【感想】セトウツミ 5

此元和津也 / 別冊少年チャンピオン
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
3
4
1
0
0
  • 「何も起こらない」んじゃなかったの? 衝撃の(?)第5巻。

    ここまで『セトウツミ』を読んできた方なら、この第5巻もまた例によって例の如しな感じで流れて行くんだろうな……と、思うことでしょう。
    だが、しかし。
    ページが終わりに近づくにつれて、「なんかちょっと、違う」感じに、微妙に不安を覚えてしまう、かもしれない。
    でもって、少しずつ次第に、なんだかよくわかんないけど、なんかスゴいことになっちゃってしまっているので「一体どうなるんだ、『セトウツミ』は?!」と、一瞬気をもんでしまうかもしれません。
    具体的に「『◯◯◯』みたいな感じ」とヒント的なことを書いてしまうと、未読の方の楽しみをそいでしまうので、何も書きませんが。
    そこへ至るまでの高揚感も含めて、この第5巻で起こることは、作者の此元和津也(このもと・かづや)さんが、ただものではないことを証明している……、そう申し上げても差し支えないのではないでしょうか。
    でも、最後まで読めば、“ボーナス・トラック”のおかげもあって、いつもと同じような読後感が残ることでしょう。
    そして(紙のコミックスの方では、『別冊少年チャンピオン』2016年8月号(もちろん、通常の雑誌バージョン)に実写版映画の“瀬戸と内海”が同じポーズをキメている“着せ替えカバー”が付録としてついている)第6巻ではまた、例によって例の如し、ただし少しバージョンアップしているように思えなくもない、いつもの世界が展開されているのです(野良猫“ニダイメ”の出番が減って、ちょっと淋しいけど)。
    続きを読む

    投稿日:2016.07.29

ブクログレビュー

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  • ざじ

    ざじ

    初読み段階では、お笑い漫画の中にたまに登場するイイ話的な彩りぐらいに思って読んでしまうが、再読時になると、内海の言葉の端々に最終局へのカウントダウンが刻み込まれてて、内海の日常の全ての時間の中で、河原で瀬戸と喋るだけの一時間半が「素」になれる唯一の時間なんだ…と気付かされる。続きを読む

    投稿日:2022.03.03

  • 0ctan

    0ctan

    内海は頭良くて、瀬戸はアホっちゅう設定やと思うんやけど、このテンポでこの会話できる瀬戸、ごっつい頭ええやん?

    投稿日:2021.06.27

  • マンガタリ編集部

    マンガタリ編集部

    おや? 何かエピソードが長くなってきてるぞ?
    瀬戸・内海をはじめ、周りのキャラクターの背景も
    ちょっとずつ描き込まれてきてるし。これは映画化の影響か!?
    個人的には、以前みたいにコンパクトに収まってる方が好き。
    それにしても映画って…どうなるんやろ。
    続きを読む

    投稿日:2019.05.31

  • シマクマ君

    シマクマ君

    樫村さんとハイタッチした!
    なんやあいつアメリカ育ちか
    禍々しい色の甘~いガム食べるタイプか
    奥ゆかしさとかどこいってん

    なんなんお前
    思春期の少年なん

    もうムカつくから
    ストレートで
    内角のギリッギリを狙お

    よっしゃ
    じゃあ思いっきりいくで
    父さん…!

    投げへんのかい‼‼‼‼

     さて、何だかさて、何だかお世界を覆っている大きな物語が始まる予感。
    https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201904040001/
    続きを読む

    投稿日:2019.03.06

  • gmind

    gmind

    相変わらず、セトとウツミの二人の高校生の河原での会話だけでほぼ進行するドラマ。よく続くなぁ。
    今回は、相手の言ってることを全否定し続けるとか、「まるで○○の如く」をつけるとか「あんねんそれ」「あんの!?」
    を繰り返すとか。
    例えば、
    小説を書きたい。
    「タイトルから考えた方がええんちゃう?」
    「ああ確かにタイトルって大事やもんな」
    「なんかキャッチーなタイトルないん?」
    「『坊っちゃん』とか。」
    「あんねんそれ」
    「あんの!?」
    「タイトルのことは1回忘れよ」
    「タイトルって何?」
    「もう忘れてるやん」

    相当時間をかけて会話を作っていくのだろう、素晴らしい切り返しの連続だ。
    このまま漫才の台本のつもりで読んでみるけど一級品の漫才になりますね。
    続きを読む

    投稿日:2017.12.07

  • あさみちゃん

    あさみちゃん

    瀬戸と内海のパワー全開ではなかったかなあ。説明多くてそれがパワーダウン感生んでたかも。深夜にハイになって大声で笑ってる内海くんの幸せを祈ってしまいました。

    投稿日:2016.08.02

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