【感想】覇剣の皇姫アルティーナ(2)

青峰翼・鉤虫, むらさきゆきや, himesuz, エンターブレイン / ファミ通クリアコミックス
(1件のレビュー)

総合評価:

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  • エリックくん登場の回なのだけれど、ジェロームについて書く事はおそらく当分無いので、ジェロームについてある事無い事考察してみた

    ご一読ありがとうございます。
    ストーリーについては、原作の方で他の方が色々素晴らしいコメントを書かれておりますので、そちらを参照した方が良いです。コミック版は基本的に原作に忠実です。

    さて、姫さまが英雄に一騎打ちを挑んだのが前回まで。本巻は姫さまと英雄の一騎打ちの決着がつき、ディートハルトが攻めて来る。
    という流れは放っておいて、ジェロームについて考察(妄想)してみました。
    ヤローの妄想は趣味では無いのだが、知のレジス君なら武のジェローム。
    ちょっと無視できない存在ではある。
    さて、私のジェロームに対する印象がだ、

    「この人ほんと大丈夫か?」

    である。
    どのくらい不安かというと、私が政略面で軍師が務まるのではないかと言うぐらい不安である。(軍事は無理)
    記憶を頼りにジェローム卿の姫さまが赴任する前の状況を思い出してみよう。

    1、英雄なんだけど、左遷されている。
    2、返り咲きたいと考えている。(多分)

    2についてはちょっと曖昧である。来るべき時に備えて蓄財をしているようだが、そもそも本人はどうしたかったのかが不明。仮定として中央で一軍の将になるとかにしておく。
    で、上官として姫さまが赴任してきた訳だが、私が軍師として助言するなら迷わず姫さまとの共闘を進言する。

    女子高生・・・よく読んでみたら女子中学生だった・・・をガチでイジメても中央には返り咲けないからだ。

    ジェロームには姫さまが(政治的に)どのように映ったのだろう。
    基本的に左遷と考えると思う。姫さまは志願して来たのだが、一緒に来たのはクラリスさんだけなんだじゃないだろうか?
    王族にそれはあんまりだ。
    中央の判断は、ジェロームと確執を起こす・・・である。これによって姫さまを封じる訳だが、ジェロームはそんな奴と思われていると考えて良い。
    そしてその策に見事にハマっている。

    ジェローム卿、ほんと大丈夫か?

    姫さまが手柄を立てて、中央に戻ればジェローム卿にとっては元どおり。中央に戻った姫さまが、ジェローム卿を中央に呼び戻せば、ジェローム卿の目的は達せられる。
    それほど難しい話では無いような気がする。
    懸念点は軍の最高責任者と姫さまは政治的に対立しているかどうか? だ。
    結論から言って、対立している。しかし、ジェローム卿は気にする必要はない。姫さまの力を削ぐために、最高責任者はジェローム卿を懐柔しに来るはずだ。レジス君にしたように。
    その時に好きな選択をすれば良い訳だ。
    ただ一つだけ、気になる点がある。ジェロームはすでに姫さま以外の勢力と内通している可能性だ。だとすると、ジェローム卿は私を上回っている訳だ。これはこれで楽しみだ。
    ちなみに、原作では姫さまの力を削ぐ為にレジス君を懐柔しようとする訳だが、私ならジェロームを懐柔する。
    姫さまと対立していたからではなく、軍事力を削げばレジス君の悪魔的神算も半減するからだ。
    実のところラトレイユの対姫さまと戦略がちょっと不明。かなり曖昧な戦略をとっている感じがする。機会があれば好き勝手に妄想してみたい。
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    投稿日:2016.10.27

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