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白川紺子, 香魚子 / 集英社オレンジ文庫 (176件のレビュー)
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総合評価:
ココすけのままりん
1
もっともっともっと二人を見ていたい!
一度目は、名前・呼称、名称などの読み方を覚え、そして人物の関係性を確認しながら。 二度目は、烏妃とは何者なのかその存在理由は?その言動・行動をじっくり考えながら。 三度目は、二人の、抱えている心の…変化をほのぼのと感じながら。 何度読んでも小気味よく、気分が良い!続きを読む
投稿日:2018.06.22
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ぴよぴよ
面白い!
久しぶりに当たりの小説に出会った。名前などの漢字はとても難しいが、話のテンポがよく、内容も惹き込まれた。例えば「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」や「陰陽師」などが好きな人にはピッタリだと思う。是…非続編を望みます。 (難解な名前は記号だと思って読んだ笑)続きを読む
投稿日:2018.11.17
レビューネーム未設定
ありそうなファンタジーだが秀作
いっきに読みたい本。内容は‥漫画でもありそうな?また、別の作家の、続編が数年出ないファンタジー大作と似通っている、此方の続編も早く読みたい!と読み進める度に思わせるが、同じようだと書いては其々作家さん…に失礼かもしれない。似て非なるもの、でしょう?次巻も直ぐ読んだので、惹きつけられたのは、間違いないです。描写が綺麗です。続きを読む
投稿日:2019.03.25
とある本読み
中華風後宮を舞台にしたファンタジーの佳作
設定としては中国の後宮を下敷きにした架空の国の物語で、短編をつなぎながら全体のストーリーが流れていく形式。 言葉使いなども後宮を舞台にしたドラマなどを思い浮かべればスッと頭に入る。 (「若儀」や「…諍い女」あたり。形式的にはもう少し古い時代が舞台のようですけど) 第一巻は舞台となる国の隠された歴史を明らかにしてゆくとともに登場人物の肉付けをしてゆき、続く巻では舞台装置の揃った中で物語が進み始める。 文体が少々淡々としていることもあり、感情移入するというよりも登場人物たちを横で眺めているように感じつつ読んでいっていました。 「おもしろい!!」って感じの物語ではないけれど、破綻のない世界観と血の通った登場人物たちの織り成す佳作です。続きを読む
投稿日:2019.06.22
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みちょはちゃ
このレビューはネタバレを含みます
後宮の烏 白川紺子 ∞----------------------∞ 「薬屋のひとりごと」を読んで面白くて似た中華風世界を探した。 ルール的なものは違って、「あっちはあぁだったけどこっちはこうなんだ、へぇー」って読み比べてる感じ。 1巻なのでまだ私に馴染んでいないだけで、次巻はスーッと入ってくることでしょう。 でもこれもなかなか面白い。烏妃のような占い師のような存在はあったのは知ってるつもりだけど、彼女(寿雪)の存在は格別な感じがした。そういえば特別な存在として成り上がるには占い師って打って付け、と卑弥呼を思い出す。 そしてこちらの帝はあまり偉そうな感じもなく庶民的にすら感じてしまうのは、この書(小説)に出すぎだからであろうか。 寿雪は人情から離れ、ひとりひっそり生きていたいと思うのに、人は寄り、拒むことが出来ず、更に寄る者が増える。それも帝が寄って来ているとなると周りの見る目も変わってくる。 「妃にならないか」と言っている辺からも、帝は寿雪に相当の好意を持ってるはず。 本来ならあってはならない二人の関係、みたいなことになっていくのではという淡い期待も持ちつつ、この付かず離れずの感じも面白いしこのままでも全然大丈夫!という気持ちも持ちつつ、読み進めていこうと思う。 「翡翠の耳飾り」 「花笛」 「雲雀公主」 「玻璃に祈る」 2024/04/24 読了(図書館)
投稿日:2024.04.24
ちー
アニメで見ておもしろかったので、この後どうなっていくのかが気になり、本で読んでみることにしました。 アニメで見ていたので、キャラクターや世界観を把握した状態で読めたということもあって、とても読みやすか…ったです。読んでみて、アニメは小説にかなり忠実に作られていたんだなと思いました。 1巻はアニメで見たところまでだったので、2巻以降でどうなっていくのか、読むのがとても楽しみです。続きを読む
投稿日:2024.03.14
ラウドボーンママ
ファンタジー小説で、描写が細かい割に読み進めやすい。 人物も多いけど多すぎず漢字だから覚えやすい。 1巻で皇太后との争いがあっけなく終わってしまったけど、その後の話の膨らませかたも無理がなく引き込まれ…る設定。 続きが楽しみ。続きを読む
投稿日:2024.03.05
りな
寿雪は後宮に囲われている。 ある時陛下が耳飾りを持って訪ねてくる。 アニメ途中まで見てたからイメージしやすかった〜 面白いから家帰ったら続きみたいし本も続き買おうかな〜
投稿日:2024.01.07
コルク
王宮ミステリー 古の中国文化を味わっているようで楽しめた。 話の中に出てくる花や物が素敵… 帝がなぜ烏妃にこだわるんだろうなと思ったら、一人を強いられている理由を知りたかったからだったんだ。 心根は優しいけれどちょっと不器用な寿雪、感情を表に出すことがないけれど思いやりのある高峻、ひょんなことから烏妃の侍女となった九九…人間性豊かな登場人物達の関係性が微笑ましかった。 一番印象に残っているのは高峻のあげた象牙の櫛を寿雪が侍女の九九にあげようとしたところかな(笑)その話を寿雪が高峻に話しているとこが面白かった(笑) 寿雪「象牙の櫛をやろうとしたら、怒ってしまった」 高峻「私がそなたにやったものではないか」 寿雪「いらなければ捨ててよいと言ったであろう。いらぬから、九九にやろうと思ったのだ」 一中略一 高峻「ひとの贈り物を、勝手にやるやつがあるか」 寿雪「捨ててもよいと言ったくせに」 高峻「捨ててよいとは言ったが、他人にやってもよいとは言っていない」
投稿日:2023.11.13
momo2023
不思議な世界観、創世記。と、既存の体制を変えようと奮闘する皇帝が、魅力的でした。ラブストーリーにならないところが好きです。
投稿日:2023.10.20
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