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ひぐちアサ / アフタヌーン (27件のレビュー)
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総合評価:
EG4
これで金取る?
おおきく振りかぶって。が好きなので、過去作も読んでみようかなぁと、レビューの星も4つだし。だけど、幾ら初期とは言っても・・・・・・絵は上手くない(大振りも上手いとは言えないが)、話も読みにくい。特に、…同性愛の方が話が分かりにくいですね。難解では無く、表現力が無くって。これは、プロットだけ書いて、小説にした方が良いのでは?と言う感じ。 これは・・・・・・大振りのオマケで数巻に分けて読むなら文句は言わないけどってレベル。続きを読む
投稿日:2018.04.05
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アルファ
「家族のそれから」 兄・妹の2人兄弟と、亡くなった母親の再婚相手(26歳)のギクシャクした同居生活。 「ゆくところ」 同性愛の少年は同じクラスの、身体に麻痺を持つ少年に恋をする。とはいえ、すぐに同性…愛を受け入れてもらえるわけでなし、セフレとの関係にも影響が出て… 話の中で言わんとするところ、軸になる人間関係、吐き出される言葉、そういったものが断片的にグッと来るものの全体的な粗さが先に立ってなんだか未消化な感じ。 「家族のそれから」はもう少し続きが見たいところで終わってしまっている。続きを読む
投稿日:2020.02.26
二川項
このレビューはネタバレを含みます
彼女の作品を読んでいると,自分がどこかに持っている(かもしれない)劣等感というか,マイナスの部分と向かい合うような気がしてならない。それは決してネガティブというわけではなくて,それらとつきあっていく,そのイメージが少し思い浮かぶ。同時収録の『ゆくところ』の方が,荒削りなだけに,そういう感じが強い。ちなみに僕は「これ親子のカエルだよ〜」というセリフの理解はポジティブ派。受け入れることができたんじゃないかな,そんな気がしてる。
投稿日:2019.02.17
yunumata
さすがにちょっと、初期作品集という感じがして、荒っぽすぎて筋になかなか没入出来なかった。また読み返したら、印象変わるかもしれないけれど。この「家族のそれから」から間髪入れずに傑作「ヤサシイワタシ」がス…タートしたのかと思うと、不思議……。続きを読む
投稿日:2014.11.09
揚げフライ
「ここは一番…ハツコさんに近い…君たちも…っ」 亡くなった母の再婚相手(26歳!)と残された多感な子供たちの同居ストーリー。ぶっちゃけ読み始めたときは「表紙にだまされた~っ」なんて思ってすみません。笑 なんか、本当に面白い漫画は絵の拙さとか関係ないんだなって思いました。笑 登場人物全員の心情が痛いほど伝わるのです。本当にうまい漫画家さんだな-、と...(ああ..なんか何言っても失礼にきこえてしまう..?) 読みきりの「ゆくところ」も名作なのデス
投稿日:2014.10.23
ふじ
メグちゃんの頭真っ白になるページが好きだなあ。3人ともハツコさん大好きだったんだなー・・・。 『あたしのせいにしないで!』 『荷物開けたらゴミだったとか……!!』 『自分で言ってキズつくなよ』 『苦労して大学 出ても仕事 大変なのは変わんないんだな』 『何を今さら……ずっとお母さん見てるじゃない』 『・・・・・・だだこねないで ちゃんと治してっ』 『 そうだよ なんにも 心配ない 』 『オレだって もーそれしかないのにさー』 『もう!!なに考えてんの!!?』 『なんでいるの?』 『・・・身の上 語ってどうすんだ』 『してもらったこと 1コもないのかよ!!』 『好きなうた うたうといんだ おれそうしてる』 「ネタって出しちゃっても、また溜まるもん?」 「・・・溜まる!」 『やってみると言われたとおりまた溜まる、というか、その時思っていることはわりとその時しか思ってないもんだということがわかりました。』 『ワタシのマンガはワタシだけのものですが、読む人は、その人だけのモノを構築するんだぞ~~と実感しました。』
投稿日:2014.04.11
アオ☻
「おおきく振りかぶって」のひぐちアサの、デビュー作を含む単行本。 表題作「家族のそれから」では、家族の中心であった母・ハツコが急逝してしまい遺された兄妹と、若い義父とのギクシャクした生活の、彼らが同じ…方向へ一歩を踏み出せるようになるまでを描いています。 ひぐちアサの心理描写といえばとにかく言葉の省略が多く、安易にキャラクターの心に踏み込ませてはくれません。 口の開き具合、眉の角度といった表情や台詞回しから、まるで現実の人間に向き合うようにするしかないのです。 ときに漫画としては不親切ではとすら感じるほど。ただ、それがとてつもないリアルを生み出していることは確かでしょう。 母親の恋人である義父へジレンマを抱く兄、母の代わりになろうと努める妹、掛け橋を亡くしてしまいどこか"家族"になれないままの義父、お互いを一番に考えている兄妹、ハツコが愛した兄妹を愛する義父。 それぞれの矢印が複雑に配置されているのですが、どの二人を抽出しても完全には向かい合えていないような微妙に不器用な三人です。それが三人という人数なのかもしれません。 その中にあって、義父の電話を偶然にも兄妹が聞いてしまうシーンと、そのあとの、食事の回想シーンは、兄が後に義父へ少しずつ歩み寄る大きな要因となっています。とくに後者はうっかりすると泣いてしまいます。 10年後、彼らが幸せな家族になれていたらと願います。続きを読む
投稿日:2013.05.10
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