【感想】心

姜尚中 / 集英社文庫
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
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4
3
2
1
  • この人は日本人に憧れながらも朝鮮の捏造を信じ風説流布をしている

    心と言う言葉を使うのは、日本人への憧れの表れです。

    過去に発行された書物をみると偽造・捏造本がたくさんあります。

    韓国で出版してればいいと思えてならない。

    歴代天皇の血筋をみると純粋な倭国の人物を渡来人よいう此の方は、過去にたくさん出版された偽造本とまったく同じものです。

    半島に帰るべき日本です。息を吐けば嘘の朝鮮人特有の精神構造の持ち主と言わざる得ません。

    心という日本人の感性は朝鮮人には歴史的にありません。
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    投稿日:2014.04.27

ブクログレビュー

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  • mariko.sugita

    mariko.sugita

    あまり好きではなかった。これは姜尚中先生自身を慰める私小説であって、きっと作中で出てた“なぜ罪のない人が死ななければならないのか”“どう生きるのか”という問答めいた展開も先生自身の葛藤の中で見つけた最適解なのではないかと思い、深く共感ができなかった。この切り口は難しい。だからこそ宗教があり、神がいる。身近な大切な人を失ったエピソードをベースに良い話として仕立てているけれど、私はこれは文化人ならではの発想だと自分の中で切り捨ててしまった。
    しかし、本当にわかりやすく美しい文章を書く人だと思う。
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    投稿日:2023.04.30

  • kmsusami

    kmsusami

    3.11の震災を経験し、ライフセービングで遺体の引き上げのボランティアをした青年の、生きるとは、死とはまた僕って何を深く問い詰めた本。
     それでも生きろと励ましている本。姜尚中氏が息子を自死で失いながら息子へのオマージュにした本。続きを読む

    投稿日:2022.10.03

  • iadutika

    iadutika

    姜尚中の「心」を読みました。
    まあちゃんさんが、いつかご紹介になった「生姜みたいな字を書く作家」。
    (^_^)

    姜尚中さんっていうと、本職は国際政治学者ですが、最近ではベストセラーの本をたくさん出されている作家として有名ですね。
    もちろん、テレビや新聞でも売れています。
    私としては、東大教授(最近辞めた)よりも、ICUの準教授というイメージが強いのですが(昔から準教授という肩書きだったしとくに印象が)。

    今年5月、テレビを見ていたら、姜尚中さんが、4年前に息子さんを自殺で亡くされたという話をしていました。うつ病で長年悩んでいた息子さんだったそうで、20代半ばだったそうです。
    「悩む力」という姜さんのベストセラー本があります。新書で、私も読みました。発行年月日を見ると、2008年。
    息子さんを亡くされる1年前なんですね。
    悩む力で、いわば、大いに悩みなさいと説いた1年後に、「息子を死なせてしまったのは自分かもしれない」などと悩むとは・・・なんとも言えない運命というか。

    ある大学での教え子が、東北で津波に流されて行方不明になっている人の死体捜索のボランティアをしているとのこと。彼に会って、自身の息子さんとダブり、小説を書いてみようと心に決めたそうです。5月にそのことを知って、すぐに図書館に予約を入れておきましたが、2日ほど前にやっと順番が回ってきて読みました。

    姜さんは夏目漱石作品の評論でも有名ですが、読んでいて、ふと気付きました。漱石の「こころ」と少しシチュエーションが似ているなあと。「こころ」は、親友が自殺したのですが、「心」は病死。でも、共通の女性を好きになっているという点は同じ。
    この小説では、青年とのメールでのやりとりを通じ、姜尚中さん自身が、まだ息子さんの死にまともに向き合っていない点を顧みて、必死にもがいている様子がうかがえます。ただし、小説としてはあまり面白いとうか、上手な作品ではありません。

    ライフセービングの資格を持つ青年が死体を見つけるボランティア。
    やっと見つけてくれたと家族に感謝される一方、中には、「どうしてこんな遺体を見つけたのよ」と怒る遺族もいるという。
    それを含めて、全てを受け入れる。
    していることは、「デス・セービング」。
    なかなか深い言葉でした。
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    投稿日:2021.03.15

  • ねるねる (旧shaadi)

    ねるねる (旧shaadi)

    どう生きるか、死とは何か。

    最初、青年がちょっと面倒な若者だなと思ってしまったのですが、先生が丁寧に対応していくうちに、私も少しずつ親しみを覚えた。
    本当に「真面目」なんだと思う。

    最後に「受け入れる」という先生の言葉に、本当にそうだなと感じた。ただ、若い頃はこの「受け入れる」が難しい。
    苦しいけど、すべてを受け入れて生きていくしかない。

    死と生は半々。
    何となくだけど、納得した。
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    投稿日:2019.05.19

  • peakaboo

    peakaboo

    このレビューはネタバレを含みます

    著者の身の回りに起こった題材をもとにした小説。
    終盤はいささか青臭い青年の主張だが、震災が絡んでいるだけに真実味がある。
    生きる悲しみ、死ぬ寂しさに迫る。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2019.03.15

  • 愛と幻想

    愛と幻想

    「死」とはなんだろう? という問いに対する著者の思いを小説仕立てにしたもの。何に期待するのかによって印象は違うと思うけど、問わずにいれない問があり、それをこうした形にしておきたかったのだろうと思う。東日本大震災も描かれているけど、不愉快な感じはなかった。続きを読む

    投稿日:2017.12.18

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