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上田秀人 / 講談社文庫 (10件のレビュー)
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総合評価:
バーミン
宇喜多の魅力を知ることができます
戦国時代の小説・ドラマが好きな方で、宇喜多という名前を知らない方は少ないと思います。 五大老や関ケ原でもその名は頻繁に語られますし、知名度は高いと思いますが、一方、宇喜多家を題材とした小説を読む機会が…ありませんでした。 大河で知名度を増した真田家と同様、宇喜多直家は謀将としてやや有名ではありますが、この本を読めば宇喜多を好きになる方が多数いると思われます。 戦国・歴史好きで、ある程度戦国時代の内容が頭に入っている方、宇喜多のファンになるために必読です。 読みやすいですよ!続きを読む
投稿日:2016.08.30
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future4227
宇喜多直家がすごい!
宇喜多四代という副題がついてはいるが、そのほとんどは宇喜多直家の生涯を描く。 木下さんの『宇喜多の捨て嫁』に比べるとキャラクターの作りこみやドラマ性に乏しく、わりと史実に則って現実的に進んでいく。 … その分、上田さんの方が歴史的事実としての信ぴょう性が高い。 一度は城も家臣も失い、ゼロの状態から謀略を駆使し、あっちについたり、こっちについたりしながらお家再興を果たす。 これって真田昌幸と同じじゃないか。 ぜひ大河ドラマにしてほしい。 幼少期からの苦労人で、絶食日を設けて兵糧の節約を図るなど、家臣と一緒になって苦楽を共にする姿はまさに理想の上司。 そのため宇喜多家の結束は固く、家臣の裏切りもない。 そのおかげで、なんの苦労もなく育ってしまったボンボン秀家が、お家を一気に破滅させる。 なんとも哀れではある。続きを読む
投稿日:2017.08.07
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相模守
宇喜多直家一代記。幼き日に祖父能家が島村豊後守に討たれ父興家と共に城を追われる。父は武将としての才覚が無く親子共々商人の家に匿われる。力が大きくなり過ぎた島村豊後守への牽制の為主君である浦上宗景に呼び…戻される。生涯の大半を宿敵豊後守への敵討ちと主君宗景追い落としに費やす。そして備前を統一した頃には西に毛利、東に織田と巨大勢力に挟まれる状況。一歩間違えば宇喜多家滅亡の状況の中権謀術数を駆使し巨大勢力を渡り歩く直家。続きを読む
投稿日:2022.11.16
jerico
宇喜多四代とあるが、実質宇喜多直家一代記。 梟雄と言われた武将だが、その権謀術策を駆使した後ろ暗さを控えめに描いてるので新鮮。 でも四代と名打ってるのだから、秀家の部分をそんな駆け足にしなくてもと思い…ましだが。続きを読む
投稿日:2022.06.21
Yukirobbinson
宇喜多家の創成期を描く。 ・表裏卑怯の者であったが、家臣を裏切ったことは一度もなく大事にした。 ・権力を一族の者に与えると子、孫の代で争いの種となる。 ・共に苦しいことを経験することで家臣との団結力が…高まる。 など現代の経営学にも通づる一面も。続きを読む
投稿日:2018.05.04
nonmasashi003
やはり岡山の大名と言えば宇喜多が筆頭? 岡山県内の山城の大部分が網羅される戦国物語 四代とはいえ直家の一代記
投稿日:2017.08.21
神道りの
宇喜多は五大老になってからしか知らなかったが、その父直家の強かさ、時勢を読む目。躊躇ない裏切り、家臣の結束。 The戦国!!って感じですっごいおもしろかったです!
投稿日:2017.07.22
オノカナ
このレビューはネタバレを含みます
豊臣の時代、五大老として名前は出てくるけれどあまり馴染みのない武将のイメージであった。 でもこれを読むと宇喜多氏が一番の戦国武将ではなかったか。 特に直家。 幼き日に父と領土を追われ、その生涯を宇喜多家再興に捧げた。 天下を狙う武将よりも色濃い生涯であったと思う。 是非とも映像化してほしい一作である。
投稿日:2016.04.10
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