たされること12年。続きが読めると期待していたら、なんと前作の3年前を描く前日譚だった。同時刊行のシリーズ3作目も更に時代が遡る話だとか。スター・ウォーズかよ。個人…的には先に進んでほしいのだが、どうやらその構想はあるらしい。姫川玲子シリーズばりのガチな警察小説と吸血鬼というホラー小説のなんともミスマッチな設定が面白い。主人公の紅鈴もかなりエグい連続殺人鬼なのに、天然っぽい性格とのギャップになぜか魅力を感じてしまう。この勢いでこのまま前作を再読するとしよう。続きを読む
投稿日:2024.05.21
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Bookrium
過去の感想を読み返してみたら一作目は可もなく不可もない印象だったようですが、本書は面白い。生意気なコメントながら17年間でそれだけ誉田氏が成熟されたのかも。 闇神と人間が共存する日常や、長生きならでは…の時代感覚など、細かな描写や会話がちゃんと作り込まれていて、もし自分がこんな場面に遭遇したらどんな反応をするだろうか。 最後は少し展開を急ぎ過ぎた印象ですが、既に前日譚が上梓されているので文庫化されるのを楽しみにしています。続きを読む
投稿日:2024.03.04
hs19501112
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ第2段 一作目の刊行からは17年の時を経ているらしい。 実際自分が前作を読んでからも、四捨五入すれば10年に近い年月が流れている。 紅鈴の生き様、前作で触れられていた かつて血分けをした男=愛した男=もう居ない について知ることができ、納得。 3作目は更に時を遡って、紅鈴と欣治の出会いが描かれるのだということ、楽しみ♫ ★4つ、8ポイント半 2023.08.12.新
投稿日:2023.08.12
ネムるわんこ
闇の神で、ヤガミと呼ばれる吸血鬼が主人公の作品。 面白かったが、妖そのものが主人公なので、あまりホラー要素は感じられず、むしろ身近な存在になっている。
投稿日:2023.06.20
Koki Murakami
設定がもろ好み。闇神という日本の吸血鬼と普通の人間の友情、本当に好き。殺人が起こっているにも関わらず、終盤まで心和んで読むことができた。最後は少し心苦しい…ヤクザのシーンは少しグロいところ多いかも。 … 紅鈴と欣治、そして圭一の家族のような関係が本当に良かった。これも一種の愛情だよね。 最後まで読み終えて、これが「妖の華」の前日譚であることを初めて知った。時系列的には合ってるから、続けて妖の華も読もうと思う。 これ映画化されないかな続きを読む
投稿日:2023.06.12
NFCC図書館
時代を越えて生きる一族、闇神の紅鈴と欣治。闇夜にヤクザと警察とこの世ならぬものが入り乱れる。誉田ワールド全開、傑作ノワール! (e-honより)
投稿日:2023.05.23
toshi_koike
ファンタジーというか伝奇小説的な部分を良しとするかどうか。おもしろいしスピード感もあるので読むのは困りませんが。。
投稿日:2023.05.19
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