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宇野朴人, 竜徹, さんば挿 / 電撃文庫 (10件のレビュー)
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総合評価:
御殿まり
スパイの本領発揮!気付いた時には絶体絶命
前巻の最後に出てきたパトレンシーナが動き出します。 自ら帝国軍を要人を倒すことはしないんですけど、 捕虜となっているエルルファイたちキオカ海軍の脱走の手引きや 帝国の進軍速度を遅らせるトラップを…しかけてきます。 即効性はないけど気付いた時には帝国は四面楚歌の状況に。 物語としては盛り上がり箇所がないのでつまらなく感じますけど、 帝国のピンチを演出するためにこの1冊を事前工作に使ってしまう著者の度量に感服しました! 僕は他の戦記物ラノベも読んでいますが、ここまで時間をかけて工作する本は見たことがないです。続きを読む
投稿日:2017.10.13
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tacom
このレビューはネタバレを含みます
この巻は読むのがしんどかった。 半分以上、いや8〜9割読んだとこでは星1つにしようかと思ってたけど、最後の1割で星5にしました。 ヤトリがああなって、シャミーユがああなって、マシュートルウェイはあんな感じで、今度はハロがこんなことになってと、、、ほぼ気分の上がらない話が続きます。 それでもバダの「父親には自分で望んでなった」の対象にヤトリも入ってることには本気で泣けた。 やっぱ主人公が動き出して、周りのキャラクターと連携してっていう展開がいいです。 そういう意味では本当に、次巻に期待。
投稿日:2022.05.18
ショーン
8/10. 面白かった!マシューの奮闘には相変わらず同情が出来る。 パトレンシーナの過去の活躍はハラハラしなが読んでた。
投稿日:2021.02.16
より
図書館で。 8巻も読みましたがジャンと皇帝陛下のくっらい話だったのでまあ次の巻にサクサクと進みました。 海上での伏線がここにきて花開きハロ大変身。いやぁ、あっぱれな悪女で良い感じ。頭も切れるじゃん、す…ごいや。 そしてまたもや通勤中に泣かされました。遺品はずるい。 ヤトリの死は十あったら十二ぐらい元帥の所為だと思ってたけど彼は彼で壊したいもの、守りたいものがあったんだなぁ、と。そしてそうか、イグセム総帥を手に入れるための布石だったのかと思うとヤトリの残したものの大きさがわかるし彼女の死の理由も少しわかった感じ。若造が二人ばかり粋がっても大勢は変わらないものなぁ~ 変わるまでには時間が必要だしな。 というわけでようやくイッ君復活!次巻が楽しみだ~続きを読む
投稿日:2018.03.08
nfujishima
8巻、9巻と読むのが辛い展開が続き、もう切ろうかとさえ思いましたが、9巻のラストでようやく今後に期待が持てる展開になりました。読み手の忍耐が問われる小説ですね。
投稿日:2017.09.06
reinou
ちょっと吃驚のスパイ・○○○○。伏線あったらしいが気付かなかった。 そもそも、本作の長所は、基本的には全編にわたる緊張感である。それは、味方が概ね劣勢な状況下にあるということを背景として描くことで生まれる。 本巻のそれは、イクタ不在、不眠の輝将が敵手、各地の反乱劇の他に、その反乱劇を画策し味方の足を引っ張るスパイの存在だ。 まあ、帝国国内における反帝国策謀が、余りにも上手く運びすぎるきらいはあるけれど、本巻全体においては、敵の手の内で踊らされている感を優先した結果と考えれば、と腑に落ちつつ読了したところ。 しかし、善人がいないなぁ。マシュー君とサザルーフ師のみとはねぇ…。著者の良い意味での意地の悪さが明快な第9巻である。
投稿日:2016.12.10
恵
実はヤトリは生きてるんじゃ・・・とずっと思ってたけど 流石ないのかな? イクタが、3ヶ月一緒に居ただけのヤトリに、何故そこまで 入れ込むのか、ちょっと共感が出来ないレベルの廃人っぷりから 漸く復活で… やられっぱなしでイライラの本作から、巻き返すのであろう 次巻に期待 個人的にイチオシだったハロは、今迄殆ど出番がなくて 残念だなぁと思ってたけど、こんな活躍の仕方は微妙・・・ けど、キャラ萌え関係なく、お話として読むなら、伏線等も よく出来てるとは思う続きを読む
投稿日:2016.12.05
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