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阿佐見綾香 / PHP研究所 (12件のレビュー)
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おちょ
私のバイブル。 何度も読み返している。 当たり前のように身につけたい。 購入者特典のpptなどありがたい
投稿日:2023.11.27
杉浦 亮
現役電通戦略プランナーである著者が、商品をヒットさせるための「調べ方」=マーケット・リサーチ術を紹介した1冊。 書名に教科書とあるとおり、形式的にまとめられています。 著者は、電通に入社し、調べること…が得意だと思い、リサーチ部門に配属されたものの、実践では使えなかった経験を受け、その理由を教科書がないことが原因だと思い、本書を企画したそうです。 自分がリサーチが特に必要な仕事ではないため、すぐに活かせるものはあまりありませんでしたが、事例・図表・索引なども充実しており、本当に教科書的に楽しめると思います。 個人的にも事例の部分は楽しく読むことができました。 ▼売れる商品をつくる秘訣は、正しい「ターゲット」と「セールスポイント」の2つを見つけること ▼サピア=ウォーフの仮説 私たちの思考は、使用する言語によってつくり出されるもの。逆にいうと使用する言語が思考を限定してしまうという考え方 ▼ポイントは、「最初に仮説を立てて、明らかにしたいことを決め、それから手段にうつる」という順番を守りながらリサーチを進めること。それから、どのステップにおいても、常に次の打ち手を具体的にイメージしながら、手に入れたデータを解釈するということ ▼フレームワークの使うものは1つに絞り、3Cを押さえる ▼3C分析で集める情報は、商品をヒットさせるために、 ・誰に対して言うべきか(ターゲット) ・自分はどんなポジションで何を言うべきか(セールスポイント) を特定する目的で使っていく ▼3C分析の順番 使いやすくするためのコツは、「市場・顧客→競合→自社」という順番で分析を進める ▼調べる情報源の優先順位をつけると、「1官公庁資料」「2業界団体資料」「3シンクタンク、総研、金融機関資料」「4民間調査会社思慮湯(富士経済グループ、矢野経済研究所)」「5新聞・雑誌・出版記事」「6民間企業のプレスリリース(PR調査)」 ▼各府庁が公表する統計データが1つにまとめられた「e-Stat」が便利 ▼チャンスを見極める4つの視点 ・定着する意識・行動 ・復活する意識・行動 ・一時的な意識・行動 ・消滅する意識・行動 ▼「ヒット事例」を効率的に集めるための3つの習慣 ①常日頃から、自分の興味領域を優先してアンテナを張る (あるいは、その領域に興味を持っている人に聞く) ②新しい情報が出てきたらアップデートする ③自分の持っている情報を積極的に発信する ▼なぜ自社を分析するのか。それは、自社の価値を棚卸しして、競合には真似できない独自性の高い価値を磨き上げていくことで、売れる商品が生み出せるから。独自の価値を最大化できる「ターゲット」と「セールスポイント」を見つけられれば、売れる商品やサービスはつくれる ▼歴史をたどる理由は、ほかにはない強みの根元になる、本質的な価値と存在する意義を知るため。自社や商品・サービスの「本質価値」と「存在意義」は協力な「セールスポイント」になる ▼フレームワークに縛られず、何が本質的な問題なのか、何が本質的な解決策になるのかは。頭を使って考えていくことが必要で、「フレームワークは考えやすくするためのあくまで1つのツールに過ぎない」ということは心に留めておく必要がある <目次> 第1章 売れない商品は「ターゲット」「セールスポイント」がズレている 第2章 「ターゲット」「セールスポイント」を絞り込む3つのステップ 第3章 リサーチの実践1 アイデアを形にして検証するリサーチ 第4章 リサーチの実践2 ヒットをつくる「市場分析」 第5章 リサーチの実践3 ヒットをつくる「顧客分析」 第6章 リサーチの実践4 ヒットをつくる「競合分析」 第7章 リサーチの実践5 ヒットをつくる「自社分析」 第8章 リサーチの実践6 売り続けるためのリサーチ 第9章 リサーチにつまずいたら読む章続きを読む
投稿日:2023.11.19
ちぇん
軽はずみで手に取りましたが分厚いです。そして本当に広告代理店の日と向け大全みたいな感じでしょうか。実例組み込みがもっとあった方が入りやすかったと個人的に思いました。
投稿日:2023.08.05
けいわ
ヒットをつくる調べ方の教科書 良いリサーチをして、良いファクト(ターゲットとUSP)をつかめれば ①無駄なお金を使わなくて済む ②無駄な時間を使わなくて済む ③意思決定に迷いがなくなる リサーチの時…間やお金をけちると、結果的にそれはより大きなもの(壁、コスト)として自分に返ってくる。 人間は過去の「経験」をパターンで認識していて、それらのパターン(直感)をもって何らかの行動をとる。 経験量を増やすことで(パターンを増やすこと)直感による意思決定の精度を高めることができる。 さらに、経験から得られるデータの足りない部分を補足する「リサーチ」が必要である。 普段の経験ベースでの直感の精度が、リサーチを活用することで「研ぎ澄まされた直感」に変わる。 「勘や直感」だけを拠り所にして決めた「ターゲット」と「セールスポイント」は、当たるときもあれば当たらない時もある。これらの精度が低くなる。(調査して形にしないと、結局ここも経験ベースになってる) 達成したい目的にあわせて、データの収集(リサーチ)をするべき。 (すなわち情報量にこだわらなくてよい、広くて浅い情報なんかいらない) まず自分の中で仮説を立てる(ターゲット、USPを絞り込む。) 仮説→聞く→仮説→聞くの繰り返しで情報をどんどんブラッシュアップ 先に仮説を立てておくことで、調べるべきことが明確になる。質問の仕方が変わる。 仮説のないままにリサーチを始めてしまうと、広くて浅い情報をキャッチアップして終わる。 問題と課題の違い 「問題」とは、理想的な状態とのギャップが発生している「現在かかえている状態」のこと。 「課題」とは、現状と理想とのギャップを埋めるためにやるべきこと。(what to do) 問題点をあぶりだして、課題点を抽出する。課題点(やるべきこと)が明確になると、次の行動が決まる。続きを読む
投稿日:2023.06.05
ととせひ
●一分野マスター読書「情報収集・活用」11冊目。とても参考になった。仮説検証の仕方を丁寧に解説してあり、様々なリサーチにも転用できそう。
投稿日:2023.02.22
miyazaghi
初めてリサーチを行う場合は実務的な細かい調査実施時に気をつけるべきことにも触れられていて大変参考になりました。
投稿日:2023.01.09
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