【感想】サマータイムレンダ 13

田中靖規 / 少年ジャンプ+
(14件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
7
5
1
0
0
  • 最終巻!

    長いループの戦いも最後。感動的な結末と単行本にのみある7月25日の様子が短いながらも何故潮が慎平に帰ってきてほしかったのかがわかって読後感が良かった。
    全13巻を揃えて読むのがオススメの作品です。

    投稿日:2021.04.03

ブクログレビュー

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  • dai-4

    dai-4

    このレビューはネタバレを含みます

    十全に理解できたとは言い難い。でも何だか凄い理論でクリアしたんだろうことは、ビシビシ伝わってきた。結局夢オチに近いものがあった気がするけど、トンデモ相手との戦いをクリアしたからこそ、日常が戻ったってことなんやね。よく分からんけど面白かった。実はSFって、そんな楽しみ方で良いのかも、とか思っちゃう。

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    投稿日:2023.12.04

  • maiaki

    maiaki

    このレビューはネタバレを含みます

    難しかった…。
    どうしてみんな生き返ったんだろう…。
    ちゃんと全巻手元に置いといて、確認しながら読まないと駄目な気がする。

    それはそうと絵柄がとても好きだった。
    女の子はかわいくて、男の子はかっこよくてとても良い。

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    投稿日:2023.08.04

  • いのしん

    いのしん

    慎平と慎平の中にいるリュウノスケ、そしてウシオの3人で、常世にてシデと最終決戦。結末、潮を含め、竜之介や慎平の両親も生きている世界が再構築される。となると、これは「影の病」という昔からの伝承が存在しない世界なのか。ウシオが島に流れ着いた鯨の姿をしたヒルコを消したから、それに起因する事象は全て消えたという事なのだろうが、ループものは理解に苦しむ。
    いつ会えなくなるか分からないから、会いたいと思ったら会いに行くべきだし、伝えたいことはちゃんと自分の言葉で伝えるべき。この作品を通して、より一層そう思う。特に地方に自分の故郷があって上京してきている人とかそうだよなあ。田舎での生活とか幼馴染とか羨ましい。
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    投稿日:2023.05.03

  • ホン・ヨンドル

    ホン・ヨンドル

    【あらすじ】
    シデを追い、ハイネの故郷へと足を踏み入れた慎平。シデの望むエンディングを阻止するため、ウシオ、「波稲」と共に最後の戦いへ挑む。果たして、結末は…!? ひと夏の離島サスペンス、ここに完結!!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    面白かった!特に前半の、誰が敵で誰が味方かわからず、そもそも「影」が何者なのかもよくわからない状態のゾクゾク・ハラハラ感がたまりませんでした。後半のシデとのバトル中心になってからは、だんだん頭がこんがらかってきてしましましたが…。
    主人公だけがタイムリープできるチート能力を持っているわけではなく、その能力に敵も気づいてゴリゴリ削ってくるという展開が、最後までどちらが勝つかわからない緊張感を保たせたのかなと思います。特殊能力を持つ主人公が出てくる漫画って、だいたい「最後は主人公が勝つんでしょ」という白けを感じてしまうのですが、当作品はそういうものを全然感じませんでした。
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    投稿日:2022.11.23

  • あむ

    あむ

    このレビューはネタバレを含みます

    計10回のループ、そのほぼ全てが
    毎度毎度クライマックスかのような盛り上がり。
    慎平が絶対絶命に追い込まれる程に
    どんどん面白くなっていく。
    やっぱり ピンチって最高に面白い…。

    あまりの盛り上がりの数々に
    「もう終わるじゃん…」ってしんみりしてたら、
    そこがまさかの折り返し地点だった時は
    驚き過ぎて脳が360度回転。
    その後、ループ能力に目覚めたわたしは
    慎平と同じく、
    「労働」という名のシデの魔の手から
    命がけで逃げ続ける日々を送っています。
    まだいけるやろ…!
    おれのイベントホライズン…!!(貯金残高)

    全139話、すべてを計算し完成させた状態で
    3年間の連載が始まってるという
    文字通り 完璧としか言いようのない
    クオリティの高さなのでずっと面白かった。
    ただ、一気読みは必須…!
    これを3年間、毎週だったり隔週だったりで
    追っかけてた読者さんたちには頭が下がります。
    先が気になって気になって、
    週のうち6日ぐらい睡眠薬飲むハメになりそう。

    10回もループするような話の辻褄を
    綺麗に違和感なく、
    そして読みやすく整理整頓してるだけで
    田中靖規先生の能力、ケタ違いにスゴい…。
    間違いなくこの13巻分より多くの
    情報ノートの数々を作られてるだろうし…。
    スゴすぎます…。
    しかも作画は、アシスタント無しのおひとりで…。
    もう、土下座したくなってきた。

    銃を構えた瞬間に 手元に銃が現れる慎平とか、
    シデ戦の南雲先生とか、
    最後まで3本釘で動き封じるの利用したりとか、
    終盤の空襲のとこだけ規模がおかしいのとか、
    自分は一気読みした身ですが
    いろんなエピソードに思い出が詰まってる…。
    背景から伝わってくる日都島の実在感が
    ここまで感情に刺さってくるんだろうな。
    個人的に、かなりの名作でした。

    …とりあえず好きな順。
    ①南雲先生 ②潮 ③澪。

    以上。
    ありがとうございました!

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    投稿日:2022.10.02

  • まっしべ

    まっしべ

    このレビューはネタバレを含みます

    シデの望む「エンディング」を回避せよ!

    時が前に進まない空間「常世」において、ヒルコが経験した、焼夷弾降り注ぐ日都ヶ島空襲の記憶の中で慎平・潮・竜之介・波稲がシデと激突。

    この戦いがたっぷり170ページ程に渡って描かれる訳だが、正直、長い。ページを割いているだけならまだしも、長さを感じられてしまう展開はやや爽快さに欠ける。シデとの戦いという事で言えば足掛け数巻に渡る攻防がようやく終着。
    強過ぎる潮に制限がかかる展開は良しとして、結局のところシデにどれ程魅力を感ぜられるかが評価の分かれ目ではないだろうか。こういう物語って主人公は勿論そうという前提で、敵側の方にどこまで惹きつけられたかどうかが個人的にはとても重要だと思っている。
    理屈どうこうでない只々極悪で最低な敵もアリだし、互いの信じる正しさを一部認め合いつつもぶつけ合うタイプの展開も熱いし、見た目も含めてともかく’敵’が大事だと思う訳であります。

    それでいくと、シデって冷酷で惨虐で影の鎧装着時の姿はカッコよく見えなくもないけど、肝心の目的=「エンディング」がしょぼ過ぎる。326年と24日間生きてきて、コピーを産み続けてきたハイネが衰えてしまったが為に今更死ぬのが嫌だからじゃあ世界を消してしまおう…というのは余りに小さい。せめて、そこにハイネへの深い愛とかが見出せれば菱形青銅のケース同様また違ったかもしれないし、もっと拗らせて世界征服の方向に向かったらそれはそれで読みたかった気もするが、どうもそうではなさそうだ。

    乱暴な言い方をすれば’シデがいなくなろうが大して気にならない’程度の悪さ。少なくともラスボスの器ではないと思った。


    最後まで読むと「ちゃんと私のこと 見つけてよ」(p205)というセリフの深さにジーンと来る。

    生き生きしたひづるさんの様子もなんか嬉しい。

    澪は正直もっと活躍出来るポジションだと思っていた。不遇感が最後まで拭いきれなかった感。
    併せて、朱鷺子の内面ももっと掘り下げたら面白い感じになったと思う。中二病っぽい面倒くささとか。

    12巻で千登勢さんが撒いたガソリンの件は…?過去のを読み飛ばしたか?

    根来さんとかは元気にやってるのかな。


    完結おつかれさまでした。


    4刷
    2022.9.18

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    投稿日:2022.09.18

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