【感想】逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件（コミック） 1巻

イラスト好みじゃないかなとスルーしていて、レンタルコミックの冊数調整で借りたら…面白い！キャラがみんな良い！！主人公明るくておバカだけど、強くてかっこいい！早く2巻読みたい！

ええええ！婚約してないのに婚約破棄されたぁぁ？！
というぶっ飛んだエピソードでスタートするお話。
ねえ、その髪飾り……ナックルだよね？使う時が楽しみ……

卒業パーティーで婚約破棄を言い渡されたアリーア。しかし言い渡してきた第一王子のレナートとは婚約した覚えもなく、むしろ婚約していたのはアリーアの親戚のアイーダだった。

そんなドタバタから始まり、意図せ…ず釣り上げた魚(アリーアにしたら釣ってもいない)状態のレナートが、アリーアにひかれて求婚までしてくるストーリー。
まさに釣り上げた魚は大きかった。
「ここまで大物を釣ってこいとは言ってない」…アリーア家族談。

一つだけ注意？していただきたいのは、アリーアが大人しい令嬢ではないこと。おてんばを通り越して肉体派？格闘家？レベルなので好みに合わない人もいるかもしれないので一言だけ。
でもそこをクリアすればスカッと爽快になるくらい裏表のないアリーアを好きになるでしょう。心の声たまらない。
レナートもそんなところが好きなのかな。アリーアと出会ってから最初の眉間にしわを寄せていた時とはほど遠いくらいコミカルに表情豊かになっています。溺愛と執着ぶりが加速し増加中。

っていうか、婚約破棄宣言の後の杖をついて去って行くレナートの後ろ姿はご老体でしたよ、やっちゃったとはいえ老け込みがひどい(笑)

アリーアの誘拐後の猫かぶりとかあれで隠せてるつもりなのかな？浅はかでうかつなの可愛すぎるんだけど。で、レナートの母とのある一件は格好良すぎ。アリーアの様子に物怖じしない家族だな。ホント。アリーアに難癖つけてきた令嬢もしかり誰も彼も可愛すぎるんだけど、この世界。
続きを読む