【感想】後宮の烏2

白川紺子, 香魚子 / 集英社オレンジ文庫
(99件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
30
48
11
3
0
  • 美しい

    シリーズ二作目。今作もため息が出るくらい美しい。事件の解決の仕方も面白かった。美しい風景などの描写、登場人物の心情表現の細やかさ、アクションシーンの迫力、事件の顛末の描写、本当に素晴らしい。主人公の寿雪と皇帝が益々魅力的になり関係性も深みが増してきた。今回のメインの事件はなかなかおどろおどろしいのだが、寿雪の正体に迫る物だけにワクワクした。すぐにでも続きが読みたい。続きを読む

    投稿日:2019.02.16

  • 『淡く、あえかな光だ。』せつないなぁ。

    高峻の腕に残った傷あとが・・・。
    寿雪が寿雪である為には・・・。
    寿雪の寿雪を取り巻く環境が果たして・・・。
    いるのかいないのか烏と梟が招くものとは・・・。
    ひとつひとつのでき事の、
    「言葉」がとても暖かくて、簡潔だけど伝わってくる感動が余りある事。
    「描写」が血のにおいさえ伝わってくる程の繊細さ、かつ戦いの時などの動きの速さが目まぐるしい。迫力が!
    この先、謎は深まるばかりですが、これも楽しみ。
    続きを読む

    投稿日:2019.07.01

  • 面白い

    サクサク読める。面白いです。でもそれだけじゃなくてお互いを思いやる気持ちに泣きそうになることがあります。誰かを救おうなんて傲慢なのかもしれない。でも意図しない優しさが意外と誰かを救っているのかもしれませんね。続きを読む

    投稿日:2020.09.11

ブクログレビュー

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  • みちょはちゃ

    みちょはちゃ

    このレビューはネタバレを含みます

    後宮の烏2
    白川紺子

    ∞-———————∞

    烏妃の秘密がどんどん出てきて面白い。寿雪は強気な感じでいて、頼みはほとんど断れないし、掟を破って周りに仕える宦官や宮女が増えていく。
    宵月が出てきた時は、殺されるのでは?と本気で考えたけど、そしたらこの本終わっちゃう。

    「青燕」
    「水の聲」
    「仮面の男」
    「想夫香」

    2024/04/28 読了(図書館)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.28

  • ちびむく

    ちびむく

    何故、烏妃として寿雪が後宮に居るのかが少しずつ秘密が明かされていく2巻でした。
    主人公たちのやさしさがとても印象的でした。

    投稿日:2024.04.17

  • a_mi

    a_mi

    このレビューはネタバレを含みます

    ずっと前から本屋さんで平積みされていたのが気になっていた。でもシリーズものは当たり外れがあるし、、と思いしばらくは手に取らなかったけれどアニメ化もしたとのことで今更ながら読み始めた。

    ここからは完全に個人的な好みになるけれど、かなり好きな雰囲気。寿雪や高峻をはじめとする登場人物達も人間味があっていいなと思えるし、根本の夏の王冬の王の謎も先が気になる。
    中華風ファンタジー(というのか?)によく出てくる宦官だけど、私が宦官という言葉やその意味を知ったのが浅田次郎さんの『蒼穹の昴』だった。学生時代初めて読んで物凄く面白くて記憶に残っている。主人公が宦官となるシーンなども割と鮮明に覚えている為、アニメや小説などで宦官が出てくる際にその扱いの軽さに自分の中で捉え方との差があり、登場人物として生きてないというか、実はあまり楽しめなかったりしていた。(『顔はいいのに○無しか〜』みたいな台詞とかあると、なんかそんな感じだっけ、、、?となったり。)勿論その物語において大事な意味を持つわけじゃないからかもしれないけれど、とにかく私は蒼穹の昴をずっと引きずっていたので(笑)だから衣斯哈の処遇を巡った温螢と寿雪の会話シーンがすごく良くって、こうゆう主要に近いキャラクターに奥行きがあるのいいなと感じた。
    調べたら7巻完結で全部販売されているので一気読みしたいと思います。

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    投稿日:2024.02.12

  • quatorze

    quatorze

    このレビューはネタバレを含みます

    烏妃として生きるとは。

    寿雪の元に人が増えてくる。烏妃は侍女も宦官も置いてはいけない。その教えを破ってしまうことに心は騒ぐが——。

    アニメで一度観たけど小説で読むのもいいですね。人が人を想う気持ちは、いつも暖かい結果になるとは限らない。それでも人は人に手を伸ばす。寿雪も、高俊も。

    皇帝が孤独な立場であることはさまざまな作品でよく言及されているが、烏妃も同様に孤独に生きることを求められている存在。大きな権力を持つ存在にはさまざまな人間が寄ってくる。利用されないために孤独を選ばざるを得ないのか。「人」としての心はどうなるのか。

    敵のような存在も登場してますます続きが楽しみ。

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    投稿日:2024.01.04

  • コルク

    コルク

    このレビューはネタバレを含みます

    最終章で寿雪もこの時初めて高峻のためになにかしようと動いた…
    お互いがなにか役に立とうと動く姿に心を動かされる…
    世界観も好き
    にしても高峻が寿雪を守ったところかっこよかったなぁ
    感情をあらわにしない二人だけど内心では置かれる立場に思い苦しんでいることが文章に表現されている
    温蛍無事でよかったぁー

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    投稿日:2023.11.20

  • mutsuki

    mutsuki

    烏妃と烏蓮娘娘の関係が少しずつ明かされていく。
    まだ、ここから本筋が進んでいくんだろうなと思う。
    続きが楽しみ。

    投稿日:2023.08.24

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