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阿川大樹 / 実業之日本社文庫 (159件のレビュー)
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総合評価:
食いしん坊花子
終電車、特別な電車と特別な想い
電車の遅延に顔を曇らせた覚えのある人は多いと思います。 それが終電だったら、なおさら。 乗客ひとりひとりの想いが交差し、はらはらしたり、どきどきしたり。 思わず涙したり。 そして電車の運行…を見守るひとたちの思い。 毎日毎日、電車に長い時間揺られて嫌だなあ、と思うことも多いのですが、 やはり電車には浪漫がある、と心が柔らかくなりました。 続きを読む
投稿日:2017.11.17
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future4227
満員電車でイライラしてる人に読んで欲しい一冊
電車に乗り合わせた色んな人々が織り成す人生の物語。終電というのが特に重要なわけではなく、人生のターニングポイントとなるきっかけが、たまたま電車だったという人たち。神様も出てこない。でも、神様がいるんじ…ゃないかと思うような、奇跡的な再会があり、悲しい死があり、希望がありの心に染みる話が並ぶ。この後の展開はご想像にお任せ的な終わり方で、どれもその後が気になるのだけど、逆に想像力を掻き立てられて、勝手にエンディングのストーリーを創って自己完結。『閉じない鋏』は死んだ父を思い出して涙した。続きを読む
投稿日:2019.01.12
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かずきの
緊急停止された電車に関わる人(乗っていてたり、止める側だったり)の短編集。 ブレークポイント…どんなに忙しく休めないときでも、ちょっと息抜きする事により、リフレッシュされ流れが良くなる事ある。わか…ってるけど、期限あるとなかなか一度立ち止まるのは、勇気いる(¯―¯٥) 閉じない鋏…このタイミングで、人生を変えるきっかけになる人に会ったのは、偶然ではなく、必然なんだろうなぁ。 ホームドア…33年間待ち続けた人、実はあってた人だったけど、最後に気づけて良かった。 すべてのお話が、一つの緊急停止の電車に関係していて(後続の電車だったとしても)とか、登場人物が繋がって伏線回収できていたりしたら、もっと楽しかったのかな…続きを読む
投稿日:2024.02.22
Yuki
2019.2.4 短編は、いつも物語に引き込まれる前に終わっちゃうから満足できないんだけど、個人的にこの本はむしろ引き込まれるからそれが終わっちゃうのが惜しい!って思った。良いところで終わったなぁと…いう感じ。 ネットの評価はあんまり高くないけど。 人身事故が軸になってたけど、別に暗いとかは思わなかった。ほっこりする話が多くて嬉しかった。続きを読む
投稿日:2024.01.27
すにぃ
電車の緊急停止によって人生のターニングポイントになる短編集。 つながっているのかと思いきやそうでもなさそうで、同じ人物だったらいいなあと思っていたのでそこが少し残念。 泣ける話あり、心が温かくなる…話あり。 お気に入りは【閉じない鋏】と【ホームドア】続きを読む
投稿日:2023.12.20
なつ
うーん、この先がどうなったのかと思う話が多かったかな。 ブレークポイント→疾走感あって良かった。こんな上司欲しい。 閉じない鋏→少し感動した。おじいちゃん良かったね。 赤い絵具→だんだんのめり込んでい…く主人公が怖かった。続きを読む
投稿日:2023.11.10
翼
人身事故の影響で止まってしまった終電、というシチュエーションでの乗っている人を描いた短編集です。 止まった電車の中でモヤモヤと自身のことを考えているものでした。終電の車内で何か起こるのかと思っていたの…で、ちょっと思惑外れ。 止まった電車の中は(終電なので混んでいる)何も出来ることがないので、ただ自身の内に目を向けて、見ないようにしていた自分の問題について考えを巡らせることが出来る暇な時間。それは忙しいあなたへの神様からのプレゼントという事なのでしょうか??続きを読む
投稿日:2023.09.03
ネ
うーん。微妙だった。 オムニバス形式で終電と人々の日常を描いた作品。 作品名と表紙の美しさに惹かれて買ったけど、文章の口の悪さが自分にはあまり合わなかった。 内容も物語の起伏がなく、淡々としている印象…。続きを読む
投稿日:2023.07.12
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