【感想】覇帝フビライ 世界支配の野望

小前亮 / 講談社文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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  • モンゴルという偉大な国家

    T3で575ページ結構内容が濃かった
    小前さんのは趙匡胤から読んでるので、知ってるのですが、読みやすい小説
    作者のあとがきにもずっと書かれてるが小説家を進めたのが田中芳樹
    海嘯で宋を題材とした文天祥の小説に涙を流しながら読んだのはいい思い出
    滅ぼすという立場から書かれてるというのも面白いと感じました。
    この人の作品では蒼き狼の血脈という作品があるのですがそれが電子書籍になってないのが残念
    物語としてはこの本でも十分伝わる。
    バヤンの宋との闘いは結構有名ですが、焦点は中国だけでないのも特徴
    晩年の反乱鎮圧などの件も心躍る見せ方だった
    続きを読む

    投稿日:2016.01.30

  • こんな大国を相手に日本はよく勝ったなと思ってしまう一冊

    日本人にとっては元寇のところで名前だけは馴染みのあるフビライ。モンゴル帝国の歴代大ハーンの中でもかなり存在感のある人物だったらしい。モンゴルでは長子ではなく末子が跡を継ぐ習わしというのが驚きだ。そのルールに背いて大ハーンの座を勝ち取り、悲願の南宋攻略を達成する。戦い方は秀吉そっくりだし、政治的手腕は信長に似ている。元寇の詳しい描写を期待してたのだが、たった数ページで終わってしまったのが残念。続きを読む

    投稿日:2016.07.12

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  • 講談社文庫

    講談社文庫

    「短所よりも長所を、失敗よりも功績を見よ」。この信条に基づきフビライは漢族、ウイグル人、ムスリムまで異なる民族を能力重視で登用、史上最大の帝国を築く。歴代皇帝が制圧できなかった南宋を慎重かつ果断に攻める戦略は圧巻! ユーラシアの陸と海の道を統合、世界を支配した覇帝(はてい)の生涯を壮快に描く歴史長編。続きを読む

    投稿日:2015.08.17

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