【感想】Dジェネシス ダンジョンが出来て3年 01

之貫紀, ttl / KADOKAWA
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 3.8
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1
  • 面白いです

    Web版を一気に読んで書籍化されてる事を知り、購入しましたが、捕捉されてるストーリーもあり大変満足です。
    次巻も楽しみにしてます。

    投稿日:2020.05.03

  • これってインテリ系??

    アニメのCMでこの作品を知った人もいるかと思います。そこでは「インテリ系のダンジョン攻略」みたいな宣伝をされていて、作者もそこを狙って書いているのだと思います。そのあたりのインテリアピールはウザイぐらいですが、う~ん、そもそもインテリかなあ?と思いました。
    ちょっと新しい作風かな?と思って値引き時にまとめて買って、4巻まで読んだけど、感想は変わらないです。
    主人公が得たスキルが特殊&特別で、そんなスキルもってたらそりゃそういう分析はするよね、という感じ。インテリというよりゲーマー脳じゃないかな。
    で、平穏に暮らしたいみたいに語る主人公達の思惑とは裏腹に、いろいろなトラブルにも巻き込まれていく展開だけど、ほぼ全てがマッチポンプ、自作自演、身から出た錆。そりゃそうなるよねって思えてしまう、その点は致命的に下手かなあ。
    インテリを装う作風がそれを余計に苛立たせるというか、飽きさせる。
    現代にダンジョンができるのは定番の一つで、スキルオーブを狙って取得したり売ったりするアイデアも、目新しさは感じない。科学知識がうんたら書いてる人もいるけど、まあそういうのもあるよねっていうぐらいの浅いもの。
    その点は気にすること無いとは思います。
    理系っぽさを出そうとしているけど、理系から見ると「文系からみた理系像」というか「なんちゃって理系」みたいに感じる。
    好みの違いはあるでしょうが、私はこう感じました。
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    投稿日:2023.08.02

ブクログレビュー

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  • bukuroguidkodama

    bukuroguidkodama

    現代社会にダンジョンができて
    ブラック企業勤めの主人公が
    チート能力に目覚めて無双する
    とてもよくあるお話
    作者があとがきでいう
    「現代の承認欲求が強いわけでもない大人」が
    主人公であるところが本作の個性で
    周囲にすごいと思われたいと過剰には思わないところは
    意図通り良く描けている
    問題はお話がまったくすすまないところ
    ご都合主義でやらかしまくっている主人公たちが
    失敗しないのは作者の言う通り別に問題ない
    けれど1冊かけてこの話の進み方では
    一体あとどれだけかかるのか
    お話しが終わった後も登場人物たちの毎日は続くのだ
    という形式は当然許されるし
    終着点をもうけずに
    日常毎日の何でもないことを描くこと
    それ自体が主題という作品もあるだろう
    けれど本作はそれでいいのだろうか
    大それた欲求を持たず
    せいぜい自分の周囲が幸せで
    たまに美味しいものを食べられればそれでいい
    という話に舞台設定がふさわしいのだろうか
    いやそこだ
    その落差がこの作品なのだ
    と言えばそうなのだろうが
    この舞台世界での主人公様たち御一行の覇道は結局
    作者次第であるのに
    周囲が称賛しかせず困難も挫折もないお話で
    座り良く居続けられるものなのか
    という銀紙噛みしめるようなお話
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    投稿日:2024.03.06

  • muaythai

    muaythai

    原作はWebのなろうで連載しており面白かったので、書籍版も読んでみた。
    書籍版では登場人物に関連するエピソードが追加されており物語に深みが増している。挿絵の主人公がイケメンすぎるかな。もう少し野暮ったい方が共感できる。
    作者が理系なのかサブカルチャーから最新科学まで満遍なく知識が無いと面白さが半減するが、注釈が大量に入っているので、興味があれば自分で調べて知識を深めることができる。
    物語が本当に面白くなるのはまだ先なので、2巻以降にも期待している。
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    投稿日:2021.01.20

  • ただ

    ただ

    このレビューはネタバレを含みます

    天才ではないけど、研究者としては優秀な20代後半男性が、能力を得たらどうなるかって感じのなろう系。
    よくあるっちゃあるけど、よくあるような展開にはなっていない。
    ちょこちょこと挟まれる小ネタを絡めながら、現代科学をベースに事象を解き明かそうとしていくのが面白い。こういう世界の法則を分析して検証してくタイプの作品好きなんだよね。デスマとか迷宮ハーレムとか
    変に理屈っぽいし、マニアックなネタが、40代ぐらいの理系男性にちょうどあってると思う。というか、作者がそうなんじゃないかと思う。あとワインと代々木の地理に異常に詳しく細かく描写してある。
    web版からの読者だが、web版の119話の後書きで、君津2尉と鋼が出会うのは沖縄でと注釈が入っていて、詳細については、いずれどこかで。と書いてたけど、書籍版にそのエピソードが載るとは思わなかった。web版ファンの人はこれのためだけでも買う価値はあると思う。伊織も鋼さんもみんなカッコいい。あーあと、読みやすくなっていたり、表現もちょこちょこ手が入ってます。

    web版の2章最終話の§037までが収録されている。

    20210425追記
    習志野駐屯地とか防衛庁とかの自衛隊側のシーンが追加されている。
    防衛庁でオーブが作れるという発想とメイキングが関連づけられていているのは、新しい視点。

    新社屋の内装打ち合わせとかでもレーザー盗聴関係の記述が追加されている。

    ダンジョン前でサイモンで君津伊織と出会った時に、伊織との会話シーンが追加されて、伊織の鋼との出会いの話しが始まる。改めて読むと伊織は完全に主人公だな。

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    投稿日:2020.03.10

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