【感想】一流の人をつくる 整える習慣

小林弘幸 / KADOKAWA
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ikaojo

    ikaojo

    医学部教授が、自律神経の習性を徹底的に考えて、普段の生活の何気ない行動のひとつ一つを分解して、解説して、より良い整え方を示している。

    曰く、朝の駅までダッシュは自律神経を乱す、自律神経は一度乱れると整うまで3〜4時間かかるから、ゆっくりリズム良く歩こう、そのためにはいつもより5分早く家を出ること、など。

    避けるべきは、探すこと、選ぶこと、窮屈であること、焦ること、不安を感じること、急激な温度差、睡眠不足、、、

    行動を最適化するために、やるべきことは、片付ける、諦める、準備する、目的を決める、急がない、心の不調は体を整えることで解消する、次の行動を決める(1個の法則)、何となくという時間の使い方をやめる、マイナスイメージの上書き、、、

    一つひとつの行動を意識し、決定し、行動の質を上げ、ちょっとしたストレスを避ける。そうやって、自律神経を整える。この積み重ねで、人生のクオリティが上がっていく。

    ただ、ストレスは複数もって、ストレスに対する耐性をつけるのが良い、という章もあった。

    サラッと読んでしまえるが、これらの行動の一つひとつを意識し、実践するには、この本を常に携帯し、辞書のように参照するしかないと思う。

    ちなみに、私の生活は、この本に書かれている良くない例のオンパレードで、、、。よく自律神経失調症にならずにすんでるな、私。あるいは、ストレスは複数もつ方が良い、に当てはまりまくっているのだろうか?

    あ、何よりも実践しようと思ったのは、1個の法則。朝、職場に着いたらまず何から手をつけるか決めておく、昼休憩から席に戻ったら何をやるか、帰宅後ソファにどっかと座る前にまずは何か一つやることを決めておく、など。そうすると、一つやったら、その後するすると紐づいてやることが発生する。そういうのが良いのだそうだ。

    これは、やってみる。以上。
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    投稿日:2023.01.20

  • takecchi

    takecchi

    毎朝聴くラジオの朝の番組で、割と好きなアナウンサーの方がお薦めとして紹介していた1冊。

    私は
    「基本的には周りの目を気にするが、大事なポイントでは自分の思う通りに行動できるタイプ」
    だなと思いつつ、この1冊に書かれていることはほぼほぼすべて実践できているし、共感する部分も多いなとも思っていたら、筆者もおんなじタイプだと書いていて納得(笑)続きを読む

    投稿日:2022.03.15

  • isaohasegawa

    isaohasegawa

    ストレスフリーを目指して準備を心がけよう。
    買う服の種類を減らす、前日、前週に準備するをまずは実践。

    投稿日:2022.02.26

  • 河合晃司

    河合晃司

    キーワードは、自律神経!
    自律神経は、ストレス、温度変化、不安、怒りなどによって簡単に乱れてしまう。そして、その乱れてしまった自律神経が元に戻るには3時間から4時間ほどかかってしまうということ。
    80のルールの中でこれから実践していきたいことばかり。
    かなり実用的で一流の人はこの本に書いてあったコンディショニングを日頃からコツコツやっているんだろうなーと思った。

    印象に残った言葉
    ・心・技・体で最初に整えるべきは体。
    ・感謝ほど、自律神経が整うものはない
    ・いかにして周りの人たちに気持ちよく働いてもらうか
    ・朝起きた時点で自律神経が乱れていれば、その状態から「何かを変える」というのは非常に困難になってしまう
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    投稿日:2022.02.01

  • kusukosu214

    kusukosu214

    いくら実力があっても、それを発揮できなければ意味はない。実力を出し切る=コンディションを整えるための習慣術。知ってたり、やってたり、言い古されていたこともあったけれど、まとめて読むとなかなかにいい。

    p69
    休日を充実させるために、「ダラダラする一日」の計画を立てる。

    p78
    人の評価は口にしない

    p84
    「認められない」なら「あきらめる」
    ただし、すべてをあきらめるのではなく、部分的にあきらめる。

    p98
    朝起きたら一杯の水を飲む。ただ飲むのではなく、体全体に水分が行き渡るようなイメージをしつつ、意識して飲む。

    p104
    長生きするためだけではなく、コンディションを整え、高いパフォーマンスを発揮するためにも、1時間に一度は席を立って休憩する。少しだけ外に出て空を見上げてストレッチする。

    p107
    寒さや暑さを我慢して一度乱れた自律神経を回復させるためには長い時間かかる。我慢したのが数分でも、回復するには3 〜4時間必要。

    p125
    一日を振り返り、「失敗」を「成功」のパターンに記憶の上書きをする。
    失敗したことを、次はこうしようという改善パターンを思い描く

    p129
    夜の習慣
    まず、落ち着いた時間を30分ほど持つ
    一日を振り返り、失敗したことは成功パターンに上書きする
    明日一日をシミュレーションし、着る服を用意する
    布団の上で正座し感謝する

    p144
    忙しいときほどゆっくり丁寧にやる

    p154
    怒りそうだなとおもったら、とにかく黙る。そして深呼吸する
    腹が立ってどうしても相手になにか言いたければ、その場で言うのではなく!コンディションを整えてから「最も効果的な方法で言う」

    コレ、こわい

    p158
    怒られて落ち込んでいる時点でコンディションは最悪。なので、すぐに自席を離れ階段を1、2階分上がったり下がったりする

    p166
    心の中に心配事を入れる箱を持つ

    これはずっとやってきた。体の横に壷をイメージし、イヤなこと思い出したくないことを入れて荒縄でぐるぐるに縛る。以前は、「もうそろそろいいかな?」と、その壷を開けて、さらに変なものに変化してるのを見てイヤな気持ちになっていたけれど、今はうまくいっている。認知療法の大野裕先生は引き出しに入れたり、川に流したりするイメージを勧めていた。

    p172
    人間関係のストレスは相手への期待から生じる。だから、Don't believe anything
    「誰も信用しない」のではなく、「すべては自分の責任である」と覚悟する
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    投稿日:2022.01.14

  • kimukeng

    kimukeng

    自律神経を整えるための方法をまとめた本。
    自分の実力を出すには3つの要素が必要。一つはストレングスで技術向上やスキルアップ。二つ目はコンディショニングで持っている力を発揮するために状態を整える事。最後はケアで、ケガを治したりリハビリをしてマイナスをゼロに戻す事。
    多くの人は一つ目に注力しているが、持っている力を出し切るコンディショニングこそ重要と述べられている。
    全部で80の方法があり、かなり基本的な事が多いが、非常に大事だと思うので、是非習慣化していきたい。
    続きを読む

    投稿日:2021.04.15

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