【感想】超空気支配社会

辻田真佐憲 / 文春新書
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
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0
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  • ゲームをしない私には、ミリタリーゲームの解説が目から鱗

    新旧寄稿の集成本です。3割ほどは既読でしたが配列の妙で面白く読み直せました。
    SNSの風圧に晒される中で身の処し方を考えるのに、信頼できる総合知との出会いによるバランスが大切だと思う。とかく非難が先鋭化しがちな時には次の警鐘を踏まえたい:
    「へたをすれば、将来を見越して、若いころから情報を徹底して管理されている二世しか政治家になれないような事態も起こりかねない」
    続きを読む

    投稿日:2021.08.26

ブクログレビュー

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  • がーくん

    がーくん

    筆者の評論集というが、短いオピニオン記事ばかりで突っ込んだ議論がなく浅いと感じざるをえない。専門知ではなく総合知の模索、ジャーナリズムの再興を主張しているのも、評論集の寄せ集めではなどうもその説得力に欠ける。続きを読む

    投稿日:2021.09.26

  • nokkko

    nokkko

    右や左の偏った意見に辟易している中、こういう意見を聞きたかったんだなと、自分の気持ちに気づかせてもらえる論考だった。

    投稿日:2021.08.19

  • tokosan

    tokosan

    津田大介さんのポリタスTVで紹介されていた本。
    著者初めての評論集で、その多くは2014年から2021年にかけてのもの。覚えていることでも、視点が変わると新鮮でなるほど!となるのがおもしろい。
    「今日本当に必要なのは、専門原理主義とデタラメの中間、つまり総合知を模索することではないか。そしてそれこそ、評論家本来の領分なのである」
    同感!ついつい自分と同じ意見を持つ人ばかりで固まりがちなのは、どの分野でもありがちなこと。大事なことは「模索し続けること」なのではないか…とつくづく。
    続きを読む

    投稿日:2021.07.16

  • ハルモヤ

    ハルモヤ

    64年東京オリンピックにまつわる話、軍歌にからめた戦時下プロパガンダの話から、どれも大変面白い。狭い事実は大局を正しく伝えるものとは限らない。

    投稿日:2021.07.11

  • 文藝春秋公式

    文藝春秋公式

    【SNS、コロナ、オリンピック……「空気」の圧力が覆う現代日本を読み解く令和版「空気の研究」】SNSの炎上、コロナ、オリンピック……現代日本を動かしていたのは、やはり「空気」だった。SNS時代を鋭く活写した初の評論集。続きを読む

    投稿日:2021.06.25

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