【感想】もうだまされない 新型コロナの大誤解

西村秀一 / 幻冬舎単行本
(29件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
11
7
7
1
1
  • クリアになりました

    一部、自身の信じていたものと違う記述があったものの、納得できた。
    より正しい対策を考えるのに、大変参考になりました。

    投稿日:2021.08.31

ブクログレビュー

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  • 謙タッキー

    謙タッキー

    ウィルス感染の専門家の著書だけに、非常に説得力がありました。
    政府の方針やテレビの情報などが、いかに不十分で無責任なものかということを改めて認識しました。

    投稿日:2023.02.13

  • hito-koto

    hito-koto

    このレビューはネタバレを含みます

     呼吸器系ウィルスの専門家、西村秀一先生「もうだまされない 新型コロナウィルスの大誤解」、2021.6発行。ポイントは: 患者の口や鼻から出て、空気の流れに乗って運ばれる生きたウィルスをいかに避けるか。換気(3密の回避)と不織布マスク。新型コロナは空気感染(エアロゾル感染)、接触感染は稀。①ビニールカバーやパーテイションはかえって危険 ②テーブル、椅子、ドアノブの表面に生きたウィルスはいない。スーパーの商品、お金、図書館の本にも。アルコール消毒は無意味(単なるアリバイ作り)③皮膚からの感染はない 

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    投稿日:2022.06.10

  • 高倉の健

    高倉の健

    正しく恐れるって難しいよね。
    マスコミで毎日報道する新規感染者数のことも
    本書を読んで
    気にする必要がないと理解をいったんしても、
    毎日毎日テレビで繰り返されているのと
    触れていると、
    「やっぱり新規感染者数って大事なデータ報道なんじゃないの?」と
    理解がブレてしまいます。愚かな私。
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    投稿日:2022.05.14

  • pdsjp094

    pdsjp094

    このレビューはネタバレを含みます

    ウイルス専門の医師として、その知見に基づき、巷で行われているコロナ対策と呼ばれる行動を冷静に分析した本。
    もちろん、新型コロナについてはいくら専門家とは言っても、未知な部分も多く、すべてを正確に把握しているわけではないと思うので、この本の中にも後々検証すれば正誤はあるものと思われるが、この本を書いた時点で著者の今までの知識、経験を踏まえて整理されたものであり、読んでいて腑に落ちる部分がたくさんある。特に、新型コロナはエアロゾル感染(空気感染)が主な原因であるというのは、この本が書かれた時点では厚生労働省も正式には認めておらず(最近になって認めたようだが)、飛沫感染や接触感染を主な原因としていたそれまでの見解を、専門家の見地から冷静に否定したものであり、書かれている内容から素人でも納得のいくものであった。その点から、現在でもあちこちで行われているパーテーションによる隔離等は、逆に空気の流れを悪くするものとして本書では「良くない対策の例」として挙げられており、感染拡大から2年以上経った現時点においても、専門家による理論的な対策ではなく、イメージや印象に基づいた対策が改善されずに続けられていることがよくわかる。
    ウイルス感染症の性質を正しく理解し、正しく対策するためにも、マスコミが伝えるイメージが先行した対策ではなく、各自がいろいろな知識を得て、行動していくことが重要だと思い知らされた。

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    投稿日:2022.04.11

  • pinoko

    pinoko

    正しく恐れる。読んで納得。
    正体のわからないものに怯えすぎ自分で判断できなかったのかも。
    情報の取捨選択、なんでもかんでもやればいいということではなく、正しく知ることが大事。まだまだわからないことは多いかもしれないが。
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    投稿日:2022.02.16

  • ただ

    ただ

    私は新型コロナについて、あまりに受け身になりすぎていたのかもしれない。

    流れてくる情報を疑うことなく、そういうものなのかと思い込んで、言われるがままに行動していたが、もっと早く本書を読めばよかったと、反省しております(本書は去年の6月発売)。

    新型コロナウイルスは、呼吸器系ウイルスが原因の感染症で、「空気感染」であり、皮膚感染はしないし、接触感染もまず起こらないそうで、著者の「西村秀一」さんは、国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長で、呼吸器系ウイルス感染症研究をされている、いわゆる『本物の』専門家です。

    マスクで捕らえたウイルスは、いつまでも生きていないし、実生活で物の表面には生きたウイルスはまずいないことや、狭い空間でのパーティションは逆に危険で(パーティションと壁の間に滞留する)、換気をしっかりして空気が流れて抜けていく方がいいこと等、すべてのことに合理的な理由があるので、分かりやすく、納得させられるものがありました。

    しかし、それとは別に、私が危機感を感じたのは、感染症の流行は、他の災害に比べて簡単に忘れ去られてしまうことで、かつて、スペイン・インフルエンザと関東大震災が同じ時期に起きた際に、前者の死亡者数は、後者の死亡者数の4倍近い数だったそうです。
    確かに、防災訓練は毎年行っているし、印象的に強く感じるものがありますね。

    また、感染症が起きると、いつの時代の人々も、結局同じようなことをしていることも同様の思いで、何が分かっていて、何が正しくないことなのか、もっと歴史から学ばなければいけないとの、西村さんの言葉には考えさせられるものがあり、後世に残し伝えるというのは、こういうことなんだと、過去からの繫がりの大切さを実感したとともに、今を生きる人々が、後世の人々へ残し伝えることの大切さも痛感いたしました。
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    投稿日:2022.02.11

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