【感想】US-2 救難飛行艇開発物語（２）

世界ーを造った人々の話

終わりのほうに書かかれている元第2開発室長富松克彦さんの言葉「この物語がなければ、世界一の高性能な飛行機を作ろうとした人々にスポットが当たることはなく、その努力が後世に語り継がれることはなかったのかも…知りません。」を読んだとき、思わず涙が・・・。新幹線なら誰もが知ってます。でもUS-2を知っている人は少ないと思います。島国日本にとってUS-2は絶対必要な存在です。でも都会の空を飛ぶ事はほとんど無いだろうし、地味で目立たない存在です。ましてUS-2を作った人々や、その努力は誰も知らない。世界ーのものを造ったのに。凄い努力をしたのに。それに思い到ったとき思わず・・・。早く続きが読みたい。でも続巻は来年になる予定なんですね。早く読みたい気持ちを含めると星５っ。でも漫画というエンターテインメントとして考えると、やはり地味なので星4つ。しかし、ノンフィクションなのに派手に盛り上げると嘘くさくなるので、これでイイのだとも思う。という事でやっぱり星5つにします。続きを読む