0
木原音瀬, ヤマシタトモコ / ビーボーイノベルズ (66件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
overslept
3
モモとロンちゃんはまさに薔薇色!
私の大好きな木原作品はどれもこれも、一癖も二癖もあり、いつも楽しませていただいています。 中でもこの「薔薇色の人生」は、秀逸です。 人間味が溢れて、深く、温かく、そして笑えて、面白い作品です。 読み始…め、モモが不細工で汚いし、最低のどうしようもない男で、こんな主人公でホントに物語の中に入っていけるのかと、不安でしたが、 これが不思議とモモの魅力にどっぷり嵌っていくんですよね。もちろんロンちゃんもそんなモモが大好きなんです。 前科者のモモと警官のロンちゃんが愛し合って、人生を共に歩んでいく、そんな二人がじっくり描かれています。 色々な出来事が起こりますが、ページ数もたっぷりで、満足できます。 誰かを思いきり、愛したくなる、そんな、幸せな気持ちにさせてくれる一冊です(*^^*) 続きを読む
投稿日:2016.02.15
報告する
"powered by"
流し打ち
このレビューはネタバレを含みます
モモはどこにでもいるようなチンピラで、ロンこそ滅多にお目に掛かれない変人 ロンの為に更生するモモ、モモの愛によって人間らしくなって行くロン
投稿日:2024.03.22
にむー
モモは前科3犯元ヤク中のゲイで、自殺をしようとしていた。しかしロンに止められ、そのロンをレイプしてしまう。ダメダメのクズ男なんだけど、読んでいくうちに可愛く見えてしまう
投稿日:2021.04.11
月男
じんわりと胸にあかりが灯るような、あたたかいお話でした。木原先生なのに!笑 ダメダメなモモが愛するひとロンちゃんと出会い、立ち直っていく姿がとても愛おしかったです。 後半ロンちゃん視点で進められていくなかで、ロンちゃんもモモと出会い、硬く閉じていたこころがゆっくりと解されやがてモモを大切に想うようになる過程に、思わず泣かされてしまいました。 そして極めつけはロンちゃんの先輩視点での最終話。これ、すごくいい!ふたりと関わりのある第三者から見えるモモとロンちゃんふたりが互いを想い合う姿が可愛くてなんだか切なくて、こちらも何故だか読んでいて泣けてしまうっていう。 良い、とは聞いていたものの。読んでみたら本当にすごくすごく良いお話でした。折々に読み返したくなるくらい。
投稿日:2020.12.18
みな太郎
読後感いいです。 2人が自分の欠点を埋めるように相手を愛すところすごくいいなあ。 木原先生の主人公は健気で愛おしくて危なかしくって見ていると温かい気持ちになれる。 幸せになれてよかった。 2人を見…守る先輩刑事のキャラも良いです。続きを読む
投稿日:2020.09.07
柚子胡椒
これは良かったー( ´・ω・` ) やっぱり木原さんが書く不器用で無口気味なキャラは好きじゃわ…態度にはそんな出さんけど本間はべた惚れ、みたいな。 モモのロンちゃんの為に!みたいな変な張り切りが自体を大きくしてって最終的に拉致られて死にそうになってるとこは本間どうしようもねーな(自分から現状の幸せをぶち壊しにいってるから)って思ったけど、前科者で誇れるものもなくて自己肯定が上手く出来んかったら、自分の価値が分からんくなって役に立つ事でロンちゃんに愛されるかも!っていう考えにもなるかー。 ちょっと胸にグッときたなぁ これは余談なんだけど、この間まで美しいこと上下巻と読んでてキャラに愛着持てずパッとせんかったのよな そこで薔薇色の人生を読んで、やっぱり木原さん好き!って思えたし良い話読めて充実出来ましたわ( ˘ω˘ )
投稿日:2019.11.07
shirotae16
攻が前科者で家族に迷惑かけ通しで、両親は間接的にそれが原因で死に、兄には絶縁を告げられるというおよそ感情移入できないクズ男。しかも、自分を助けたノンケ受を、自殺をチラつかせ無理矢理抱くという所業つき。…ないわー…と読んでいましたが、途中からは夢中になって読んでました。 受のために危ない橋を渡ろうとする愚かさ、浅はかさ。好きにはなれなくても、その愚直さには惹かれるものがあった。本編後、攻の浮気現場(誤解)を目撃して嫉妬する受に萌え。ちゃんとそこに愛があるのがたまらなく嬉しい。続きを読む
投稿日:2017.10.22
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。