【感想】人間ドックの9割は間違い

牧田善二 / 幻冬舎新書
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.2
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5
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  • 言いたいことはよくわかります、が…。

    自分にとっての人間ドックの位置づけを改めて考えさせられる本でした。確かに著者が指摘するように惰性で受けているだけだし、本気で何かが見つかるとも思っていないけど、だからと言って、今の時点の技術で、もれなく、できることを、徹底的に検査しておくというのは、正直ちょっとしんどいです。それとも著者がいうような検査が今後標準になるのだろうか?変な話ですが、この本を読んでいる間、気分が悪く、病気になりそうな感じがしました。続きを読む

    投稿日:2015.07.04

ブクログレビュー

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  • yasz

    yasz

    読みかけとなっていた本です、最後まで読みたいと思っておりますが、現在このような本に部屋が占領されてきており、苦渋の決断ながら処分することに至りました。近い将来、この本を読破できる機会が来ることを願っています。

    2018.1.3作成

    途中までですが、気になったポイントです。

    ・胸部エックス線検査は被爆の可能性ありで効果は殆どなし、胃部バリウム検査は被爆かなりあり、効果はほとんどなし(p25,26)

    ・スティーブジョブズ氏は、免疫療法や食事療法に頼って、手術を薦める周囲の声に耳を貸さなかった、膵内分泌腫瘍ときいてノンビリ構えてしまったのか(p61)

    ・受けるべき検査は、1)首から下腹部までCTで輪切りにして見る、2)胃と腸は内視鏡で粘膜を直接見る、肺がんや胆のう、すい臓、卵巣がんは超音波んでは見つからない(p122、127)

    ・50歳過ぎたら、冠動脈CTを受けるべき(p137)
    ・HDL値は高い人ほど長寿と言われている(p159)

    2018年1月3日作成
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    投稿日:2018.01.03

  • あるふれっと

    あるふれっと

    タイトルに共感して手に取ったひとは、結局、人間ドッグを受けるべきか止めるべきか全く答えがでない。結局受けなきゃいけないし。代替を提案してくれるわけでもないし。

    投稿日:2017.10.05

  • yasuda

    yasuda

    キャッチーなタイトルだけど、中身はちゃんとしてた。

    ・胃のバリウムはあまり意味がない。腕の良い医者の元で、内視鏡をやるべき。
    ・大腸も内視鏡か最新のCTでやるべき。これも腕のよい医者の元で。
    ・腹部エコーはあまり意味ない。CTやるべき。全身CTで見てもらうことが、膵臓がん、堪能がんなどを発見する上で大事。
    ・胸部エックス線も意味ない。肺がん発見のためには胸部CTが必要。
    ・乳がんは男性も1%程度いる。これも全身CTすればわかる。
    ・血圧やコレステロールだけでは足りない。MRIで直接脳の血管を見るべき
    ・糖尿病はなってしまうとならない。境界のタイミングできちんと治療すべき。
    ・腫瘍マーカーはPSA以外は意味ない。60歳超えたら受けるべき。
    ・血液検査、尿検査、血圧はちゃんとやるべき。
    ・50歳過ぎたら冠動脈CT(心臓CT)をすべき。
    ・脳はMRIで検査すべき。
    ・糖尿病には気をつける。一番注目すべきはHbAlc値
    ・抗AGEでシワ・シミを抑える
    ・炭水化物の取りすぎには注意。

    取りあえず牧田AGEクリニックに行ってみようかなと思える本だった笑
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    投稿日:2017.05.27

  • hito-koto

    hito-koto

    牧田善二氏の「人間ドックの9割は間違い」、2015.3発行です。胃のバリウムや肺のX線などの検査では、癌が見つかったときはもうほとんど手遅れ(早期癌は見つからない)とのことです。著者が推薦する検査は、基本の血圧測定、血液・尿検査のほかに、首から下腹部までのCT検査と胃・腸の内視鏡検査だそうです。CTは6mm刻みで撮影するので6mm以上の癌細胞はチェックできるそうです。内視鏡検査は病院、施設より腕のいい医者かどうかがポイントだとか。確かに、私も天と地の差を経験しましたw。
     検査に関しては、①血液検査、尿検査は毎年受ける価値がある ②医者は人間ドックを受けていない(人間ドックに意味はない)③早期発見は、全身CT、胃と腸はカメラ、脳MRI。毎日の暮らしに関しては、①予防に運動と食事(生活習慣)②血流を促進する血管系疾患の予防が特に重要 ③血圧は自宅で測定し掌握 ④主治医を。
    続きを読む

    投稿日:2016.08.29

  • 288131kf

    288131kf

    人間ドックは受けた事はないが、職場で受ける健康診断についても同様な検査、バリウムや真空管による血液検査等、受診者の事よりコスト重視で取り敢えず受けさした事実が欲しいのが実情と思う。
    人任せにせず、自分で情報収集し、考える事が何事も大事であると改めて思った。続きを読む

    投稿日:2016.01.20

  • E.Mogura

    E.Mogura

    少し前に、元女子プロレスラーのタレントが毎年がん検診を受けているのにガンになったという話題があったが、その普通のがん検診(人間ドック)に対する問題提起の書。

    普通にやってくれる検査の9割は間違いというか、ガンに対しては手遅れで(バリウムや超音波検査など)、残りの1割に入るものとして挙げられていたのは、血液検査とPSA(前立腺がん腫瘍マーカー)くらいだったか。

    それなら、PET検査の話でも書いてあるのかなぁ・・・と勝手な先入観がありましたが、
    「PET検査」はもう古い
    と、あっさり一蹴。

    ただ何が良いかは、「全身CT」,最新の「胃カメラ」「大腸カメラ」あたりなんだが、誰にやってもらうかが重要というあたりがポイントで、そうなると「牧田クリニックを予約して下さい」と言わんばかりで、普通の庶民にはどうかな?となってしまう。

    会社を退職してからというもの、半強制的に受けさせられていた健康診断がなくなり、今年からは、国民健康保険で自発的にやっていくことが必要になったが、本書を読んで、普通の検診にはほとんど意味が無いなぁ・・・と考えさせられるうちに、国民健康保険の特定健康診査サービスの受信期限(10/31)が終わってしまいました。

    (2015/10/15)
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    投稿日:2015.11.08

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