【感想】葉桜が来た夏

夏海公司, 森井しづき / 電撃文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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  • 共棲・・・この生き方も面白い!

    片方が超能力者で片方が普通の人間・・・この組み合わせはある意味理想的かな?
    でも、共棲していく中で、互いに異能が進化していくと、もっと楽しめるのでは・・・・。
    でも少年の一途な考え方とその変化が興味深く面白い。
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    投稿日:2015.09.01

  • ラブコメではないですよ

    本の書籍説明を読んだら、高校2年の南方学のところへ美少女異星人の葉桜がやってきたと書いていました。てっきり、よくあるラブコメだなと思ってしまいました。。ところが全ったく違っていました。話は、小惑星が関東ー円を直撃する事がわかったところから始まります。日本政府はアメリカに核ミサイルによる破壊を要請しました。しかし、それは小惑星ではなく異星人アポストリの移民船だったのです。移民船は核攻撃に耐えたものの、進路がずれて琵琶湖に着水し、移民船は飛び立つ事ができなくなってしまったのです。アポストリは琵琶湖周辺に集まった自衛隊に報復攻撃を始めました。数万人以上の犠牲者をだしたあと、和平条約が成立し彦根居留区が誕生しました。しかし彦根居留区への出入りは厳しく制限されました。相互理解のため、居留区内の住人はアポストリと共棲する事が義務付けられました。そして高校2年の南方学のところへ、共棲のためアポストリの美少女葉桜がやってきました。共棲とは何なのか。南方学と葉桜はどうなるのか。和平条約はどうなるのか。居留区はどうなるのか。今後の展開が気になるところです。続きを読む

    投稿日:2016.11.29

ブクログレビュー

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  • たこ

    たこ

    このレビューはネタバレを含みます

    滋賀県が舞台のSFラノベ。

    母と妹をアポストリという異星人に殺されて、アポストリを憎む主人公がアポストリと共棲する話。

    まさかあのキャラが…。なかなか楽しめた。2巻も読んでみたい。

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    投稿日:2014.05.27

  • のこ

    のこ

    全5巻完結。
    表紙の葉桜が凄い巨乳だが、中の話では特に胸が強調された表現は無い。
    二人が難局を打開してゆく展開に熱くなるが、将来の悲しさも感じる話。

    投稿日:2013.07.15

  • 永杜

    永杜

    女性だけで構成された異星人が突如やってきてから、どれほど経ったか。
    目の赤いのが特徴の異星人に母親を殺された主人公。
    なのに、父親によって、憎むべき異星人と暮らす事になってしまった現実。

    義務と言われればそれまで。
    むしろ金を払っている人間に決定事項を言い渡されれば
    それに従うしかないのが子供の辛い所。
    しかも同居しなければいけないという状態ですし。
    うっかり家出を決行したくなるような状態です。

    憎んではいるものの、目の前に居れば情をかけてしまうのが『人間』です。
    まぁ中にはそれでも放置する人もいますがw
    それで言えば、主人公はそれほどひねくれてもいず
    父親の思う様?

    話としては…というか意外性はものすごく。
    ミステリーでいえば、登場人物から手繰れば分かる、という状態。
    味わわねば分からない部分に、やっと共感できる人と巡り合えて
    それはそれで幸せだと思いますが…どうなのでしょう?w
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    投稿日:2012.06.06

  • water141

    water141

    落差のお陰で傑作に見える不思議。
    SE!の人のデビュー作。ボーイミーツガールモノに政治的背景やシステムを組み込んであるところが高ポイント。深く読めば立ち位置とか配役とかの変化とかも考えられているのかな?終わりはもっと禍根が残った方が好みだけど、綺麗に纏まるから野暮は言うまい。どっち方向に進むのかわからないけど最後まで読みたい。続きを読む

    投稿日:2011.10.08

  • ディひター

    ディひター

    続編があることを念頭において書いたんだろう、1巻だけでは風呂敷を閉じ切っていない。電撃にしては珍しくさっぱりと読める物語。SF部分も抵抗なく読み進められた。

    投稿日:2011.03.06

  • narukami0616

    narukami0616

    あれですな、同じ電撃文庫の「彼女は帰星子女」に近いものを感じます。コメディタッチの「彼女は~」と比べるとだいぶシリアス分多めですけれど。


     《選考委員奨励賞》だったのは上記にあるように「異文化交流モノ」で既に似たモノがあったのがネックだったのかもしれませんが、正直第14回大賞の中では1,2を争う出来だったように思います。(私的対抗馬は「君のための物語」。)


     あえてケチをつけるならややボリューム不足なところでしょうか。もう少し長い時間読みたかった、とは贅沢な話ですが。
    読みきりっぽい終わり方でしたし、第1巻とも銘打っておらず続編が出るのかどうかはわかりませんが、続きが出るならぜひ買いたいと思える良作でした。



     挿し絵の雰囲気もあいまって非常に爽やかな印象のボーイ・ミーツ・ガール。
    あれほど鬱くはないですが「イリヤの空、UFOの夏」あたりが好きなら結構いけるかも?
    続きを読む

    投稿日:2010.02.11

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