【感想】不思議絵師 蓮十 江戸異聞譚

かたやま和華 / メディアワークス文庫
(28件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
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9
14
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0
  • お嬢さんに春はいつ

    江戸の町が舞台のファンタジー、続編も楽しみです。軽いタッチで読みやすいですが本作には男女の愛憎劇っぽいお話も。
    メインキャラクターのほうは、蓮十に恋するおちゃっぴいな小夜お嬢さんと、色恋事に疎くて女心が全く分からない美貌の絵師蓮十。お嬢さんの家族も応援しているようなのに、二人のとんちんかんなやり取りが続きます。小夜お嬢さんに春はいつ。

    読後、ネットで歌川国芳さんの数々の作品を見て圧倒されました。
    続きを読む

    投稿日:2017.06.20

ブクログレビュー

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  • 亮



    時は文化文政の江戸。
    女性と見紛うばかりの美貌と優れた才を持つ浮世絵師、石蕗蓮十。彼の描く絵には魂が宿り、命が吹き込まれるという。
    悪友の歌川国芳と地本問屋の看板娘と共に繰り広げられる人情劇。
    戸の浮世絵師を題材にした作品だと西條奈加氏の『ごんたくれ』が秀逸だったのことを記憶している。円山応挙、伊藤若冲、池大雅、与謝蕪村などなどが登場。
    それに比べるとメディアワークス文庫らしく、もっとライトな作風でした。時代小説にアレルギーのある方はこういうところから入ると、取っつきやすいかもしれません。
    続きを読む

    投稿日:2020.08.21

  • 三田主水

    三田主水

    http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2012/02/post-37b2.html

    投稿日:2020.02.29

  • うさぎ

    うさぎ

    初読みの作家さん、あっという間に読了。あとがきにもある通り、主人公の蓮十さんはほんとにロールキャベツ男子(笑)野暮天ったらないf^_^;そしてその野暮天を好きな小夜ちゃんが可愛らしいです☆周りのキャラも良し。あらすじ的には不思議なお話というか、ミステリが絡むというか…そこは個人的にはふ〜ん…でした。江戸の街並みが事細かに書いてあって古地図とか見ながら読みたくなりました。続きを読む

    投稿日:2019.06.14

  • しが たまき

    しが たまき

    完璧に描くと絵に命が吹き込まれてしまうという駆け出しの浮世絵師、石蕗蓮十を主人公にした三篇。
    それぞれの話自体はなんとも云えない暗さがあるのに反し、登場人物がとても生き生きとしていて江戸の雰囲気が伝わって来る。さらりと読み易いのも特徴。時代ものが苦手な人でもふんわり楽しめるのでは。登場人物だけならテレビドラマになっても楽しめそうなシリーズでした。続きを読む

    投稿日:2016.04.02

  • ぴろりん

    ぴろりん

    大好きな江戸もの、謎解き、絵師という事で、期待したけど。
    不思議的にも、人情もの的にも、もう一つという所でした。
    もうちょっと登場人物のキャラが濃いと好みかな。

    投稿日:2016.03.05

  • ariel

    ariel

    初読み作家さん。
    生き生きした江戸時代で命を吹き込まれた絵の力も物の怪とは違う感じです。小夜ちゃんかわいい。
    さらっと読めました。

    投稿日:2016.01.25

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