【感想】覇剣の皇姫アルティーナ(3)

青峰翼・鉤虫, むらさきゆきや, himesuz, エンターブレイン / ファミ通クリアコミックス
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
1
0
0
0
0
  • エリック君の斬新な探し方(重要)

    ご一読ありがとうございます。
    レビューと言うより、他愛のない事しか書いていません。

    3巻はクラリスさんのターンと思う。(え?タイトルおかしいよね?)
    なんだけど、ちょっとクラリスさんは登場回数の割に不明な部分が多い。
    少し気にかかる点はあるのだが、うまくまとまらない。かと言って、私のクラリスさんに対する想いの深さを長々と書いたとして

    いったい、だれが読むねん。

    これではあんまりなので、この巻のストーリーを簡単に書くと、本国から査察官なる役職の人物がやってきて、不届きな事に私のクラリスさんに狼藉(未遂。念のために書いておきます)を働き、姫さまのグーパンチで成敗され、私のクラリスさんは窮地を乗り切りました。めでたし、めでたし。
    今回は珍しく、変な事は書いていないと思う。ただ、大事な事は2回書いた。
    さて、査察官について考察する気はないので、原作既読の方はご存知だと思うが、いよいよ難攻不落とやらの要塞攻略である。
    下準備が整い、布陣するところまで。戦闘は次巻。
    やっとこさレジス無双の始まりである。

    レジス君の話はちょっと脇によけて(あれ?)、次巻の攻城戦に向けて城塞について私の脳内を少し整頓したいと思う。
    戦争論の内容を記憶を頼りに書いてみると、城塞は何かを守る、或いは敵が必ず通過する所に設置するとか。
    今回のヴォルクス要塞は後者だと思う。
    さてさて話は飛ぶが日本の戦国時代、お城は(全てではないし簡単に書いてしまうが)守りやすい山の上にありました。だんたん平地にお城は建てられるわけだけど、それは何故か?
    軍事目的と言うより治世の拠点としてお城の機能が推移して行ったため、便利な平地に築かれました。
    と、学校で習ったような気がするが、軍事面となると異なる答えがある。
    鉄砲の普及で山城の優位性が失われたのだ。
    どういう事かと言うと、狭い山城では本丸が鉄砲の射程距離に入ってしまうのだ。
    本丸を鉄砲の射程距離から遠ざけるには、広い面積が必要になってきた。
    そんな場所は平地にしかない。
    平地のお城も兵器の推移で変化していったのだ。もちろん交通の要所の防衛もあるから戦争論の言うところの前者に相当パターンもある。
    アルティーナの世界は剣やら弓やらで戦うが、大砲は存在する。もう少ししたら、銃も登場する。ヨーロッパでは銃の登場で騎士は姿を消していくが、アルティーナの世界もそうなっていくのだろうか?
    風の谷のナウシカでは、銃は存在しながらも甲冑とか着た騎兵が現役バリバリに突撃とかしていた(原作)。
    原作の今後も目が離せないが、コミック版の次巻も楽しみである。
    続きを読む

    投稿日:2016.10.29

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。