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鮎村幸樹, 棗, 萩原凛 / KADOKAWA (2件のレビュー)
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総合評価:
ところで将軍
悪くはないんだけどなぁ
「少女時代にタイムスリップ」と「主人公の代わりに妹が婚約者の寵愛を受ける」の複合型。乙女ゲーム世界ではないが、悪役令嬢物にやや近い。 あらすじ自体は今時珍しくもないものだが、「主人公は前回の人…生で嫉妬に狂い罪を犯した」「今回の人生では主人公ではなく妹が嫉妬に狂う」という設定はなかなか個性があってよろしい。 ただ、全体的に表現や演出がもの足りず、画力も並み程度、イマイチ地味というかパッとしないというか。構図・コマ割り・演出がしっかりしてたらこのシーン良くなるのになぁ…と思う事が何度かあった。 ストーリーも、ん?と思う箇所がちらほら。主人公は前回の人生を繰り返さないために婚約破棄を目指そうとする。しかし安直に病弱のふりをしようとして案の定すぐにばれ、婚約者の笑顔を向けられてコロッと惚れる等、ストーリー展開に浅く雑な点が多い。 根本的な問題として、ストーリーに緩急や意外性がない。主人公と婚約者が両思いになり結ばれるという結末が、この1巻の中盤の時点で容易に予想できてしまえるため、ストーリーに引き込まれない。 光る部分もあるだけに、雑な点や至らない点が多いのが残念。嫌いではないんだけどなぁ。 続きを読む
投稿日:2022.07.05
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ひーこにゃん
婚約者の王太子ベルンハルドが愛したのは妹のエルヴィラだった…。 そんな妹を殺そうとしたファウスティーナは、突然【前回】の記憶を取り戻した。 そして今まで我慢していたことも我慢することなく周囲の人も幸…せに出来るようにしたい。【今回】は絶対に間違えない!とやり直し人生を頑張ります!まずは穏便な婚約破棄! ただひとつ、婚約者のベルンハルドに愛されたかった。妹をいじめたり殺そうとするのも、何事もきっかけがあったはず。 そんなファウスティーナは王妃になるために耐えまぬ努力も人一倍頑張っている。 そんなに頑張っても好きな人に振り返ってもらえない。そんな人に縋りついて生きていくのを【今回】はせずに、見ていなかった周囲の人たちにも目を向けることによってより変化していくファウスティーナは新しい人生を楽しもうと前向きになるのが良い。でもあの破棄宣言は早いと思うぞ(笑) それにしてもエルヴィラとの関係がどうなるのか気になります。 ドレスの件ではファウスティーナに褒められたエルヴィラの様子はいいものに感じたので。 でもなんだか補正が入ってそうで、ファウスティーナの行動だけでは改善できないのかな。それが少し可哀想でこれからが心配ですね。 続きを読む
投稿日:2022.10.26
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