【感想】ポーの一族 秘密の花園(1)

萩尾望都 / 月刊flowers
(22件のレビュー)

総合評価:

平均 4.5
11
7
2
0
0
  • 懐かしくて興奮する

    サスペンススリラーなのに牧歌的で混乱する。
    名作と名高いこの作品を初めて手にしたのは古い寺内町の傾いた古本屋で、全巻買ったのか時間をかけたのか全く覚えてない。一晩中胸がいっぱいになって酔ったように狂おしく、夜の空気を胸に吸い込んだ。それでも耐えられなかった。これが名作だ!本当だ!と叫びだしたかったし、実際次の日学校の友人たちに強く勧めた。
    その続きを読めるなんて信じられない。ありがとうございます。

    そう言えばポーツネル男爵は「残酷な…」の父親の雛型なんですね。また買い直さなくちゃ。
    続きを読む

    投稿日:2020.12.14

  • アーサー卿との友情

    エドガーとアランが偶然にたどり着き滞在することになった、アーサー卿の館。2人の正体に疑問を感じながらも、アーサーはエドガーに好感を持ち、お互いの間に友情のような関係が育まれていくところがいい。

    投稿日:2024.05.18

ブクログレビュー

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  • モモマサ

    モモマサ

    絵の謎に迫るシリーズ!!

    またポーの一族を最初から読まないといけない幸せをつくってくれました!

    時を超えて新たに読めそして新たな解明されていく!

    ぜひ〜

    投稿日:2024.04.26

  • mach-read

    mach-read

    1.2巻読了。
    ユニコーンで出てきた、アーサーにシルバー、誰?
    と思ったけど、ここで過去に戻りアーサーとの出会いの物語。シルバーも後見人的に絡んでいたのね。
    ポーツネル卿亡き後の後見人として、アーサーはぴったりの配剤だったわけで。続きを読む

    投稿日:2022.08.29

  • xmayumix

    xmayumix

     ポーの一族、ランプトンを模してエドガーが描かれた謎にせまる。

     もう、最大の謎だったよね。
     ランプトンを模した一連の絵によって、運命を狂わされ、最後の一枚を救うために、命を亡くした人がいる。
     ポーの一族の話のなかで、一番切ないのはやっぱり「エディス」だと思う。
     絵をエドガーに渡したあと、落ちていくアランの姿は、今でも網膜に焼き付いている。

     と、前置きが長くなったけれど、再開したポーの一族は、結構人間臭いので、まぁこういうのもあるだろうなって展開で出会う。
     相変わらずの空気の読めないアランがアランたらしめていて、すごいww
     
     で、クエントン卿と、エドガーの在り方は、さもありなん、なのだけど、その周囲が騒がしい。
     クエントン卿と幼馴染の人妻の話が、にぎやかしのようで本質をついてくるようで怖い。
     早世したもう一人の幼馴染の存在が、なんとも不気味なのよね。

     もう出会った瞬間から、クエントン卿はエドガーサイドにいくしかなかったのかしらって思うのである。

     きっと、周りの人たちはそれを無意識に止めようとしている人だった気がする。

     
    続きを読む

    投稿日:2022.03.30

  • あさひ

    あさひ

    このレビューはネタバレを含みます

    1888年、「ランプトンは語る」に繋がる話。
    アランはずっと熟睡中です。。
    わがまま放題のアランをエドガーが宥めたり、甘やかしたりするのが見たいのに残念~。
    ユニコーンの現代を描いた後に過去を描くのは何か伏線があるからだよね??
    アランが蘇るのか気になる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.08.22

  • nakaizawa

    nakaizawa

    「ポーの一族 秘密の花園(1)」萩尾望都著、小学館、2020.11.15
    193p¥750C9979(2021.06.26読了)(2020.11.14購入)
    1888年9月1日、レスター郊外
    アーサー・トマス・クエントン卿の屋敷
    エドガー・ポーツネル 主人公
    アラン・トワイライト エドガーの友人

    【目次】
    Vol.1
    Vol.2
    Vol.3
    Vol.4
    Vol.5
    大英博物館 マンガ展探訪記
    ポーの一族番外編 月曜日はキライ

    ☆関連図書(既読)
    「ポーの一族 春の夢」萩尾望都著、小学館、2017.07.15
    「ポーの一族 ユニコーン」萩尾望都著、小学館、2019.07.15
    「春の小川」萩尾望都著、小学館、2011.03.15
    「なのはな」萩尾望都著、小学館、2012.03.12
    「愛の宝石」萩尾望都著、小学館、2012.12.12
    「アウェイ(1)」萩尾望都著、小学館、2014.07.15
    「アウェイ(2)」萩尾望都著、小学館、2015.09.15
    「王妃マルゴ(1)」萩尾望都著、集英社、2013.01.30
    「王妃マルゴ(2)」萩尾望都著、集英社、2013.12.30
    「王妃マルゴ(3)」萩尾望都著、集英社、2015.01.28
    「王妃マルゴ(4)」萩尾望都著、集英社、2016.01.30
    「王妃マルゴ(5)」萩尾望都著、集英社、2017.01.30
    「王妃マルゴ(6)」萩尾望都著、集英社、2018.02.28
    「王妃マルゴ(7)」萩尾望都著、集英社、2019.02.28
    「王妃マルゴ(8)」萩尾望都著、集英社、2020.02.29
    「一瞬と永遠と」萩尾望都著、幻戯書房、2011.06.14
    「マンガのあなた SFのわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2012.02.28
    「コトバのあなた マンガのわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2012.05.30
    「物語るあなた 絵描くわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2012.11.30
    「愛するあなた*恋するわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2014.05.30
    「ピアリス」萩尾望都著、河出書房新社、2017.07.30
    「私の少女マンガ講義」萩尾望都著、新潮社、2018.03.30
    「芸術新潮2019年7月号 特集萩尾望都」
    続きを読む

    投稿日:2021.06.24

  • elephant

    elephant

    1888年レスター郊外、ロンドンへ向かう途中で道に迷ったエドガーとアランは美しいバラ園のあるアーサーの邸宅に身を寄せる。アランが深い眠りについってしまったため、アランの身を隠す代わりに、エドガーはアーサーが描くランプトンの絵のモデルになることになる。
    今回は一巻では終わらないので続きが楽しみ。
    続きを読む

    投稿日:2021.05.30

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