【感想】エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード

荻原規子 / 講談社タイガ
(61件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
2
17
30
0
2
  • あっ!あの時のあの人かっ!

    ①かわいいパピヨンになってみた神さま《ファンタジー》
    ②そのかわいいパピヨンである神様が人間のことばを話せる《メルヘン》
    ③パピヨンであるモノクロの語る『神様の定義』とやらが理路整然としている
     《なので美綾さんには神様があまり役にたたない》
    ④超現実主義の神様は、どうやらイケメンがいいらしい《結構ミーハー》
    ⑤美綾さんが、だんだんにどんどんと・・・!《サスペンス?いやホラー?》
    こんな風にいくつもの要素があっちこっちでふんだんに絡んでいく。
    続きを読む

    投稿日:2016.03.14

  • 気軽にはモフれません

    難しい人語を話すモフモフは気軽にはモフれません。残念。
    基本的には爽やかに、大体思った通りにお話が進みます。
    そこまで悪い人も出てきません。安心です。
    ただ主人公達の設定年齢がもう少し若い方が良い気もします。

    本作ではそんな怖い事にはなっていませんが、集団心理と言うか、つられてしまう人間心理はとても怖いな
    と思いました。
    怖いとか何とか書いてますが、怖い事は殆ど起こらないです。
    嫌な思考に走ってしまう私が悪いのです。
    殆ど怒らない主人公は凄い。
    続きを読む

    投稿日:2016.07.31

ブクログレビュー

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  • 大吉堂

    大吉堂

    拾った犬は神様だった⁉︎
    少女の自立、人間になりたい神様との認識のズレ、事故死した旧友の幽霊騒動。様々な要素が絡み合うため、結局平板になってしまった印象もある。
    でもそれぞれが補完し合い物語が進む様は面白かった。続きを読む

    投稿日:2021.08.28

  • chihiro

    chihiro

    再読。荻原さん作品の中では星3つかな?とは思いますが、やっぱり荻原さんの物語はとても魅力的。ファンタジーなのにリアル。

    投稿日:2021.06.01

  • ゆふぃ

    ゆふぃ

    久しぶりの荻原規子さん。神様が出てくるし、ちょいファンタジー風味なので真相はどうなのかこちらも読みながら迷った。結局はやっぱりそうなのか、とちょっと残念。つまらない、という意味ではなく、いい友人だったらよかったのに、と思う。続きが楽しみ続きを読む

    投稿日:2021.05.30

  • yueli

    yueli

    大学入学と同時に家族が渡英し、実家での独り暮らしを始めた美綾が出会ったのは、喋るパピヨン…の姿をした神。音楽の絡む話ではない。
    亡くなった小学校の同級生の幽霊にまつわる話が中心だが、比較的早くから不穏な気配が漂っており、美綾の鈍感さはちょっとどうかな、という感じである。モノクロイケメン(笑)との今後が気になるが、当分は無理かな。新しい環境に馴染むまでの、居所のない感じはなんとなくわかるが、歳をとるにつれてあまり気にならなくなってきたかもしれない。続きを読む

    投稿日:2019.01.17

  • 海が好き

    海が好き

    予想通り? だけど面白い。
    あー、怖かった。
    何々に何々を科学的にアレさせるというのは、たまらない。

    投稿日:2018.12.15

  • ゆづき

    ゆづき

    人間の感覚を勉強中のもう一度人間になりたい八百万の神が宿るパピヨンと暮らしはじめた、恋愛もしたいけれどすぐに反応出来ず後で勿体ながるような大学一年生の美綾の、等身大でふつうの女子大生さが興味深かった。幽霊騒動の結末は納得のいくものだったけれどその分も驚きはなく、怪しさからかいまいち乗り切れなかった。続きを読む

    投稿日:2018.10.09

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