【感想】違国日記(7)【電子限定特典付】

ヤマシタトモコ / FEEL YOUNG
(16件のレビュー)

総合評価:

平均 4.4
9
3
3
0
0
  • 男社会

    男社会にも葛藤があるんだなーとしみじみ感じた。
    お互い様だが、知らないコミュニティがたくさんあることをを知りたい。教えてくれるこの作品も好きだ。

    投稿日:2024.05.21

ブクログレビュー

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  • maiaki

    maiaki

    表に出ている部分と裏に抱えている問題、どうして丁寧にここまで描けるのだろう…。
    槙生の相手を尊重する在り方がいい。
    朝の感情の変化も。
    何回も読み返して考えたい。

    投稿日:2023.12.29

  • NORIS

    NORIS

    しばらく前から読んでみたいな、と気になっていたタイトル。そのうちにと思っていたら、実写映画化のニュースが来たので、じゃあとりあえず読んでみようかと週に一度の本屋で一冊ずつ買いはじめて7巻目。

    朝、高校二年生初夏。槙生のくりだすむずかしげな語彙を「悪口語録」として書き留め、少しずつのみこんでいく日々。ああ、そうよね、「浅薄」「短慮」「蒙昧」「醜悪」「空虚」「呪縛」…日常の話し言葉ではふつうでてこないこうした熟語をわたしはどうやって使えるようになったのだろう? 
    空気のように存在感がなかった朝の父親の思い出。笠町(槙生元彼)と塔野(朝の後見人弁護士)が語り合う「男社会の洗礼」。医大の女子受験生に対する不誠実な不正のこと、ここにきて男のありかたやつらさなどにフォーカス。
    「なりたい自分になる」というのも、なかなか難しい。自分はこうしかなれない、と自分なりに納得してその自分を大事にできるというだけでいいのかもしれないけど、人の顔色をうかがわずに、(目立つとかキャラとか)周りからの評価や周りへの影響力にとらわれずに、自分の気持ちを大事にする生き方ができるようになるには、試行錯誤が続くのだろうな…。
    心身ともに成長していく朝に伴走しつつ、槙生自身も少しずつ自分を受け止め直していく感じ。
    続きを読む

    投稿日:2023.07.19

  • RIN

    RIN

    自分は特別って思いたい気持ち、何者かであることを証明したい気持ちわかるーー!特に中高生のときは考えていた気がする。。親がどうとか、周りがどうとかではなく、自分を磨いていくしかないんだよなー

    投稿日:2023.03.30

  • るいこ

    るいこ

    あー刺さるー
    随所でグサグサと刺さってくるー
    この感覚が苦しくもあり楽しくもあるからどんどん読んじゃう

    最近は朝が少しずつ大人になっていってるのを槙生ちゃんみたいな気持ちで見てる


    投稿日:2022.05.18

  • 1611175番目の読書家

    1611175番目の読書家

    このレビューはネタバレを含みます


    キャラ…これ中高生あるあるだと思う!本当に厄介。キャラのせいでしたい事出来なかったし、出来たこともある。〇〇はいい子だから、頭いいから、運動神経悪いから、優しいから、怖いから、結局呪縛は自分で解くしかない…かな…?あの時の自分は出来なかったけれど

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.03.15

  • mayugeco

    mayugeco

    子どもも大人も窮屈な偏見や価値観に傷つき闘いながら生きている。大人になって自分で自分を守れるようになってもひょっこりそのころの自分が顔を出したり苦い想いをしながら。そのへんの難しさや生きづらさを『違国日記』はみせてくれる。それぞれ違国。それ認め合う。朝の歌う姿がかっこいい。続きを読む

    投稿日:2021.02.28

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