【感想】わたしの幸せな結婚　五

顎木あくみ, 月岡月穂 / 富士見L文庫
（52件のレビュー）

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総合評価:

平均 3.7

guusan

0

虚しくないのかな？

甘水が遂に国盗りに動きました。これから美世はどうするのかというところで次巻へとなりましたね。どう見ても題名とはほど遠い状況。甘水は、いったい何がしたいのでしょうね。「君が、ぼくが、作り直せばそれはみん…な君のものになる。君のための、君に優しいものになるよ」「澄美ちゃんの代わりに、君にぼくの作った新世界を捧げたくなるよ」「君を新世界の女王とするのは、十分に合理的さ」どうやら甘水は美世を女王とし、その下に薄刀家を据えて、その異能によって、それ以外の人を支配し操る世界を作りたいみたいだ。もし女王がそれを望まないなら無理やり言う事をきかせるつもりのようだ。そして、その世界は女王に優しい世界だと甘水は考えているみたいだ。無理やり言う事をきかせているのに。虚しくないのかな。続きを読む

投稿日：2023.08.05

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ブクログレビュー

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sawakong

このレビューはネタバレを含みます

甘水直から堯人様と美世を同時に守る為に、美世は宮城に滞在することになった。
日々を無難に過ごす事で今の満たされた生活に歪みを生まない様にしようと、清霞への思いを自覚しつつもその気持ちに名前をつけない様にしていた美世。
そんな折、甘水の手に落ちた軍の中枢部の策略と薄刃新の裏切りにより清霞は捕縛されることに。連行される折、美世へ想いを打ち明ける…

美世よ…少しずつ成長していて健気な性格ながら、自己肯定感低いがゆえのウジウジが、今作ちょっとキツかった。彼女の生い立ちやらなんやらに関係していてしょうがないのだけど、ドーンと清霞の胸に飛び込んじゃえよ！ともどかしくて。
でも最後、自分の愚かさを悔いて、自らの足で清霞を迎えに行くと奮起した美世の勇気はあっぱれ！続編が楽しみである。

宮中での女子会に、皇太子殿下がタカ子として参加してた件は、面白かった。
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投稿日：2024.03.28
ちこ(´・ω・)

「年明け、ざわめき」
堂々と異形を皆の目に。
普段は何も見えない人たちからしてみれば、初めて目にした生き物から自分たちを護ってくれてるか不安だろ。

「宮城と落ち着かない日」
特別な場所での生活は。
…相手の出方が分からない以上は護衛対象を一箇所に集めて、信頼出来る者を配置して待機するしかないだろう。

「夜」
互いに知りたいことを。
ことの重大さを理解していないからこそ、こんな煽るような行為を平然と行っても反省する様子もないのだろ。

「夢の中に在る過去」
逃げ込んだ場所は既に。
手っ取り早く二人を離れ離れにさせて、尚且つ邪魔な者たちの足止めをするには一番簡単な方法ではあるよな。続きを読む

投稿日：2024.03.20
さとう

このレビューはネタバレを含みます

続きが気になって眠れなくなる終わり方‼
六も借りてて良かった（笑）
はぁ…(´Д｀)ﾊｧ♡
タカ子の清霞に対しての言葉と、それを受けての婦女子たちの反応が、良き‼

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投稿日：2024.02.28
ちょこ

このレビューはネタバレを含みます

不穏はどんどん広がって、戦いは本格化していく。終始緊迫した雰囲気なのに突然のタカ子登場に和みました。清霞が最後に伝えた一言と、清霞のために前に進むことを選んだ美世の姿に胸が熱くなった。この戦いがどう決着するのか、幸せな2人を見るために続巻を読む。
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投稿日：2024.01.29
秋月那月(仮名)

このレビューはネタバレを含みます

堯人様、結婚してたの!?妻子いるの！？
さらっと明らかにらなった事実にらビックリした。
ラストの清霞の美世に対する態度とか想いがもうね…
言葉が出ない。
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投稿日：2023.12.22
swoo

このレビューはネタバレを含みます

まだまだ続く異能信教の恐怖。
これはネタバレになるかもしれないから、一応ネタバレ仕様にするけど、私的には最初の頃、辰石一志が次の強力な敵になるんだと思っていたが、意外とあっさり、なんかふんわりと久堂家の使いっぱみたいになってちょっとガッカリだったのよね。
それに斎森香耶が全く出てこないのも寂しいなー。
奉公先で頑張ってる姿でも、後悔してる姿でも見せて欲しい。これからでてくるのかな？
とまぁ、最初の設定を活かした話の作りにしてくれても良かった気がするのですが、でもこの展開も嫌じゃないのでね、いいんだけど。
でもいい加減、ふたりはじれったいねw
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投稿日：2023.12.19