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西尾維新, VOFAN / 講談社 (185件のレビュー)
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総合評価:
lits
もの悲しく忘れがたい物語
殴る蹴るのバトル展開はなく、登場人物が少ないため掛け合いも少なく、 そういったものを求めていると肩透かしをくらうかも? ただ、この物語を忘れがたくさせているのは、通称悪魔様の存在が大きいです。… 悪役なんですが、ねじくれているんですが、もの悲しく忘れがたい登場人物です。 悪魔様の考えには首肯できないけれど、完全に妄論と片付けられない迫力がありました。 神原は、自分らしさを求め悩むし、罰としての悪魔の手にも複雑な思いを語ります。 しかし、それは堂々めぐりといってもいいもので、そこに現れた悪魔様の存在が、 神原を揺り動かしていきます。その結末は…? 神原が転んで、痛いのに笑いが止まらないシーンがいいです! 評価は分かれそうですが、僕はこの物語はとても好きです。続きを読む
投稿日:2017.08.15
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eirain0320
西尾維新の<物語シリーズ>第7作。『猫物語(白)』ぶり、暦以外の視点で描かれる物語。語り部は勿論、表紙の少女「神原駿河」。 暦とひたぎが卒業した直江津高校で、三年生に進級した駿河。高校生活から敬愛す…る先輩二人が居なくなり、ぽっかりと穴が開いたような日常を、目的も目標もなく無気力気味に過ごしていたところ、「願いを絶対に叶えてくれる"悪魔様"」の噂を耳にする。願いを叶える"悪魔の左手"を持つ彼女はこの噂を捨て置けず、調査に乗り出すが―――。 「願いを絶対に叶えてくれる"悪魔様"」の噂に関わることをきっかけに、自身と向き合い、"解き放つ"姿を描いた、神原駿河のための物語。『化物語・するがモンキー』の完結編といった感じか。 暦視点でないのもあってか、終始シリアスな雰囲気。このシリアスさが、暦がいない空虚な高校生活や、「他者からの評価(暦視点の駿河)と、自分自身の評価(駿河視点の駿河)の違い」を表しているようで、なかなかに趣があって良かった。(とはいえ、やはりギャグとシリアスの絶妙なバランスを見せる暦視点の方が好みだが。)続きを読む
投稿日:2024.02.04
夏目ひつじ
胡散臭いおじさん代表である貝木泥舟の焼き肉を奢るシーンがお気に入り。美味しい肉を食えば大概の悩みは解決する。
投稿日:2022.02.15
きったん
阿良々木暦らが卒業したすぐ後、神原駿河が語り手のスピンオフ的な作品。貝木がめちゃくちゃ良い、良かった、、て感想だったけど阿良々木くんの最後、「だってお前は正しいことをしたわけでも間違ったことをしたわけ…でもないんだから。お前は青春をしたんだ。」で全て持っていかれた。でも長髪の阿良々木くんは解釈違いです!続きを読む
投稿日:2021.09.16
RIN
このレビューはネタバレを含みます
神原駿河の真っ直ぐさが前面に出ていて素敵。 生まれ持ったスポーツの才能を途中で諦めなければならなくなった駿河と沼地。沼地は駿河でなければ成仏することはできなかったはず。最後に助けてくれるのはやっぱり阿良々木くんだった、美味しいところは持っていくんだなあ。貝木さんが少し好きになった。
投稿日:2021.09.12
こ
お前は青春をしたんだ。という阿良々木先輩の一言よった。 母親の臥煙さんの言葉もよかった。正義の動機は悪への嫉妬。悪の動機は正義への反感。年寄りの苦言は若さへのやっかみ、子供が大人にはむかうのは経験への嫉み、貧乏は金持ちになりたい、金持ちは貧乏人の自由さを欲する。上司は重い責任のない部下を懐かしみ、部下はふんぞり返る上司になりたい。 最後の最後でハードモードを選んで沼地蝋花と戦った神原駿河かっこいい! 終盤のスピード感半端ない。 蝋花の自殺の要因気になるなー。
投稿日:2020.12.03
dora
2020.3.20 読了 シリーズ9作目かな? 神原駿河の物語。 阿良々木暦とか なかなか出てこないから なんか変な感じでしたー。
投稿日:2020.03.20
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