【感想】春狂い

宮木あや子 / 幻冬舎文庫
(31件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
6
7
12
2
2
  • ゲスの極み乙女。…

    ゲスの極み乙女的な話しでした。
    ゲス過ぎて読書がまったく進まず
    悲しかった。
    何のこっちゃ?←と思った
    それぞれの章があとから繋がっては
    いくものの、残念ながら僕の感性
    とは合わず、結構読むのが拷問に
    近かった。
    読み始めると、合わなくても別の
    本に移ることが出来ぬ性格を
    恨みました。
    春狂いという表題。
    一体何を訴えたかったのか?
    結局最後までわからず終い。
    この本に感銘を受けた方が
    おられたら申し訳ないですが、
    僕はやっと次の本に移れることが、
    この本を読み終えて良かったこと
    となりました。残念!
    続きを読む

    投稿日:2017.06.05

  • 救いがない・・・

    いや,久々に派手に読み飛ばさないとやっていられない感じでした。
    ここまで救いがないのはちょっと。

    投稿日:2017.11.21

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  • ゆーき本

    ゆーき本

    春ですね❀.*・゚

    *❀٭
    満開の桜並木
    中学校の入学式
    はらはらと舞う花びらの下
    Aが担任を受け持つクラスに 美しい少女が入学してきた。Aは大学時代 桜の下で一目惚れした女性と少女を重ね合わせ 一目で少女の虜になる。
    「出会ったのは春、別離も春、季節が巡るたびに人は一歩ずつ狂いゆく」
    少女をレイプしたい衝動を抑えきれなくなったA。少女に拒絶され精神を病んでいく。

    *❀٭
    「春になると変な人が出てくるから気をつけるのよ、と母親に小さいころ言われた。変な人は、幸せなのだと思う。春が来たからきっと嬉しいのだ。売春という言葉は誰が考えたのか、とても綺麗な言葉だと思う」
    Aが大学時代に一目惚れした女は、他の男と結婚していたが、夫が女に無関心だったので 寂しさを紛らわすために売春を繰り返す日々を送る。

    *❀٭
    美しい少女は生まれた時から美しかった。
    その美しさは「男」と名のつく人間(父親さえも)を狂わせた。成長するにつれ様々な陵辱をうけ 壊れかけていた時に 一人の美しい少年と出会う。少年もまた少女と似たような人生を送っていた。二人はやがて惹かれ合うようになるが……。

    。❀
    めちゃエロでめちゃグロ!!
    夕飯前に読むんじゃなかった(親子丼)
    少女と 狂った男たちと なぜかそれに巻き込まれた普通のカップルが複雑に絡みう全六章
    特に面白くはなかった!
    そして少女が命を絶つのは桜の下かと思いきや、夜の海だった!なぜ!

    桜吹雪が綺麗な季節ですね(え?もう新緑?)
    みなさんも狂った人には気をつけましょう
    続きを読む

    投稿日:2024.04.22

  • ホトケ

    ホトケ

    1人の美少女を軸とした連作短編集。青春、官能、ファンタジー、グロなどの要素が入り混じっている。そのエピソードだけ見ると「悪」だがというのも特徴(それでも少年に対する最悪の暴力は酷いが…)。
    男目線のエロい性ではなく女性視点の苦い性といった印象だが男性教師前原さんと彼女さんのカップルの関係性が救いとなっている。続きを読む

    投稿日:2024.04.05

  • ぐ

    桜が咲く前にこれを読んで、「ああ、今年も白いな」と安心するのがここ数年のルーティーン。
    やり切れなさが春に似合う。

    投稿日:2024.03.28

  • るー

    るー

    美しさは色んな物を内包してるんだなあと思った。
    美しくないゴミみたいな男達が少女を傷物にする描写が相当気持ち悪かった。異端になる事でしか生きられない卯月ちゃんが悲しい。卯月ちゃんとY少年と並んでるとこ見てみたい。続きを読む

    投稿日:2023.12.09

  • tomoca

    tomoca

    今まで読んだ宮木さんの作品は痛快に困難を笑い飛ばして行くような、元気をもらうような作品ばかりだったので今回のテイストは初でした。
    誰からの注意を惹きつけてしまうような美少女。守られるべき幼少時代に自分で自分を守るしかなかった。自分をただの子供として扱ってくれる数少ない人と巡り会えたことが唯一の救い。
    それでも少女は大人になることなく人生を終えてしまった。ただ一人心を通わせた少年の復習を誓って。
    現実離れしているところもあったと思う。そこまですべての人が欲望まみれで美男美女に対して接するとは思えないが、少女の周りのすべての男性は欲望の対象に、すべての女性は敵にという状況は生きにくかっただろうと思う。親がずっと傍に居られるわけにも行かないし、どうすればこの少女は普通に生きていくことができたのだろうか。
    そればかりを考えてしまう。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.15

  • 借買無 乱読

    借買無 乱読

    一人の美しい少女を巡る大人たちの葛藤が描かれた官能青春小説。少々グロテスクな場面もあるが、抽象的な話が多く、読み終えるのに意外に時間がかかった。

    投稿日:2023.04.12

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