【感想】ポーの一族 ユニコーン

萩尾望都 / 月刊flowers
(21件のレビュー)

総合評価:

平均 4.6
12
6
1
0
0
  • 思えば…

    40年前、リアルタイムで萩尾作品に触れられたのはなんと幸運だったことか。
    そして、40年という時を経て、いまだ新たな作品に出会えるしあわせをしみじみとかみしめています。
    ふと、思う。
    40年前、わたしが今の年齢だったらポーの一族をどう読んだだろう。
    今、わたしがあの頃の少女だったら、この物語の根底に流れるやりきれない孤独をどう感じるだろう。
    孤独は、寄り添えば寄り添うほど増してゆく。
    アランですらエドガーを満たせないのなら、エドガーの孤独は壮絶ですらある。

    …マンガ読みながら、昭和のおばさんはタイムトラベル気分です。
    続きを読む

    投稿日:2020.01.19

ブクログレビュー

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  • モモマサ

    モモマサ

    本当の続編!アランを求めるエドガー!

    ますます物語に深みと謎が!

    読者の想像力をシャッフルしてくるのはさすがです!
    今後のポーの一族の展開が楽しみ!


    ぜひ〜

    投稿日:2024.04.23

  • mach-read

    mach-read

    エディス後のエドガーとアランのその後が描かれた物語。何十年という時を超え、描き綴られた萩尾望都の剛腕に唸る。終わったはずの物語を納得のいく形で動き出させることができるのは、作者のみの特権で、それを描く胆力があるのに驚嘆。続きを読む

    投稿日:2022.08.28

  • nakaizawa

    nakaizawa

    「ポーの一族 ユニコーン」萩尾望都著、小学館、2019.07.15
    191p¥734C9979(2021.06.14読了)(2019.09.08購入)

    【目次】
    Vol.1 わたしに触れるな  (2016年)
    Vol.2 ホフマンの舟歌〔前編〕  (1958年)
    Vol.2 ホフマンの舟歌〔後編〕
    Vol.3 バリー・ツイストが逃げた  (1975年)
    Vol.4 カタコンベ  (1963年)

    ☆関連図書(既読)
    「春の小川」萩尾望都著、小学館、2011.03.15
    「なのはな」萩尾望都著、小学館、2012.03.12
    「愛の宝石」萩尾望都著、小学館、2012.12.12
    「アウェイ(1)」萩尾望都著、小学館、2014.07.15
    「アウェイ(2)」萩尾望都著、小学館、2015.09.15
    「ポーの一族 春の夢」萩尾望都著、小学館、2017.07.15
    「王妃マルゴ(1)」萩尾望都著、集英社、2013.01.30
    「王妃マルゴ(2)」萩尾望都著、集英社、2013.12.30
    「王妃マルゴ(3)」萩尾望都著、集英社、2015.01.28
    「王妃マルゴ(4)」萩尾望都著、集英社、2016.01.30
    「王妃マルゴ(5)」萩尾望都著、集英社、2017.01.30
    「王妃マルゴ(6)」萩尾望都著、集英社、2018.02.28
    「王妃マルゴ(7)」萩尾望都著、集英社、2019.02.28
    「王妃マルゴ(8)」萩尾望都著、集英社、2020.02.29
    「一瞬と永遠と」萩尾望都著、幻戯書房、2011.06.14
    「マンガのあなた SFのわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2012.02.28
    「コトバのあなた マンガのわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2012.05.30
    「物語るあなた 絵描くわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2012.11.30
    「愛するあなた*恋するわたし」萩尾望都著、河出書房新社、2014.05.30
    「ピアリス」萩尾望都著、河出書房新社、2017.07.30
    「私の少女マンガ講義」萩尾望都著、新潮社、2018.03.30
    「芸術新潮2019年7月号 特集萩尾望都」
    続きを読む

    投稿日:2021.06.13

  • fukutama

    fukutama

    連載当時読んでたはずなんだが…単行本でまとめて読んで、全体を把握できたというか、話の流れを掴めたというか…恥ずかしながら(苦笑)早く続きが読みたい。

    投稿日:2021.01.05

  • otsu

    otsu

    40年ぶりに書かれた「春の夢」から2年

    前作と同じく気になる歌曲「ホフマンの舟歌」
    キングポーは「世界で一番美しい舟歌」と

    ユニコーンは亡くなった兄のために歌う
    ジュリエッタはユニコーンにコンサートに招待され歌う
    彼女の母は若かりし頃サルバトーレ・ルチオと
    5年の間ベネチアのコンサートで歌っていた
    年老いないサルバトーレと彼女は出会う
    続きを読む

    投稿日:2020.04.03

  • ゆん坊

    ゆん坊

    絵柄は40年前の方が断然好みだけど、この世界観にまた触れられるなんてやっぱり幸せ。
    ユニコーン、あんな強引なやり方じゃ友だち作るのは難しいね〜…と言いつつ、そこも彼の魅力。不器用で切ない。
    アランの復活とエドガー、この後の2人の展開も楽しみ!続きを読む

    投稿日:2019.12.20

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