【感想】小説 映画 ちはやふる 下の句

時海結以, 末次由紀, 小泉徳宏 / KCデラックス
(2件のレビュー)

総合評価:

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  • 団体戦よりもクィーンとの個人戦を優先する千早。チーム崩壊の中、千早が出す答えとは?

    クィーンが自分と同じ年齢であることを知った千早は全国大会の個人戦でどうしてもクィーンと戦いと思うことに。
    そのため、練習ではチームとしての戦い方に集中できない始末。
    太一からは三下り半を下され、どうすればいいか混乱に落ちます。
     千早がいることでチーム内の結束が乱れることを恐れた太一の決断は
    太一もやりたくなったことなので胸が締め付けられる思いです。←太一は自己犠牲が多いタイプですから。

    最後に個人戦でクィーンは千早と戦うことになります。
    個人戦だが他のメンバーが同じ競技場内で戦っています。
    互いに声をかけることはないけど、みんなが一緒に頑張っていることは千早に大きな力をくれます。
     これが原田先生の言う「団体戦は個人戦で、個人戦は団体戦」の意味だと思いました。

    ★映画は来年続編が公開されるようです。驚きと嬉しさにすずちゃんが壇上で泣いていましたね。
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    投稿日:2016.06.30

ブクログレビュー

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  • 河童猿

    河童猿

    実写版後編『下の句』のノベライズです。

    ノベライズ版に期待している、
    映画では描き切れなかったエピソードは、
    本作でも、特に見られませんでしたが…、
    映画では、なかなか表現しきれなかった、
    各キャラの心情は、よく出ていましたね。

    前作『上の句』は、
    かるた部を創設するまでの「序」、
    都大会に向けて特訓を行う「破」、
    都大会を戦う「急」の3部構成でしたが、

    本作『下の句』は、
    千早が孤立する「前半」、
    全国大会を戦う「後半」の2部構成で…、

    前作『上の句』は、
    青春スポ根ドラマとしては王道のお話で、
    単独でも、十分に楽しめましたが…、
    本作『下の句』は、
    前作との合わせ技一本!?、って感じで、
    やはり、前後編の通し読みはmustですね。

    でも…、とても面白かったですよ!!

    まずは、若宮詩暢ですね…。
    青春スポ根ドラマに必須の、
    主人公を圧倒する最強クイーンですが…、
    時折見せるコミカルなシーンも効果的で、
    ツンデレ加減は、まだ控えめでしたが、
    本作のストロングポイントでしたね!

    新は…、高校1年編では、
    かるたに復帰するまでですからね…。
    作品の、最重要キャラクターとは言え、
    物足りなぃ面は否めなかったでそぅか…。

    でも…、
    もろもろ、安易な決着はつけずに、
    1年の夏の全国大会の敗退までを、
    二部作に分けて、しっかり描いていて、
    ボクは、とても好印象、高評価でした!

    恋愛パートは…、
    最初に、二部作で完結を謳ったためか?、
    若干ね、ピッチが速かったですが…、
    こちらも、安易な決着はなかったので…。

    総じて、映画も、ノベライズも、ともに、
    よかったと思います。面白かったです!!
    続きを読む

    投稿日:2016.05.02

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