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L・M・オルコット, 吉田勝江 / 角川文庫 (4件のレビュー)
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総合評価:
ヤス
1
『ナンとジョー先生』の原作です
ジョーと夫のベア先生が経営する学校の子供たちが繰り広げる物語です。その中にはジョーやその姉妹の子供たちも含まれています。 『ナンとジョー先生』では主役だったナンは、この本では途中からの登場になります。…そしてジョーも先生とは呼ばれていないので、アニメをご覧になった方は違和感を感じるかもしれません。 様々な事件を巻き起こす子供たち。そんな子供たちを大きく包み込むベア先生とすっかり大人になったジョー。 四姉妹のマーチ家から舞台は変わりますが世界観は変わらず、前二作と同じく楽しめます。続きを読む
投稿日:2016.01.13
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ハゼ
個人的に「わんぱくな少年少女の話」に感情移入できず苦手なので、他の3巻に比べると、読んでいる最中の楽しさは少なめだった。それでも、教育に関する考え方や子供たちへの接し方など、感銘を受けるシーンも多々あ…り、本当にこんな学校があれば良いのにとつくづく思った。デミの「心の扱い方」の話はとても興味深かったので、自分も実践してみようと思う。登場人物に関しては、ローリーが素敵なおじさまになっていて、若い頃の彼より好きかもしれない。続きを読む
投稿日:2021.09.11
yuko-romarin
プラムフィールドの少年少女達が可愛くて生き生きしていて、それぞれ個性が際立っている。 最後は少し出来すぎてる感じがするけど、理想の教育とは何か?理想の家庭とは何か?を考えさせられた。
投稿日:2019.11.28
紫嶋桜花
小さい頃は「こんな学校に通いたい、こんなところでのびのびと教育されたい」と思った小説。ベリーどんな味なんだろう、とか。 大きくなってしまった今読むと、すべての物事や巡り合わせは、その時だけに限って発生…しているわけではなく、経緯(過去)と展開(未来)があるんだなあ、と。……四部作だからかもしれませんが。 さて、「続」のほうで荒ぶっておりましたが、こちらと「続」のほうは、アニメ「ナンとジョー先生」が出た頃書店に並んでいた抄訳版のほうで購入、そちらは筋を暗記する程度には読み返しました。 ただ、やはり飛び飛びの感があったのと、遅れて手に入れた角川文庫版「第四」の記述が非常に詳細を究めているので、おそらくこれも完訳版読めばもっと面白いんだろーなー、と思いつつ月日が経っていたものです。 とりあえず「海綿の作文」をはじめ、ぶつ切りに感じられていたエピソードの繋がりが判ったのが一番の収穫です。あれ、ダンの博物学絡みから始まった催しだったのね……。 あと結構、抄訳版の方もテイストを崩さないよう頑張っていたのもわかった。 「第四」で起こることのフラグっぽいものも散見されたので、今度は若草物語シリーズだけ借りてきて通し読みしようかと思います。「高慢と偏見」上下と一緒だったから……時代が……混じった……(笑)でも高慢と偏見の乗り物解説のおかげで、ローリーのセレブっぷりが言葉でなく心で判った気がする(笑) でなわけで、読了日は「ざっと読み終わった日」なので、通して細部まで読み込んだわけではありません。近いうちに再挑戦したいです。続きを読む
投稿日:2018.10.01
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