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葉室麟, 木下昌輝, 富樫倫太郎, 乾緑郎, 天野純希, 冲方丁, 伊東潤 / 講談社文庫 (7件のレビュー)
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総合評価:
future4227
ひと味違う大坂の陣をご堪能あれ
『決戦!関ヶ原』では石田三成を諸葛孔明ばりの策士に仕立て上げた葉室麟さん、今度は淀君を恐るべき謀略家に祭り上げてしまった。ま、実際そこまでは計算できないだろ。今回のアンソロジーは通説との乖離が大きい突…飛な話が多かった。その中でひときわ光彩を放っているのが伊東潤さんの『男が立たぬ』。福島正則の弟、正守と宇喜多秀家の従兄弟、坂崎直盛というちょっとマイナーな武将たちの男としての矜持が描かれる。ストーリー構成といい、千姫救出の緊迫感といい、とても短編とは思えない密度の濃さ。実に清々しい話だった。続きを読む
投稿日:2018.01.12
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りゅう
すごくおもしろかった。 子ども向けの本だと出てこない武将が登場するのがうれしい。それから、いろいろな作者の短編集だから、この人から見たあの人と、別の人から見たあの人が違うのもおもしろい。このシリーズは…全部読みたい。 一番よかったのは「黄金児」で、その次は「忠直の檻」。(小5)続きを読む
投稿日:2023.03.05
haribogummi
決戦シリーズを初めて読みました。同じ出来事でも、当然ながら作家さんにより解釈が違うので面白いですね。大阪に移住したので読んでみようと手を伸ばしましたが、より大阪を好きになれた気がします。他の決戦シリー…ズも読んでみたいです。続きを読む
投稿日:2018.11.15
豊太郎
このシリーズは間違いがないと思う。 例えばこの「決戦! 大阪城」で言えば、秀頼、淀殿、真田信繁は知っていてもその他については全くと言っていいほど知らなかった。何万人もの人々がこの戦いに絡んでおり、その…何万人ものストーリーがあるのだとも思った。 一般的の史実を分かっているとフィクションの部分も楽しめて面白みも感じる。続きを読む
投稿日:2018.05.15
まさパパ
寄せ集めてもストーリーにはなりえないのだが、それでも各作家の特徴は良く出ていると思う。 司馬遼太郎、池波正太郎、松本清張はとても詠みやすいし、安部龍太郎、火坂雅志は短いながらも濃厚。
投稿日:2018.02.11
pokopoko0713
うーん、無知な私には人間関係がわかりにくく難しかった。 こんなにもいろんな解釈が成り立つのかと驚き。 けれども、つくづく家康嫌いと思ってしまった。
投稿日:2017.12.20
講談社文庫
大好評「決戦!」シリーズ文庫化第二弾! 戦国時代最後の戦い 慶長二十年五月、豊臣秀吉が築いた天下の名城・大坂城を舞台に、戦国時代最後の大合戦がはじまろうとしていた。乱世に終止符は打たれるのか、敗北は即…ち滅亡……。七人の人気作家が、「大坂の陣」に参陣!続きを読む
投稿日:2017.11.13
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