【感想】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身IX」

香月美夜, 椎名優 / TOブックス
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 4.7
15
3
2
0
0
  • web版の636/677まできました

    本作の全編を通して最も緊迫する戦いの巻。web版からの丁寧な加筆・修正に留まらず、痺れる追加表現が随所に散りばめられていて、連載から6年近い年輪も感じました。多視点の書き下ろし100ページ超(連載8話分程度)を通して得られる立体感も素晴らしく、何度でも読み返して冬の次巻に備えたい。続きを読む

    投稿日:2022.08.10

  • ハンネローゼの確信

    あ~読み終わってしまった。楽しみが終わってしまった。また次の巻が出るまでガマンの日々です。前半はエーレンフェストの防衛戦とその後始末。後半はランツェナーベの王が貴族院に侵入したことがわかり、貴族院を守る為に出発する所までです。
    ローゼマインが望みを話しだして『図書館をたくさん建設し、その図書館司書として図書館に住みたいのです』『図書館ネットワークを簡単に設置できる立場ならツェントなのですよ。』『国中に権力を及ぼすツェントになれば全ての図書館に国境門と同じ転移陣を敷いて気軽に行き来できるようになるかもしれませんね』『フェルディナンド様に望みを述べた時、アーレンスバッハならば良いけれどツェントになって国全体に影響を及ぼすのはダメだと言われたのです』それを聞いたハンネローゼが『ローゼマイン様。わたし、ローゼマイン様はフェルディナンド様と結婚されるのが一番良いと、今確信を持ちました』と言ったところで、私は笑ってしまいました。ハンネローゼもローゼマインの暴走を止められるのはフェルディナンドしかいないと確信したのでしょうね。
    続きを読む

    投稿日:2022.09.01

ブクログレビュー

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  • jube

    jube

    面白かった。とうとう戦場はエーレンフェスト。
    VSゲルラッハ
    VSゲオルギーネ
    どっちも面白かった。
    山場はヴェローニカvsフロレンツィア、スッキリした。
    そして、やっぱりフェルディナンドとローゼマインのコンビが楽しい。
    こうでないと!
    続きを読む

    投稿日:2024.03.23

  • min

    min

    このレビューはネタバレを含みます

    ローゼマインにとって、ユレーヴェに浸かる元凶となった存在との対峙。
    マティアスにとって、袂を分かつことになった存在との対峙。
    ジルヴェスター、ゲオルギーネにとっては、幼い頃からの理不尽な存在との決着。

    この巻で、エーレンフェスト内のいろんな因縁に決着がつきました。
    特にジルヴェスター視点は少し涙が出ます。お互い様なんですけどね。兄弟喧嘩が極まりすぎです。ヴェローニカが本当に罪深いです。

    ちなみにわたしは読み返し組ですが、ずっと、フェルディナンドっていつから自分の望みを持ちそこに向かって行動してたのか、時系列が微妙に謎でした。結果としては、望みを持ったのは供給の間で、行動の指針が決まったのが国境門。その時から、ローゼマインの側近の行動に関わらず、ずっと水面下で動いてた、てことですかね。
    ようやくすっきりしました。

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    投稿日:2024.03.20

  • ちょこ

    ちょこ

    このレビューはネタバレを含みます

    ゲルラッハ戦を中心にエーレンフェスト防衛戦。緊迫した戦いの連続でハラハラしたけれど、それぞれの場所で戦う姿がかっこいい。そしてやっぱりフェルディナンドとローゼマインがそばにいるのが一番好き。2人の望みが叶いますように。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.29

  • finger0217

    finger0217

    「本物のディッター」を通して、エーレンフェストをふりまわしてきたアーレンスバッハの黒幕・ゲオルギーネを退けることができました。
    ローゼマインにとって、「死」を間近に感じる戦場での時間は後に尾を引くトラウマを残す経験になってしまいましたが、これまでとは異なり、フェルディナンドが隣にいることで読者も安心して彼女の立ち直りを待つことが出来そうです。
    このような「ハッピーエンド」な結末を迎えることができたのも、ひとえにディートリンデの無能っぷりによるものだと思うと、これまでの行いのツケが回ってきたようで気分が良いです。

    この後は中央で暗躍する最後の敵との戦いになってゆくのでしょう。これまで以上に歴史も絡んだ複雑な展開になりそうですが、気合を入れて読み進めたいと思います。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.21

  • ひるあんどん

    ひるあんどん

    魔石恐怖症になってしまったローゼマイン。祝勝会での様子を「奇行」と取られてしまったみたいだけど、ボニファティウスやジルヴェスターが最前線で戦ったローゼマインの精神になんらかの影響が出てると何故考えないのか疑問。口では心配してると言いつつも他の自分の子供のことは心配してもローゼマインのことは触れないフロレンツェアしかり、本当に心配してくれるのはフェルディナンドだけのような気がする。ゲオルギーネ視点を読んだ後だとジルヴェスターとのすれ違いにヴェローニカの罪深さを感じる。続きを読む

    投稿日:2023.10.06

  • oshakichi

    oshakichi

    ついに30巻目。
    女神の化身も、そろそろ終わりかな。さみしい。
    本人が知らない間に婚姻が決まっているとは、どういうことか。
    詳しく説明して欲しい。

    投稿日:2023.10.04

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