【感想】ヤマケイ新書 IT時代の山岳遭難

木元 康晴 / 山と溪谷社
(3件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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  • IT時代の山岳遭難「対策」

    ドキュメント系の読み物かと思いきや、アナログからデジタルへどう移行してきたか、今ならこういうサービスがあるよ、みたいな解説系だった。

    投稿日:2020.03.18

ブクログレビュー

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  • aya00226

    aya00226

    このレビューはネタバレを含みます

    登山人口のピークは2009年、1230万人。2018年は680万人。遭難者は1.5倍。年齢が高くなった。
    雪山でピッケルではなくポールで登るのは危ない。滑落時は無力。
    広河原から白峰三山日帰りは無理。
    GPSで計ると、地図は最大20mずれている場合がある。
    『日本登山体系』
    ヤマケイオンラインのみんなの登山記録。
    ヤマレコ。YAMAP。など。
    YAMAHACK、Akimama。

    週刊ヤマケイ、週刊ヤマレコ、ヤマケイオンラインニュース。

    ヤマケイオンライン、ヤマレコ、YAMAP、スーパー地形。
    ヤマタイムは『アルペンガイド』の地図を表示している。
    国土地理院の地図はズームレベル5から16までが使われる。16は25000分の1の地図に等しい。
    ヤマレコのみんなの足跡。ルート逸脱警告を設定できる。
    スーパー地形はカシミール3Ðをスマホ上で使用できる者。
    ヤマレコアプリのみんなの足跡は強力なツール。
    山の情報を深く知りたいときはヤマレコ。

    カシミール3Ðは国土地理院の地図なら料金は不要。3Ðを使うには、標高データが入った山旅倶楽部の地図やスーパー地形セットを購入する。
    山座同定ナビ、PEAKFINDER610円。頂という山岳立体マップアプリ。
    山と自然ネットワークコンパス。
    ココヘリ。LEDは緑色で点滅。残量が少なくなるとオレンジ色に変わる。
    Googleマップでは、GPSアプリで取得したデータも使っているらしい。山に行った時の方がログが細かい。

    KDDIのポケットGPS。
    山に入るときは飛行機モードで。
    地図は25000分の1地図と登山地図を持つ。
    カメラは別に持つ。スマホの電池の温存。

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    投稿日:2022.03.08

  • フラビオ

    フラビオ

    2020年10月4日読了。2019年時点の、特にスマートフォンの普及により変化した「登山と遭難」の現状と、取りうる対策について論じる本。何事にも光と影の側面があるもので、GPS通信機能は地図読みの負荷をなくし登山の敷居を下げ、SNSでの情報発信は登山へのモチベーションを上げ登山人口の増加に寄与する一方、誤った知識や不十分な装備をもとに入山して遭難し、死亡したり安易に救助を養成したりするケースが増加している…とそれはそうだろう。ジョギング人口が増えるのと違い、登山はそもそも非日常の行為で「最悪死の危険がある」スポーツである、のだが、これを部活動で学ばなかったとしたら、高齢者ばかりの山岳会には足が向かないし、書物で学んだとしても独学には限界があるし、結局ネットの知識に頼るしかないのが難しいところ、正しい情報を拡散するように・登山者の啓蒙を試みる、業界や各種団体の努力にも限界があるよなあ…。ピンポイントでのヘリ捜索を支援する「ココヘリ」アプリや、ヤマレコやYAMAPなどのサービスは自分は知らなかった、今後の登山の際には利用してみたい。続きを読む

    投稿日:2020.10.04

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