【感想】かわうそ お江戸恋語り。

あさのあつこ / 祥伝社文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
1
2
3
0
0
  • お八重とおちかが幸せでありますように

    易しい文章で場面が鮮やかに浮かんでくるようなあさのあつこさんの作品が好きです。凄惨な場面が書かれていても読後感が悪くないのも好きなところです。主人公の幸せを祈ります。

    投稿日:2022.04.12

ブクログレビュー

"powered by"

  • 一想

    一想

    とても読みやすく、一気に読めました。
    作者の弥勒シリーズが大好きで、楽しみにしていますが、同じ作家が書いたのかと思うくらい、こちらはスラスラと読めます。
    弥勒シリーズのあのくどいくらいの文章ももちろん好きですが。
    あさのさんのもっと色々な作品を読んで見ようと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2023.03.06

  • chaiq

    chaiq

    このレビューはネタバレを含みます

    時代小説はあまり読んだことがなかったが、全く問題なくすらすら読めた。江戸の雰囲気を楽しみつつ、ちゃっかりロマンスも感じたい人にオススメ。ハッピーエンドとまではいかないが、明るい未来に向かっていくような感じで良かった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.02.05

  • はるぽんぽん

    はるぽんぽん

    江戸時代、商家の一人娘のお八重。少女のお八重が恋を知り、大人になっていく成長物語。
    江戸を騒がせる強盗の事件も絡み、捕物帳としても読める。
    お八重が出会う「川獺」が、まあとても良い男。危険を帯びた謎めいた佇まいが魅力的で、少女も恋しちゃうでしょう、それは。
    知ってしまったら知らなかった頃には戻れない。それが大人になるということ。と、解説にもあった。
    ごく当たり前の少女が、恋を知って、戸惑い、思いだけで動くことはできない身の上で、何を考えてどの道を選びとるか。みずみずしい少女の感情が眩しい。

    青春がしんどいタイプなので、あまり感情移入しないように読んだ。
    大丈夫な人なら、この作品をもっと楽しめただろうな…。
    続きを読む

    投稿日:2022.12.12

  • ゲスト

    ゲスト

    産毛な娘の純真の恋心が、平穏な少女の日常を
    嵐の様な人生に脚を踏み出させる。
    人の恋情は時として、予想外の行動をしてしまう。
    八重に仕えるおちかの誠実さも外せない。
    復讐に燃えたかわうその心さえも変えてしまう
    切なく激しい恋心がよびおこす事件。
    続きを読む

    投稿日:2017.09.05

  • しのり

    しのり

    お八重の想いが強くて、怖いです。自分の想いだけで衝動的に動いてしまうことから、周りを見られるようになってくることとの成長が描かれていますが、あれは成長しているのでしょうか?結局、自分の思うままに行動して終わりました。考えられる範囲は広がったけれど、後にも先にも、結局行動は変わらない、恋って凄い酷いってことだなぁと。まさに盲目。いろいろ理屈をこねまわして考えてはいるけれど、自分中心なのは変わらないです。
    まぁ、恋じゃなくても、基本人は自分中心なんだろうなと。
    続きを読む

    投稿日:2017.07.30

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。