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知念実希人 / 実業之日本社 （823件のレビュー）
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総合評価:
彩
ミステリーは面白い
ミステリーはやっぱり面白いと読み進めていたが終盤の展開にはページをめくるのが止まらなくなるほどだった 真相に近づいたと思ってからの展開が素晴らしい作品
投稿日：2022.02.19
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くっちゃね村のねむり姫
話も勿論面白いが、これはまさに、ミステリーの宝石箱であります
冒頭から犯人の独白から始まりました。話を遡るスタイルかと思いきや、流石は知念さん。そんな一筋縄ではいきません。硝子の塔の詳しいイラスト付きでしたが、それはあんまり意識しなくてもイイかな。ラストの謎解…きは、少々強引な気がしますが、最後までどうなるかわからない展開は秀逸です。かなりの長編で、そしてかなり話も込み入ってはいますが、なんせ硝子の塔という閉ざされた空間でストーリーは展開しますので、登場人物が多いわけではなく、また、一人一人がかなり個性的なので、混乱することもありません。 でも、自ら名探偵と称して憚らない彼女は、やはり最初から胡散臭い存在に私には思えました。 展開が面白くページをめくる手が止まりませんが、それと同時に、物語の中で紹介されるミステリーの多さに吃驚します。知念さん自身もかなりのミステリーオタクであることは間違いありませんね。しかも、ただタイトルを並べるだけでなく、それぞれをまさにリスペクトしながら紹介しているといった感じで、これには、それぞれの作者もきっと嬉しくなるに違いありません。私自身は読んだことのないミステリーも沢山紹介されており、次に読む本のガイドブックとしても使えそうです。 話自身は殺人事件ですので、人が殺されるという話ではありますが、読後感は意外に爽やかです。そして、どなたかがレビューで書いておられるとおり、次はどんな感じで、名探偵月夜碧、いや名犯人？月夜碧は、いつ登場するのか、期待が高まる終わり方まで、完全にのせられた一冊でありました。続きを読む
投稿日：2022.10.02
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ミユ
最初から犯人がわかった状態からスタートするミステリー。ミステリーをあまり読まないこともあり犯人も真犯人も分からなかったが、最後が気になり一気に読み終えた。伏線が綺麗に回収されている。
投稿日：2024.04.11
クララ
久々にミステリー読んだ。500ページに及ぶ超大作だけど、ページを捲る手が止まらず一晩で読み終えてしまった。
しなきち
これはすごい。久々に面白すぎて朝まで一気読みした。 伏線もキッチリ回収・最後はスッキリと終わり、とても読み応えがあった。
投稿日：2024.04.08
annasui990
新本格ミステリファンによるファンのための本。 面白すぎて言うことない。続編があったら良いなと思ってしまう。
投稿日：2024.04.07
しんご
物語の出だしで犯人や犯行の様子を明かす、通常のミステリー作品とは異なったプロットが特徴の 倒叙ミステリーの本作。作中で「推理小説の名作」が次々に紹介される。読者に考えさせる余地も与えてくれているような…作り。登場人物が個性的なので、映画化されてもおもしろくなりそう。続きを読む
投稿日：2024.04.06
なえまる
このレビューはネタバレを含みます
501ページ 1800円 7月11日〜7月15日 硝子の塔の主人、神津島に集められた9人。妖しい宴を開き、重大な発表をするために。ミステリー好きの面々と執事、メイド、料理人。医者の一条遊馬はこの機会に神津島を殺害しようともくろむ。第一の殺人に続き、第二、第三の犠牲者が出る中、名探偵の碧月夜は情報を集め、謎を解いていく。 なかなか進まない知念実希人。月夜の探偵談が始まると、ちょっとうざいよという気持ちになる。その場にいるような感覚を味わった。犯人が誰かわからず、それでも二転三転あり、探偵が犯人という私の苦手なパターンの話であった。
投稿日：2024.04.03
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