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小野はるか / 角川文庫 (40件のレビュー)
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総合評価:
とある本読み
よくできてる。しっかりとしたミステリー。
設定などは先発の「薬屋」などともよく似ています。後宮舞台の中華ミステリー。 薬屋がキャラクター優先で「豆知識をスパイスに物語を進める」タイプであるに対して、しっかりとした伏線と回収が行われるミス…テリーとなっています。 その反面キャラクターつくりという意味では薬屋ほどではないと。 ライトノベル風味なのは致し方ないかなと思いますが、それなりに読みごたえもありとお勧めできる作品ですね。続きを読む
投稿日:2023.10.24
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Anno
大光帝国の後宮は、謀殺されたという噂の妃の棺から赤子の遺体が見つかったことで幽鬼騒ぎに揺れていた。 皇后の命で沈静化に乗り出した宦官の延明は、調査の最中侍女の桃花に目をつける。普段は出世欲もなく居眠り…をしてばかりのぐうたら侍女だが、彼女には検屍術の心得があった。 中華風の後宮を舞台にした、検屍ミステリキャラクター文芸です。 第6回角川文庫キャラクター小説大賞の、大賞と読者賞をダブル受賞した作品。 出世や寵愛を求める欲望や、宦官に対する差別や忌避感などどろどろした感情渦巻く後宮での事情に全く興味を持たず、泰然としている桃花。それでも友情に厚く、慈愛や正義感も持ち合わせていて、誰かが本当に必要としている言葉を自然とかけてくれる。魅力的なヒロインだと思います。 個人的に、おっとりした言葉遣いが好き。 キャラクター小説大賞という事で、登場人物に惹かれるのはもちろんですが、ミステリ要素や推しである検屍の部分もしっかりと書かれているように感じました。 妃や宦官たちの立場や階級、後宮や宮城の立地や位置関係などは、一読しただけではすっと入ってこないかも? と思いましたが、いわゆる「後宮もの」を読みなれていると違うのかもしれません。続きを読む
投稿日:2024.03.23
永杜
幽鬼騒ぎに集められた侍女の中で 一人居眠りをしていた。 連続短編になっていて、その都度何が起こるのか、と わくわくしながらの内容でした。 そして最後にはすべてが繋がり…。 そんな状態にも驚きがありま…すが 主人公の判断がすごいです。 普段の眠そうな昼間と、くっきりと起きている夜。 ギャップというよりも、思考回路の省エネ型?続きを読む
投稿日:2024.02.25
せ
ミステリ要素が強く好きでした。 普段はねぼすけな昇進に興味なしの桃花が検死となるとガラッと変わります。 宦官延明…冤罪で宦官って…悲しすぎる…
投稿日:2023.11.04
エリン
お? 好きかも〜 読み始めはふーーーーん ってくらいだった 2冊目はいっかなって しかし、読み進めるうちに引き込まれて 読み終わるまでに続きを準備しました 皆さんの口コミを参考に、まずは4巻まで
投稿日:2023.09.18
hosinotuki
後宮ということでお決まりの宦官と女官のボーイミーツガール的なものと思っていたら,冤罪を軸に置いた検屍がなかなか面白い.
投稿日:2023.08.25
タケ
このレビューはネタバレを含みます
中国後宮検死クライム・ミステリー。短編かと思いきや、一冊まるまる続いていた…。最初の赤子の遺体が最後の話まで続くとは思わなかった。後宮のドロドロ具合がとても良い。犯人が女装の宦官とは予想外だった。主役の延明と桃花のコンビが割と好み。愛だの恋だのが殺人の動機にまでなっているのに、ヒロインの桃花に(今のところ)恋愛感情がないんだよな。延明はクソでか感情ぶつけてきそうな感じがする。
投稿日:2023.07.24
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