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原田マハ / 角川文庫 (110件のレビュー)
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総合評価:
Dumpling Junky
いつもの
さくふうとはことなり、今 実際に人権問題で揺れている香港を舞台にして描かれている。最初の方は全く引き込まれる事無く、淡々と読み進んでいた。 飽くまでも個人的な感想で大変恐縮ですが、折り返し地点になりジ…ェットコースターで地上目掛けて疾走するがの如く一気に読み進められる展開に変わった。ここが作者の真骨頂であると強く思わされた。 珍しく政治というテーマに美術という甘いソースを掛けて供された一品 興味を持たれた読者の方は是非!続きを読む
投稿日:2020.09.11
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みね
音楽のような一冊でした。
導入部はゆったりと、まったりと気を持たせつつ、徐々に登場人物がプロットされていく感じ。 そして少しずつリズムが刻まれ始めて、テンポアップしてサビに入っていく。 サビで登場人物の魅力をたっぷり味わっ…たあと、すっとフェードアウトしてしまうエンディング。 あれっ?なんかちょっと物足りないんだけど??? いや、それがマハさんの狙いかも。だって、まだ余韻が心に響いてる。。。続きを読む
投稿日:2022.05.26
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ひびぬ
このレビューはネタバレを含みます
世界を変えられるかもしれないと行動することが大事。 アート鑑賞をたくさんしていて、積読していたこちらを! 謎のアートスペシャリスト集団、<アノニム>かっこいい! まず、相手を褒めることから始まる関係性、素敵。 作品中は本名とは別の、通称が使われているから、覚えるの大変だけど、登場人物紹介が載っているのでなんとかなる。 叙述トリックとか、読者を混乱させたいときに本名と通称を出すのはありだな!と思ったけど、読む人はちゃんと理解して読むから、ミスリードにはならないかな? スペシャリスト集団<アノニム>の計画を実行するオークションのシーンはドキドキワクワク。 もっと活躍しているところを見たい!続編できそう。 <アノニム>のリーダー、ジェットが張英才に伝え続けた、「アートで世界を変えることは出来ないかもしれないけど、アートで世界を変えようと行動することが大切」というメッセージが素敵。 ダメだと想像して諦めてしまうのと、行動してダメだと諦めるのでは全く違う。 歳をとると「それはダメだ」と想像して、無難なことしかしなくなる。 チャレンジしていきたいものです。
投稿日:2024.05.06
pop
ラノベ寄り。楽園のカンヴァスや暗幕のゲルニカの流れで読んだけど、かなり毛色が違うので同じものを求めて読む場合は注意してください。
投稿日:2024.04.29
kanchan523
原田マハさんの【NO.9】がとても好きで、同じ中国が舞台になっている作品とワクワクしながら読んだ。 登場人物が多いのと、カタカナの名前が中々頭に入らず、少し読みづらかった。 しかし、マハさんの作品は本…当にジャンル多彩だなぁと改めて感じさせられた。続きを読む
投稿日:2024.04.27
chanaobook
原田マハさんのアート小説の中では、エンタメ性が際立った一冊 じわっと心が高ぶる作品が多い中、こちらはアニメや映画化に向いてる賑やかな感じ アートへの知識と情熱は変わらず深いので、新たな路線で面白か…った続きを読む
投稿日:2024.04.25
Limei
原田マハさんのひと味違うアート小説 香港が舞台で、ジャクソン・ポロックの幻の傑作がサザビーズのオークションに出される‥ アーティストを目指す高校生と謎のアートに関わる組織のお話です。 アートも詳しく…ないし、ましてオークションなんて未知の世界だから、読んでいてわくわくおもしろかったです。 「傑作が生まれたそのときがどんな時代だったのかを知ることは、アーティストや作品を理解するのに大いに役立つ。ちょっとした思いつきや偶然で生まれる作品の中にも優れたものはもちろんあるけれど、ほんとうの傑作には、アーティストが肌身で感じていた時代の空気が綿密に盛り込まれている。アーティストが何を感じ。どんなふうに考えて作品を創り出したのか、まずはアーティストの創作した時代に思いを馳せてら作品に向かい合えば、よりいっそうそれが輝いて見えることだろう。」 原田さんのおかげで、絵そのものだけでなく、作者のこと、描かれた時代のことを理解しようとするようになって、私の世界が少し楽しく広がりました続きを読む
投稿日:2024.03.16
a___yk
・”世界を変える”アート×エンタテインメントな物語 ・昨年「楽園のカンヴァス」を読んで、原田マハ×アート作品にハマり、その後「リボルバー」「暗幕のゲルニカ」と読んで、今回「アノニム」。 ・マハ作品…は「本日は、お日柄もよく」「生きるぼくら」「スイートホーム」などアート作品以外は読んだことがあったけれどそこまでハマった作品はなかったかなぁ。(当時アート×ミステリーはなんだか敷居が高く...) 「楽園のカンヴァス」を読んで、一度読み始めたら読むのやめられない!ラストスパート面白すぎる!!とやみつきになり、原田マハ×アートに足を踏み入れました。それゆえの今回は正直物足りない感がありました。。。 ・登場自分物が多すぎた。今まで読んできた作品と比較するとやや内容が薄い印象。冒頭の登場人物紹介を見返しながら読み進めました。(記憶力の問題?) ・登場人物や煌びやかな香港の街の様子、緊迫感あふれる場面の描写はさすがでした。続きを読む
投稿日:2024.02.12
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